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谷間の百合

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悪代官 荻生田光一。

つくづく総理のタフさには驚嘆します。
5月の連休にはパレスチナとその周辺国を訪問し、下旬にはプーチン大統領との会談があります。
きのう聞いたところですが7月には「ジャポニカ2018」の開会式典に出席するためにパリに行くそうです。
この人、止まったら死んでしまうような時限装置を身体に埋め込まれているか、あるいはクスリの力を借りているのかと想像するほどそのタフさは人間離れしています。
そのお蔭?で総理が動く度に日本は破滅へのカウントダウンを縮めていくのです。

きょうの産経の荻生田幹事長代行のインタビュー記事を読んで私はひっくり返りました。
以下がその冒頭部分です。

「(前略)行政の仕事に信じられないような不祥事が続いています。
それも組織内の自己防衛のようなことが横行している。深刻な事態です。「どうしちゃったの、霞が関は?」という感じです。
今回だけの特別な事態なのか、それとも大変失礼だが、霞が関に昔からある仕事の仕様だったのか。後者ならば大変ですよ。
一部の評論家は、安倍政権が長期政権になったことが役人の不祥事を生み出したと言いますが、そうでしょうか。
今回のような問題はむしろ長期政権になり、内閣人事局で省庁幹部人事を一元管理するようになったことであぶり出されたのではないでしょうか。」



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もう絶句して言葉も出ません。
組織内の自己防衛?安倍総理個人の不祥事を隠蔽するために官僚たちは嘘をつかされてきたのに、、
これで完全に官僚を敵に回しましたね。
この屈辱、むかしなら切腹してます。
なんだかお家騒動の時代劇を見ているようです。
悪役を演じる俳優さんは役を離れるとみんないい人らしいのですが、この悪代官の顔をした男は正味も悪代官でした。
不祥事とは何か具体的に言ってほしい。
官邸が胸を張って不祥事だと言えるのは次官のセクハラくらいです。
かれはこんなことも言っています。

「安倍さんは、知り合いに便宜を図るような政治の仕方はしていない。ずっと傍らで見ていたのでよく知っています。」

笑わせてくれますね。
傍らで見ていたのではなく、自分も中にいた共犯者ではありませんか。
膿の一部ではありませんか。
友人や知り合いに便宜を図ったことがそもそもの問題の原点です。
そうでないと言うのなら、いろんなところから嘘を証明するメモがでてきているのに、なぜ柳瀬さん、藤原さんは本当のことが言えないのですか。
これ以上苦しめるのは止めなさい。
死者が出ない内に。

(きのうの記事の最後の「中古の武器」というのは「在庫の武器」の誤りでした。)


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# by michi-no-yuri | 2018-04-23 10:38 | Comments(0)

自分は嫌だったけど米側が是非というものだから妻を同伴したんだって。

訪米に総理が妻の昭恵さんを同行させた経緯を官邸関係者が次のように女性誌に洩らしていたそうです。
昭恵さんを同行させたら、そんなヒマがあるのなら記者会見をやれという声が高まるのは必至で、そのために総理はどうにかして連れて行かずに済む方法がないものかと悩み、米側に一人で行きたいと打診したら是非夫婦で来てほしいと言われて総理もガックリきていました、ということらしいです。
もうこんな嘘を関係者に言わせるのはやめなさい。
こんな小細工で国民を騙せると思うのはやめなさい。
その関係者は、独身を除けば首脳の訪問は夫婦同伴が基本だと言っていますが、訪問の目的によってはそうだというだけです。
夫婦同伴はどんどん少なくなっていて、イギリスの前キャメロン首相などたしか一度もなかったはずです。
この言い訳、小細工が逆効果になりました。
こちらが一人で行くと言っているのに、夫婦でどうぞというのがほんとなら社交辞令かそうでなければアメリカの悪意を感じます。
アメリカが窮地の総理夫婦に助け舟を出すでしょうか。
しかも、夫婦でと言われたらもう断れなくなるのですか。
夫婦でどうぞという言葉に昭恵を連れて来いというような強制的なニュアンスでもあったと言うのでしょうか。
もしそういうことで断れなかったのなら、まさに属領の扱いではありませんか。
ほんとうは「強気」なところを国民に見せつけて挑発したかったか、昭恵さんが行きたいと言うのを抑えられなかったかのどちらかだったのではないでしょうか。


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帰国した直後に出席した自民党地方議員の研修会での演説には凱旋気分のオーラがでていました。
自分に酔っているようでコワイなと思いました。
総理の外交やってるやってる詐欺にほんとうに多くの人が騙されています。
政治家が総理の外交を評価するのは、アメリカ、ロシアという大国の大統領とさしでフランクに話せるなんて、自分にはとうていできないという敗北感からなのかもしれません。
サイコパスだからできるということが分からないのでしょうか。
訪米の成果は0どころか分かっていたことですが大きくマイナスでした。
在庫の武器を買わされることになりました。
半島や東アジアに平和が訪れようとしているときに、中古の武器を買わされる日本ってほんとみじめ、、


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# by michi-no-yuri | 2018-04-22 10:45 | Comments(0)

続 セクハラ考 

惜しんでも余りある米山知事は潔く辞任してしまいました。
米山さんのことを思うと、なぜかわたしは悲しくなります。
女性に縁のなかった人が、何とか女性とお付き合いできないものかと思いあぐねてやっと見つけたのが「出会い系」だったのでしょう。
記者会見での米山さんは、どこまで正直なの、どこまで誠実なのと驚くほどの対応でした。
「自分は(相手の女性が)好きでした。」の一言が本当に悲しく胸に響きました。
米山さんに限らず、女性に縁のない男性はゴマンといるでしょう。
むかしならそういう男性(女性)を地域のコミュニティーは放ってはおかずに相手を見つけて救済していたのではないでしょうか。
社会からそういう風習や慣習がなくなって若者は見捨てられたも同然になりました。
こういうことからも少子化の根が深いことが分かります。
米山さんは最近までツイッターで橋下徹を批判していましたが、その橋下徹はコスプレ不倫が露見したときなんと言ったか。
これでもう娘に制服を着ろと言えなくなったと開き直ったのです。
わたしはその発言に心底驚き、こんなことを言う人間は世界に二人といないだろうと思ったものでした。


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セクハラの問題は本筋ではありません。
そんなことに時間をとらせてはいけません。
きのうは福島瑞穂さんなどが黒い服を着て「me too」のプラを掲げながら財務省に抗議に押し掛けていましたが、あまり見たくない光景でした。
辻元清美さんも「女を舐めているのかと思いました。」と言っていましたが、舐められていることを前提に言っているようで感心できませんでした。
幸い女性には母性があることになっています。
男はほんとうにいつまでも子ども(バカ)なんだからという母親の視線で男性を見るというのも一つの手ではないでしょうか。
セクハラを糾弾することで社会がよくなるとは到底思えないのです。
現実には、逆にミソジニー(女嫌い)ミサンドリー(男嫌い)が急激に増加しているのを感じます。
わたしはそれが悲しく且つ恐ろしいのです。
笑われるかもしれませんが、わたしはセクハラ問題も男女を敵対させるための、支配形態の一つである「分断して統治する」の一環だと思っています。
時代が変わったのだと言う人がますが、日本自らが変わったのではありません。
外国で興った思想や運動を有難く押し戴いているということです。
そして、わたしはそういう思想(セクハラ、禁煙)を胡散臭く思っているということです。

キュウリやナスはすこしでも形が悪いと規格外だということではねられます。
人間界もそうなってきたというか、とにかく規格外になって仲間外れになることを極端に恐れる社会になりました。
それがまた新たな差別の温床になります。


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# by michi-no-yuri | 2018-04-21 10:53 | Comments(0)

総理は自衛隊出動の機会を窺っている?

叩き易いし面白いから(みんな笑っている)マスコミはセクハラ次官を追いかけるのでしょうが、わたしはそれより暴言自衛官の方が気になる。
さきほどから思っていたのが、緊急事態法と自衛隊出動がセットになっているのではないかということです。
統合幕僚長が足繁く官邸を訪れていたのもそのことだったのではないかと。
デモが大規模になって警察の手に余るようになればその時を待って自衛隊出動だという段取りになっていたような気がするのです。
そして、総理はデモがもっと大きくなることを期待していたのだと思います。
もう一つの機会は大災害が起きたときです。
災害はいつ起きるか分かりませんが、わたしは総理が辞任するときまで災害よ起きるなと祈るような気持ちでいます。
総理大臣という地位が総理にとっての最終地点ではありません。
最終目的は統帥権者として最高指揮官になることです。


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セクハラ次官の件でわたしに事実誤認がありました。
アポイントをとっていたのではなく、次官から呼び出しの電話がかかってくるのだそうで、断れなかったのだろうなと思いました。
上に対して、嫌と言えない、断れない、拒否できないという心理が過労死やセクハラの原因になっているように思います。
これからは、嫌なことは嫌と言える教育を徹底させてほしい。
官僚たちがそうしてお気に入りの記者をバーなどに呼び出すというようなことが慣例になっていたのでしょうか。
また、1対1の取材を受けたのが十数回と書いたのはわたしの聞き間違いで、数回ということでした。
しかし、数回が、2.3回なのか5.6回だったのかで責任の所在と重さが違ってきます。
女性が精神的苦痛を訴えているのになお取材に当たらせたのは、次官が身体を触ったりそれ以上の行為に出るのを待っていたと受け取られかねません。
記者会見では反省の弁も述べていましたが、どこか自分たちも被害者なのだというオーラがでていて「ちがうだろう」と思いました。
コンパニオン派遣会社と変わらないようなことをしていたのですから。

米山知事のことなども含めて女性問題やセクハラでは、わたしは「なんじらのうち、罪なき者、まず石をなげうて」だと思っていたのですが、男性の方がよりセクハラに厳しいようで、世の中には罪の意識も必要のない真面目な人や、あるいは悔悟した人が少なからず存在することを知りました。


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# by michi-no-yuri | 2018-04-20 10:39 | Comments(4)

昭恵さんだけがご機嫌な様子でした。

トランプ大統領は憮然としてニコリともしませんでした。
米朝会談では拉致問題を取り上げると確約したそうですが、世界は何で日本は自分でやらないのかと不思議に思わないでしょうか。
日本はアメリカの属領ですと言っているようなものでわたしは恥ずかしくて消え入りたいような気分です。
昭恵さんはご機嫌でした。
昭恵案件とまで言われている最中、かの女は大統領夫妻とのディナーには何を着ていけばいいだろうとソワソワしていたのではないかと想像したものでした。
総理が妻を同行させたのも「強気でいく」というところを国民に見せつけたかったのだろうと思います。
国民の多くは総理にとっては「あのような人」なので挑発したくなるのです。

次官のセクハラの相手は自社の女性記者だとテレ朝が公表しました。
朝日新聞が反安倍の旗幟を鮮明にしたことで、それに追随したか便乗したのかもしれません。
たしか、1対1の取材が十数回あったと言っていたと思いますが、次官がどういう人間かは噂で知っていたはずなのに、それでも若い女性記者を十数回も取材に当たらせていた目的は何だったのでしょう。
女性は精神的なショックを受けていると言っていましたが、それを言えば言うほどテレ朝の責任になりませんか。


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「君子危うきに近寄らず」とは、君子だけではなくだれにでも当てはまることで、上司ならそういう危ういところに若い女性を近づけさせてはいけなかったのです。
また、虎穴に入らずんば虎児を得ずという諺もありますが、虎穴に若い女性を入れるようなことをテレ朝はしたということになります。
取材は当然アポイントをとっているのでしょうが、次官もまともに取材を受ける気もないくせに断らなかったのは、若い女性を酒の肴に遊びたかったと取られても仕方ありません。
その責任がイチバン重いということになりそうです。

最近、喫煙者を変人か犯罪者のような目で見る人が増えてきたように思います。
禁煙や女性からの申告、告発によるセクハラ撲滅で社会はよくなるのでしょうか。
それを社会の進歩と言えるのだろうかと思うことがあります。
(一方で、あろうことか基本的人権を憲法から削除しようと企む人々がいます。)
社会はどこに向かっているのでしょう。


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# by michi-no-yuri | 2018-04-19 10:28 | Comments(0)

自衛隊が国民に銃を向ける日が、、、

セクハラ次官のあとにいろいろなことが起きて、もう訪米した総理のことなんかどうでもいい。
取り上げる意味もない。
きのう、小西洋之議員が自衛隊員を名乗る男から「おまえは国民の敵だ」と繰り返し罵声を浴びせられたという事件がありました。
いままで声なき集団としか思っていなかった自衛隊からでてきたこの隊員が突然変異でも特異な人でもないとすると背筋が凍るようです。
総理は警察を意のままに動かすことに成功しました。
次は自衛隊をわが物にしたいと思ったとしても不思議はありません。
防大の卒業式では自分は「最高指揮官」だと繰り返し言い、「わが軍」とまで口走った人間が自衛隊を掌握したいという野心を持たない筈がありません。
総理の動静を知らせる新聞の「日録」をたまに見ると、よく河野統合幕僚長が官邸を訪れていることに気が付きます。
いま想像するのは、やはり、自衛隊を官邸の支配下に置き自分の命令一下でいつでも動かせるようにするための相談でもしていたのではないかということです。
事件を受けて幕僚長は、国民の代表である国会議員に対して暴言を吐くとはトンデモナイことだと言っていましたが、小ダヌキの言うことなどだれがまともに聞くものですか。


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2.26の青年将校を彷彿させると言う人もいますが、少なくともかれらは権力側ではなく権力に楯突いたのです。
部下の兵士から出身地の東北の貧困や娘の身売りなどを聞いて同情したことが決起の大きな要因になったと言われています。
しかし、この暴言自衛官は明らかに安倍総理の支持者です。
きのう、テレビからたまたま耳に入ってきたのが元金メダリストの荻原健司さんが、自分の周りには安倍総理を支持している人が多く、アベノミクスで景気も良くなったと言っていたことでした。
わたしなどが知らないところで、総理を支持する大きな輪があるのを感じます。
いつも目にし耳にするのは反安倍の言論や声がほとんどで、総理を支持する人たちの声と言えば、右翼ゴロのような人間の吐く妄言、暴言の類いだけです。
反安倍陣営がそういう人間を無視している間隙に、「日本会議(統一教会)」などが自衛隊に入り込んで熱心に隊員を勧誘、洗脳していたのかもしれません。
先日、みのもんたさんが、自衛隊の暴走、暴発が心配だ、怖い、怖いと言っていたのは、そういう事情をある程度知っていたからかもしれないなと思いました。


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# by michi-no-yuri | 2018-04-18 10:48 | Comments(9)

セクハラ考 (セクハラ今昔)

次官のセクハラ問題でわたしがもっとも不快で怒りを覚えるのは、女性記者が所属する新聞社なのです。
若い美人の記者を送り出すということが何を目的にしているかは明らかでしょう。
ほんとうに浅ましいことで、これこそがセクハラの原点であり温床ではありませんか。
(なかにはほんとうに色香に迷って秘密を洩らすような官僚もいないとも限りません。)
次官も当然それが分かっていて、この俺をなめているのかという思いがあったのではないでしょうか。
女性記者も自分の役回りを分かっていてそれを女性蔑視だと思わなかったとしたらおかしいのです。
背景があるのかどうか分かりませんが、女性はまともに相手にされなかったことで暴露に踏み切ったということだろうと思います。
女性記者も高学歴で知識もあったでしょうが、人生なにごとも経験です。
経験の浅いことを未熟と言うのです。
夜、そのような場所で取材するのではなく、望月衣塑子さんのように記者会見の場で堂々と追及して経験を積んでいってください。


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このごろ感じるのが、男と女の間の冷たい険悪な空気です。
息子らも口を開けば女の悪口です。
そこには女性への憧れも思いやりもありません。
ほんとうは憧れがあるのでしょうが、現実がそれを裏切るということなのでしょう。
セクハラを社会が糾弾することも一因で、それによってどんどん男女間の溝が深まっていくことを憂慮せずにはいられません。

父は子どもの前でも仲居さんのお尻を触るような人でした。
そのとき、わたしが父に不潔感を持っていたら、いまごろは「セクハラ許すまじ」となっていたのでしょうが、残念ながらそうはなりませんでした。
今ふと思ったのが、右とか左とか反天皇とか反日とかいうのは、元を辿ればこんな家庭内の他愛のないところに原因と動機があるのではないかということでした。

先日、テレビで亀井静香さん、山崎拓さんなどが、当時の政治は料亭で行われ、すべてがそこで決まっていたと言っていました。
(お二人が仲居さんのお尻を触っていたことは間違いありませんw)
わずか20年前のことです。
思えば、いいこともよくないことも含めていろんな文化が消滅していきました。
どれだけ時代が変わっていったかは、わたしのようなヒマ人だけが体感しているのかもしれません。


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# by michi-no-yuri | 2018-04-17 10:52 | Comments(0)

次官の更迭はザンネン!

これをしたらセクハラ、これを言ったらセクハラという明確な線引きがあるわけではなく、要は女性が申告したらセクハラになるということでしょうか。
今回の次官のセクハラですが、女性の国会議員や街頭インビューでも女性が口を極めて非難しているということは、それほど悪いということなのでしょうが、わたしにはピンときません。
わたしが女性問題や時代を知らないということなのかもしれませんが、判断が付きかねるというか分からないというのが正直なところです。

日刊ゲンダイの記事によると、かれを知る人が「普段から下ネタが多いのですが、小学生が「うんこ」「ちんこ」などと言って喜んでいるのと同じで害はない」と証言しています。
音声から受ける印象もその証言を裏付けていて、わたしはわが意を得た思いでおもわず笑ってしまいました。
よく悪ぶって故意にスラングを口にする人がいますが、それと同じ心理なのだと思います。
次官はああいうことを言って楽しいのです。
もちろん相手次第ですが、(手を縛るというのはどうかと思いますが)抱きしめたい、キスしたいと言われることはそんなに不快なことでしょうか。
(わたしが若ければキャ~ッとか言って喜んでいそうです。)


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おそらく、女性記者は自分が一人前の記者に扱ってもらえないことに傷付いていたのかもしれません。
わたしが意外だったのが、女性記者が夜お酒を飲むような店で次官に取材していることでした。
そんな席で真面目な話ができるものなのでしょうか。
次官はほんとうに言葉だけで、地位を利用して関係を迫るような人ではなかったと。
わたしが許せないのはパワハラによるセクハラです。
山口敬之の悪質さとは比べものにならないではありませんか。
女性も、余りセクハラだと騒ぎ立てずに笑っていなすくらいの余裕を持ってほしい。
そうでないと(もう十分そうなっていますが)ギスギスして潤いのない殺伐、荒涼とした世の中になります。
罪のない陽気なエロは必要なのです。
わたしはこういう秀才が堅いお役所のしかも事務方のトップにいたことが奇跡のように思えます。
得難いというか、棄て難いというかもう二度と現れないようなキャラクターではないでしょうか。
別の意味で柔かい人だった前川さんも霞が関から追い出されました。
お役人にとって柔軟な精神は障害でしかないのかもしれません。
世界的にタバコとセクハラがやり玉に挙がっていますが、そこにファシズムの芽を感じないまでも、息苦しいことに変わりありません。


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# by michi-no-yuri | 2018-04-16 10:29 | Comments(8)

ことの軽重が分からない人たち。

きのう、みのもんたさん司会のabemaテレビを視聴したのですが、みのさんが、森友や加計の公文書改ざんはそれほどの問題だろうか、それより、激動の東アジア問題への対処のほうが大事ではないかと言っていましたが、わたしは「ちがう!」と思いました。
公文書改ざんを、国民は自分の生活と関係はないとそれほど重要視していませんが、たとえば、戸籍や土地の登記簿や年金の台帳が改ざんされていたとしたらどうでしょう。
公文書の存在は、妻に先立たれて初めて妻の有難味や存在の大きさを認識するのと同じで、普段は空気のような存在なので何も感じません。
しかし、公文書が嘘だったら国家は成り立ちません。
国家が根元から崩壊します。

しかし、問題はみのさんがまだ総理に外交をしてもらいたいと思っていることです。
国家を私物化しモラルを破壊した人間にまだ外交を託そうと思っていることです。
国によっては死刑か終身刑になっているような人間ではありませんか。
あんな人が外交するくらいなら何もしない方がいいのです。
というか、しばらく静観するのがベストではないでしょうか。
結局、みのさんも「外交の安倍」という印象操作に目を曇らされている一人なのです。


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もう一点は、みのさんが日報問題から感じる自衛隊が独断専行するのではないか、ある日突然国会議事堂を戦車が取り巻くようなことになるのではないかと心配していることです。
しかし、アメリカと米軍を無視してそんなことが可能でしょうか。
考えられる可能性としては、アメリカが自衛隊を使嗾してクーデターを起こすことくらいです。
みのさんは安倍政権と軍事政権を相反するものだと思っているようです。
軍人がもっとも戦争をしたくないと思っているということをよく聞きます。
それはそうでしょう。
実際戦争するのは自分たちなのですから。
だから、わたしは戦争をしたい安倍政権より、どこまでも戦争に慎重な軍事政権の方がまだましだと思っているのです。
戦争を知らない人間がもっとも危険です。

きょう、佐藤優さんが産経の「世界裏舞台」というコラムの中で、
有力政治家が「俺は聞いていない」と言うと、官僚は震え上がるのだと書いています。
この「俺は聞いていない」が総理の「自分と妻が関わっていたら、、」に相当するのではないでしょうか。
あの一言に官僚は震えあがったというかパニックになったということではないでしょうか。


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# by michi-no-yuri | 2018-04-15 11:03 | Comments(2)

日報「ありました」で済む話ではありません。

イラクの日報、今回出てきたのは435日分、1400ページに及ぶものだそうです。
驚くべきことです。
しかも、まだ出てくるだろうと。
その中に「戦闘」という言葉が複数回記載されていたということで、今後論議を呼ぶことになるだろうと言われています。
小泉元総理は、自衛隊の活動は非戦闘地域に限ると明言していたからですが、そのとき同時に、どこが戦闘地域か非戦闘地域かわたしに訊かれてもわたしに分かるはずがないではないかと笑いながら答えたのです。
分からなければ、入念な下調べをするべきなのです。
こんなふざけた人間によって自衛隊のイラク派遣が決まったのです。
それまでは、アメリカからの恫喝にも似た要請に対して、海部総理は9条を盾に抵抗し拒否してきていたのですが、小泉総理になってその一線はあっさり乗り越えられました。

防衛省が存在しないと言っていた日報はどこからでてきたのか、その間の事情が一切説明されません。
「ありました」で済む話でないのです。
なぜ、防衛省は存在しないと言っていたのでしょうか。


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シビリアン.コントロールは大丈夫かと言う声がありますが、大丈夫なわけないではありませんか。
真珠湾攻撃、特攻隊カッコよかったとそれくらいしか頭にない人間が最高指揮官なのですよ。
自衛隊は、国のため自分のために死を覚悟しているのを当然だと思っているような人間が最高指揮官なのですよ。
しかし、それ以前に、シビリアン.コントロールは無意味なのです。
なぜなら、アメリカン.コントロールだからです。
(それにしても、河野統合幕僚長はよく官邸を訪れますね。)

イラク.アフガンに派遣された隊員のうち、帰還後に56人の隊員が自殺しました。
ひげの隊長で現外務副大臣の佐藤正久は自殺は個人的な理由によるものだと言いましたが、人のいのちを十把一からげに扱うなと怒りを覚えます。
この人には、人のいのちや人生への想像力がかけらもありません。
ミニ牟田口のような人間だと思います。
日報に、「戦闘」という言葉があったということで、戦死ないしは負傷(重傷)した隊員がいたことを自ずと想像させます。
家族や隊員の口止めなど朝飯前でしょう。


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# by michi-no-yuri | 2018-04-14 10:34 | Comments(2)

「強気」という悪の力。

きのう総理は麻生派のパーティに出席していまの混乱を招いていることを陳謝した後、膿を出しきらなければならないと言いました。
自分が辞めることが膿を出すことだということが分からない筈はなく、あくまで強気で行くということでしょうか。
総理は佐川さんに「強気で行け」と書いたメモを渡したそうですが、そうなのです、強気こそが悪党の最大の武器なのです。
それから連想したのが、浮気の現場(行為の最中)に踏みこまれても強気で否定すれば通ってしまうという都市伝説?です。
その強気の原動力こそが無恥であり悪の力なのだと思います。
(決して、強気そのものを否定するものではありません。)

国会が今冶市の備忘録のことで紛糾したあと、なぜかマスコミはこぞって小泉進次郎さんにコメントを求めました。
マスコミが同じ行動をとるということは司令塔が存在するということです。
ジャパン.ハンドラ―(戦争屋)は力を失ったとか日本から追い出されたとか言う人がいますが、それにしてはCSISのマイケル.グリーン子飼いの小泉進次郎さんが健在であることの理由が分かりません。


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「水瓶座時代」のマドモアゼル愛さまが、次の総理候補に石破さんと並べて無造作に小泉進次郎さんの名まえを出しておられるのはどうかと思いました。
本人がイチバン自分の未熟さ、頭の悪さを知っているのですから、周りはそっとしておいてあげるのが本人のため、それに何より日本のためです。
また、安倍政権がなぜこんなことになったのかは、世界の流れを読み間違えたのだと分析しておられるのもどうかと思いました。
そんな上等なものでしょうか。
極端且つ簡潔に言えば、朝日が憎いからやっつけたいということだけだったのだと思います。
(国会が荒れた日の晩の会食には和田正宗さんと渡邊美喜さんが誘われたそうですが、総理には自分と同じクズ人間といることが癒しになるのでしょう。)
それと、周囲や支持者に中国憎しの人間がたくさんいることから、そういう人たちを宥め引き付けておくための戦争やるやる詐欺もやらざるを得ません。
きょうの新聞に、海上保安庁が尖閣警備と航空体制の強化をすることが出ています。
困ったときの「尖閣」なのです。
さすがにもう北朝鮮の脅威も言えなくなって、結局「尖閣」になるのです。


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# by michi-no-yuri | 2018-04-13 10:56 | Comments(4)

総理のついた一つの嘘がたくさんの嘘を必要としました。

もうこれで総理も逃げ切れないだろうと思っていても、その度に恥も外聞もあらばこそ自分一人が助かるために人々が信じる常識や倫理を侮辱してまで逃げ切りを計るのです。
きのうは嘘つきだと言われて、ならばその証拠を出せとすごんでいましたが、普通の人なら嘘をつくのは苦痛なのですが、総理は嘘をつくのが常態なのでこれが嘘だと指摘するのは至難です。
しかし、最後はオオカミ少年の寓話が示すように石もて追われることになるのは必定でしょう。
なぜ総理は自分の権力に全幅の信頼がおけるのでしょう。
いつも不安で疑心暗鬼なのが独裁者の属性ですが、総理にあまりそれが感じられないのはそれだけハダカの王さま度が高いからかもしれません。
これだけあちこちからなかったとされていた文書が出てくるということがどういうことか総理には分からないのでしょうか。
最高権力者の自分を裏切るような人間はいないとでも思っているのでしょうか。


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今冶市の職員が書いた備忘録が公開され、県知事もそれが事実であると証言しました。
総理が何と言おうと、市職員があのような文書を創作する理由はないのです。
わたしは録音されているのではないかと思っているのですが、走り書き程度のメモがあのような文書になるとは思えないのです。
首相案件だということがクローズアップされていますが、言われなくてもそうだと分かるではありませんか。
官邸で首相秘書官が合うということはそういうことでしょう。
文書に自分の名が出ていたということで、下村元文科大臣が慌ててマスコミの前にでてきて釈明していましたが、総理と同じでどこまでも卑劣な人間です。
市職員が官邸で下村さんから激励の言葉を掛けられたと言っていることも嘘ですか。
(道徳教育の推進者がこんな嘘つきでいいのでしょうか。)
総理は前川さんを始め自分から直接指示を受けた人間は一人もいないということを自分を守る最後の盾にしているようですが、柳瀬さんや和泉さんはぜったいに自分を裏切らないという確信でもあるのでしょうか。
思えば、自分と妻が関わっていたら、、、という国会答弁と、加計問題を知ったのは年前の1月20日だという総理の嘘によって、どれだけたくさんの嘘が必要になったことでしょう。
その嘘に耐えられない人が自殺?しました。
ほんとうに罪深い夫婦です。
こんな人間は世界の歴史の中でも例がないのではないでしょうか。


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# by michi-no-yuri | 2018-04-12 10:05 | Comments(0)

妻のウップン。

先日、菅野完さんのツイッターで見て以来、ず~っと気になっていたのが下のツイートです。

シドロモドロ工作所‏ @shidokou · 4月8日
猫に蛸が完成したので妻に見せた。
鼻で笑いながら「アンタの歳で板垣退助はもう刺されてんやで。」と言われた。

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菅野さんも笑っていましたが、わたしも笑いました。
思い出しては笑っていました。
しかし、そのうち笑えなくなりました。
これは、夫婦の間では、かなり深刻な問題だということに気がついたからです。
ということは、多少なりとも自分にも身に覚えがあるということですw
(世の女性の中にも分かる人は多いのではないでしょうか。)

(ハトの車掌さんの作品を見せたときは、溜息まじりに「アンタの歳で大塩平八郎はもう乱をおこしてんやで」と妻は言ったと。)

妻にはウップンが溜まっているのです。
ほんとうは、このお国の大事に「アンタら男は何をしてんのや!」と言いたいのだと思います。
しかし、男だって大変なことは分かっているのです。
男だって女と同様かそれ以上に無力な存在だということも分かっているのです。
だからよけいウップンが溜まるのです。
社会へのウップン、男たちへのウップンを、代わって一身に浴びている夫は気の毒に思いますが、まあ夫婦なのですから我慢してくださいとしか言えません。
実際は深刻な問題を中和させているのが夫の創作による可笑しくもかわいい作品の数々です。
いまのところ、夫がそういう作品を作れば作るほど妻のウップンも深刻さを増していくのでしょうが、しかし、そのうち妻は覚めます。
そして、夫の作る作品をこころから愛おしく思える日が訪れるのではないでしょうか。








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# by michi-no-yuri | 2018-04-11 09:36 | Comments(0)

人と羊の違い。

ネットのニュースで、フランスの国鉄が3ヵ月に亘る大規模なストに突入したことを知りました。
5日ごとに2日間のストを3ヵ月続行するのだそうです。
組合は終身雇用や早期退職の権利をはく奪する改革案に反対し、さらに民営化への不安を募らせているようです。
国鉄のストに呼応するように、他の業種の組合も続々ストを決行するようです。
みんな改革に不満、不安を持っているのです。
わたしは遠い日本からエールを送りたい。
ここで引き下がったら日本のようになると言ってあげたい。
颯爽と登場したマクロン大統領ですが、「改革」を掲げることで小泉元総理と同じ主人の指示を受けていることが分かります。
主人は日本で成功したことで味をしめているのでしょう。
「改革」によって日本は終身雇用制が破壊され非正規労働者が社会の趨勢を占めるようになったのです。
民営化は大阪の地下鉄をもって最後にしてほしい。


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日本では、電鉄のストを最後にニュースで知ってからでも20年は経っているのではないでしょうか。
そして、その20年間で労組や日教組が急激に力を失いました。
自然消滅なのか、あるいはなんらかの外部の力が働いた結果なのかわたしには知りようがありません。
ほんとうなら、「子どもを戦場に送るな」というメッセージが発せられて当然だったときにも、どこからも寂として声がありませんでした。
それどころか現場では、粛々と戦前の教育体制の復活が進められていたのです。
「子どもを戦場に送るな」なんてスローガンは、もはや恥ずかしくて言えないような空気になっていたのです。

労組はもう潰滅したのですか。
同僚、仲間が一人づつ過労で死んでいくのを見ても、もう何もできないのですか。
こういう表現をするのは過労死した人に対して実に忍びないことなのですが、わたしは過労死のニュースを聞くたびに、一匹ずつ屠殺場に引き出されていく羊を想像してしまうのです。
仲間の羊はそれを阻止したり助けたりすることはできません。
抗議もできません。
しかし、人間ならできるのではありませんか。
それが人間と羊の違いではありませんか。

なぜ政治が語られなくなったのかを考えているうちに、労組や日教組が発言力を失ったことが作用しているのではないかと思いました。
(ちなみに、わたしは日教組が嫌いでした)


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# by michi-no-yuri | 2018-04-10 10:49 | Comments(0)

天皇に弓を引くということ。

菅野完さんと福島伸亨さんの対談「安倍夫妻によって国家はどこまで壊されるのか」のなかに次のような箇所があります。

福島 そうです。本当に厳格に管理されている。それは決裁文書が行政の命であって、国家そのものだからです。決裁文書の重なりが国家の歴史であるわけですから、それを改ざんするなどあり得ない話です。昔は天皇陛下の官吏でしたから、その時代からしたら天皇陛下に対して弓を引いたことになる。これは切腹では済まされないことですよ。」

菅野 局長というと、昔の勅任官ですからね。勅任官のハンコを改ざんするということは、天皇陛下に対して弓を引くのとまったく同じことです。決裁文書の重なりが国家の歴史とすると、今回の事件は、国家そのものを改ざんしたという話になりますよね。」


お二人は「天皇に弓を引く」という表現でことの重大性を訴えているのだと思いますが、国民はともかく安倍総理の周りの人間には通じないことです。
「弓を引く」という行為は、天皇の権威を認めていることが前提なのですが、かれらには天皇の権威がわからないということ以上にそれを認めていません。


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天皇誕生日の祝宴の席だったのでしょうか、天皇を真ん中に両脇に総理と副総理が並んでいました。
わたしが驚いたのは天皇との距離でした。
職員があんなに椅子をくっつけるように配置するとは考えられないので、総理自らが椅子を近づけたのだと思うしかありません。
そして、総理はまるで近所の年寄りにでも話しかけるように、天皇の顔を覗き込むようにして話していたのです。
総理は天皇と親しいというか同格であるところを国民に見せようとしたのでしょうか。
わたしはこのような不敬は歴史にも例のないことだと思いました。
真の権威に対する敬意がないというか権威が分からないのです。

公文書改竄問題も大事なことだけど、、、という言い方をしてもっとそれ以外にも大事なことがあることを匂わせて国民の目を逸らそうと躍起になっている人々がいます。
公文書改竄は、菅野さんが言うように「天皇に弓を引く」こと、即ち国家そのものの改竄なのです。
どこから湧いてくるのか次々湧いてくるデマ。
たとえ、公文書に当たっても、読解力のない人間や、自分の思想信条に目を曇らされている人間によって、いままでどれだけ多くの歴史が歪められてきたことでしょうか。
歴史の真実は個人の想像力の中にしかないとは思いたくない。


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# by michi-no-yuri | 2018-04-09 11:22 | Comments(2)

七日 その二  「ル.モンド」特派員のインタビュー記事から。


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─国会では先日、衆参両院の予算委員会で佐川宣寿(のぶひさ)前財務省理財局長が証人喚問を受けましたが、「公文書改ざん」はメスメールさんにとっても驚きでしたか?

メスメール 正直に言うと、あまり驚いてはいません。むしろ「改ざんの事実が明らかになったこと」に驚いたと言ったほうがいいかもしれません。朝日新聞の報道によって大きく動き出したわけですが、私はこの問題に関してこれまで自分が見聞きしてきたことのすべてが「日本の民主主義というシステムが、あらゆるレベルで深刻な病に侵されている」ことを示しているように思えてなりません。

─あらゆるレベルで、とは?

メスメール 政府も官僚も国会も司法もメディアも、そして国民もです。まず、政府と官僚ですが、森友問題は安倍首相率いる政府と、財務省という行政機関、官僚組織の非常に歪(いびつ)な関係に端を発した問題です。その過程で財務省が公文書改ざんという、常識では考えられない行為に出たことが明らかになった。

近代的な民主主義国家において、公文書の信頼性とは「行政の信頼性」を根元から支える文字通りの「根幹」であって、それを省庁が組織的に改ざんするなどあり得ない。それは行政の信頼そのものを損なうことを意味するからです。

第二に国会です。財務省が改ざんした虚偽の文書によって国会が欺(あざむ)かれたにもかかわらず、国会はこの問題を徹底的に追及することができていません。自民・公明の与党はもちろんのこと、野党ももっと厳しく、もっとしつこく、政府や財務省の責任を追及すべきです。

第三に司法ですが、一連の出来事に対して「司法の独立性」を示せていないように思います。昨年7月に補助金詐欺容疑で逮捕された籠池夫妻は、国有地売却問題では起訴すらされないまま9ヵ月も拘留され、息子さんですら面会が制限されているという異常な状況が続いていますが、これはどう正当化できるのか? まるで政府にとって不利な証言をしかねない人物を司法が「人質」に取っているような印象です。

そもそも、改ざんの事実が明らかになり、それを財務省も認めているにもかかわらず、佐川氏も含めて、それに関わった可能性のある人たちが未だに自由な身のままでいるのは信じ難いことです。

─検察は現在、任意で捜査を進めているようですが…。

メスメール 民主主義、官僚制の根幹を揺るがす大事件が起きているのに、不正行為を働いた人たちが未だに「野放し」であるのはおかしいでしょう? この状況では証拠隠滅の恐れもあるし、他の関係者と口裏を合わせることもできる。財務省内ではこの問題に関連して自殺者まで出ているのですから、証人の身柄の保護という意味でも、検察が強制権のある形で捜査を進めるべきだと思います。

さらに言うと、「第4の権力」とも言うべきメディアもこの問題を徹底的に追及できていない。もちろん、改ざんを最初に報じた朝日や毎日、東京新聞などはかなり熱心に報じていますが、そうでない新聞も少なくない。TVももっと多くの機会でこの問題を取り上げ、ディベート番組なども流すべきだと思うのですが、現実はそうなっていません。

そして、最後に国民です。この問題についてもっと大きな声で怒りや疑念を訴えるべきなのに、デモに集まるのはせいぜい数千人規模でしかない。これがお隣の韓国なら、全国で百万人近い国民が怒りの声を上げてもおかしくないと思います。これほど酷い問題が起きても、日本人には権力に対して自ら異を唱え、それを目に見える行動で示すことを「良しとしない」雰囲気があるように感じます。

民主主義の基本はひとりひとりの国民が「主権者」としての自覚を持ち、自分たちの声を政治に反映させることに他なりません。ところが、日本は政治に無関心な人が多いし、関心があっても自分の意見を積極的に発信しようとしない人が多い。若い人たちに「民主主義の危機だ」と言っても「よくわからない」と答える人が多いし、高齢化で日本社会全体が保守的になっているようにも感じます。

政府も官僚も国会も司法もメディアも国民も、日本の民主主義を構成するすべての人たちが表面上はそれぞれの役割を果たしているように見えて、実際には「民主主義というお芝居」を演じているだけなのではないか?という皮肉すら言いたくなってきます。

それは森友問題に限ったことではなく、加計学園問題、前川喜平元文科次官の講演に文科省が介入した問題、そして南スーダン派遣に続いてイラク派遣でも「なかったものが出てきた」自衛隊の日報問題などについても共通しているように思えます。

─日本の民主主義が危機に陥っているのは、国民にも理由がある…と。ところで、佐川氏の証人喚問を見た印象は?

メスメール まず感じたのが、彼が国会に対して敬意を欠いているという点です。財務省理財局という、かつて自分が責任者を務めていた組織が公文書の改ざんという絶対にあってはならない行為を組織的に行ない、改ざんされた文書で「国民の代表」である国会を欺いた。その事実を認め、自分がその責任者であることをハッキリ認めているにもかかわらず、佐川氏からは国会への敬意が全く感じられませんでした。これは大変に酷い、許しがたいことだと思います。

証人喚問で佐川氏は、安倍首相や昭恵夫人、財務大臣らの「指示」を明確に否定しました。それはおそらく事実なのだと思いますが、表面上の事実であっても「真実」ではないと思います。常識的に考えて、公文書改ざんのような行為を首相や財務大臣という要職にある人物が具体的・直接的に指示することなどあり得ないからです。

では、それを間接的に示唆する何かがあったのか? あるいは、いわゆる「忖度(そんたく)」で財務省の官僚が政権の意向を感じ取って公文書改ざんにまで手を出してしまう両者の関係性が存在したのか?というのが「真実」に関わる部分であるはずです。

この一件を見て私が思い出したのは、17年前の2001年にあった、NHKのドキュメンタリー番組「ETV2001」の内容に自民党が干渉したとされる問題でした。従軍慰安婦の問題など「日本の戦時性暴力」を扱ったドキュメンタリー番組がなぜか放映前に自民党の政治家にチェックされ、当時の官房副長官だった安倍氏がNHKの役員を呼び出して「事情を聴いた」後、局上層部の指示で番組内容が大幅に再編集されたと言われている事件です。

この時も安倍氏は編集のやり直しを「指示」したわけではなく、その内容に「疑問」を示しただけなので、いわゆる検閲にはあたらないと主張していたのですが、現実には政府の意向を忖度してNHKの上層部が番組内容の変更を指示してしまったわけでしょう。おそらく今回の財務省による公文書改ざんでも、それと同じようなことが起きているのではないかと思いますが、仮に具体的・直接的な指示がなかったとしても、今述べたような「真実」があるのだとしたら、それは民主主義にとって重大なダメージを与えることになります。

一連の出来事が示すのは、「日本の民主主義の深刻な病」そのものです。これと同じことがフランスで起きれば、間違いなく政府は吹っ飛んでしまいますし、当事者は確実に処罰されることでしょう。そして、国民は権力に向けてもっと大きな怒りの声を上げるはずです。

日本の民主主義が本当に危機的な状況にあるということを、多くの日本人は気づいていない。私にはそう思えてなりません。


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# by michi-no-yuri | 2018-04-07 11:13 | Comments(4)

七日 その一  日本は「忖度」ばかりで「敬意」のない社会になりました。

「徽宗皇帝のブログ」に載っている「ル.モンド」の特派員の森友の改竄問題や佐川証言についてのインタビュー記事を、きょうの記事「その二」として転載しますが、これだけ外国から奇異な目で見られている日本がわたしはただただ恥ずかしい。
きょうの「産経抄」が、日報が一年以上隠されていた件で、自衛隊大幹部が「自衛官としての勘」と断ったうえで「恥ずかしいほど根は浅い話なのではないか」と言ったことを紹介しています。
「根が浅い」とはどういう意味なのでしょう。
大した問題ではないということでしょうか。
もし、意図して隠していたものではないということを強調しているのなら、それこそその組織の緩みや杜撰な体質が大問題です。
迎撃ミサイルやオスプレイなどの従米案件にばかり目が行って日報という大事な記録が疎かにされているのだとしたら大変なことです。
こういうところにも、戦争といえば真珠湾と特攻しかないような総理の意識が投影されているように思えてなりません。

このインタビューで、とくにわたしの目をひいたのが、佐川さんに国会に対する「敬意」が感じられないと言っている個所でした。

「佐川氏からは、国会への敬意が全く感じられませんでした。これは大変酷い、許しがたいことだと思います。」


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忖度ばかりで敬意の無い社会を作ったのが総理です。
敬意は、総理が壊したものの中でもっとも大切なものでした。
いま社会のなかに、わたしがもっとも大切に思う美徳である真に価値ある権威への敬意を探すのは至難です。
国権の最高機関である国会も今ほどないがしろにされていることはありません。
尊ぶべきもの、大切にすべきものが分からなくなってしまったのです。

与党の幹部が佐川喚問でなぜ幕引きできると思うのかわたしは不思議でなりません。
むしろ、もっと世論が盛り上がりマスコミが追及しなければならないときなのに、テレビは土俵やたけし軍団の話ばかりです。
内輪揉めの話は内輪で解決してください。
外国から見れば、それこそ「不思議の国日本」で理解不能でしょう。
改竄も悪いが、これでまた国会が空転して審議が滞るようなことになってもいいのかという意見がありますが、総理が辞任すればいいだけの話です。
また、ここで一度国会を閉じて、国会への敬意について考えて見るのもいいのではありませんか。
外交日程も詰まっているそうですが、あの総理にまだ外交をさせるつもりですか!!


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# by michi-no-yuri | 2018-04-07 11:03 | Comments(0)

東大生が安倍総理を支持する理由。

森友、加計問題の後も東大生の安倍支持には余り変化がないということです。
総理の出身校「成蹊大学」の後輩たちが、恥かしい先輩だと総理を糾弾していましたが、日ごろ下に見るというか視界にも入っていないような大学の学生が恥じている人間を東大生は評価し支持しているのです。
成蹊の人間に総理の偉さは分からないとでも思うのでしょうか。
わたしは、そういうところに東大生の歪んだエリート意識を感じないではいられません。
シニシズムならまだ上等で、つまりは幼稚なのです。
東大生から感じるのは、自民党支持=安倍支持で、代々良くも悪くも自民党支持という家庭環境があるのではないかということです。
そういう家庭環境で、親の言うことに従っていれば間違いないし楽だし反抗するのはダサいという意識が育っていくのではないでしょうか。
政治を語るのはダサいという原点がそんなところにもあるように思えるのです。
「もうちょっとうまく世渡りしろよな」というコマーシャルがありますが、東大に入るための勉強以外のことにエネルギーを費やすのは世渡りが下手な人間のすることなのかもしれませんね。

吉野山 
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東大生が支持する理由に、政治は結果であり、総理は結果を残したというのがあるのですが、結果とは何を指しているのでしょう。
安保法案? 共謀罪?
安保法案が成立して、今後自衛隊はアメリカの政策次第で海外へ出て行って戦うことになるのですが、戦地に行くのは自衛隊員であり、死ぬのも自衛隊員で自分とは関係ないとでも思うのでしょうか。
それは同じ国民、同じ若者としてあまりにも悲しいことではありませんか。
「ノブレス.オブリージュ」という言葉は聞いたことがないのでしょうか。
意訳すれば、社会的地位には責任が伴うという意味です。
こういう考えもダサいことなのでしょうね。
また、消極的支持では、安倍総理の代わりがいないというのがありますが、菅野完さんではありませんが、総理でなければチンパンジーの方がよほどましです。
さらに、モリカケ以外にも大事なことがたくさんあるではないかという意見には、いま、総理を辞めさせること以外に大事なことなどありません。
なかに、人柄の良さがにじみ出ているという意見があってひっくり返りました。
無駄に頭がいいのも困ったものです。


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# by michi-no-yuri | 2018-04-06 10:46 | Comments(0)

「産経」でしか通用しない言論人。

森友、加計は朝日による戦後最大の報道犯罪だとする著書を書いた安倍ヨイショ言論人の小川栄太郎さんが、4日の「正論」で、安定していた安倍政権が一部メディア発の倒閣運動で苦戦を強いられていると書いています。
森友、加計は倒閣運動のために捏造されたと言わんばかりです。
しかし、ここで倒閣運動が起きなければ日本は終わりです。
世界のもの笑いになるだけでなく、日本が終わるのです。
記事では、戦後の土下座外交、対米従属に比べて日米和親条約締結時の日本の対応を褒めていますが、戦後の対米従属が今に続いていることは知らんぷりですか。
安倍政権は祖父が敷いた対米従属路線から脱却したとでも?
(おりしもきのう、横田基地にオスプレイが到着しましたが。)
ウイキを見ると、「主題」というところに、小林秀雄と安倍晋三が並んで紹介されていて恥ずかしくなりました。
近くで見ると安倍総理も偉く見えるのでしょうか。

きょうもきょうとて名物記者の阿比留瑠比さんが「リベラルが作る息苦しい社会」というタイトルで、リベラルが自由とは真逆の全体主義で息苦しい社会を作っているのだと書いています。
加計学園の入学式にも列席していたケント.ギルバートがアメリカにその先例があると言っているそうですが、レイシストの工作員の言うことなんか阿比留瑠偉以外の誰が信じますか。


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産経の読者サービス室には、昭恵さんの証人喚問に疑義を唱える声として、憶測で裁判にかけられるようになったら自由にものが言えなくなるとか、知らぬ間に容疑者にされる恐怖が社会に疑心暗鬼を生むようになるというようなメールや電話があるそうです。
ある芸人も魔女裁判のようだと言ったそうですが、何を言っているのですか。
それもこれも昭恵さんが撒いたタネではありませんか。
かの女は総理夫人という立場の自分をいくらでも利用してくださいと言っただけではなく、自らも積極的に総理夫人として活動したのです。
自分の言ったことから逃げてはいけません。
籠池さんは証人喚問だけでなく、日本記者クラブでも会見を開いています。
わたしは、昭恵さんも証人喚問ではなくても、記者会見くらいはすべきだと思います。
きのう、NHKが、近畿財務局がゴミがあったことにしようと口裏合わせを持ちかけていたという事実を報じました。
悪事や隠し事は必ず綻びが出るということです。


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# by michi-no-yuri | 2018-04-05 11:06 | Comments(1)

四日 その二  拉致被害者家族会の実態。 コメントより。

Commented by 山桜 at 2018-04-03 12:30 x

拉致被害者家族会は、「わかって」やっているのですよ。
拉致問題に長年関わってきて、
内側から運動を見てきて、今はそう確信しています。

救う会副会長の島田洋一氏のTwitterを一度
ご覧になると判ります。
彼らは、「安倍政権」と一蓮托生、利害一致しているのです。
拉致問題は解決できない16年の内に、
一大産業と化しています。
出版・演劇・歌・講演他、絡んでいる利権は半端なものではありません。
「普通のおじさん・おばさん」が拉致被害者家族様として
聖域に崇め奉られ、勘違いしているのです。
認定被害者家族会の身内が亡くなれば、
大臣から電報・花輪等が送られます。
特定失踪者家族の場合はそのようなことはありません。
だれが、そのような「特権」を手放しますか。
「権力」の側にいることに快感を覚えない、
魅力を感じない人ならできるのでしょうが、
そういう人ばかりではないようです。

だから、家族会が「一緒に怒ってください」と言っても
誰に怒るのか?と思う人は多いでしょう。
北朝鮮憎悪増幅装置と化した家族会に
共観する人が減るのは当然でしょう。
何もしない政府に対して「怒ってくださ」ならわかりますが、
決してそうは言いません。仲間だからです。
だから、彼らは「全員一括帰国以外認めない」というとてつもなく
高いハードルを言いづつけるのです。
解決しては困るから。
政府と一緒になって、「拉致」を利用しているようなものです。


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Commented by 山桜 at 2018-04-03 12:54 x

連投すみません。

救う会については言えば、彼らの多くは
日本会議系の運動にも関わっており、
拉致問題を利用して、憲法改正=戦争のできる国に
したい人達ばかりです。
更に言えば、家族の中の関西の某被害者のお父さんは
強烈な安倍総理シンパであり、憲法改正を言い続けています。
国民大集会でもある年は、
「拉致の話し?そんなのはどうでもいい。
私は憲法改正の話しがしたいのだ。」と発言しています。
横田滋さんだけは、お元気な時に
「朝鮮半島で戦争が起これば、被害者は真っ先に殺される。
だから戦争だけはしてはいけない。」と言い続けていました。
それが、現在は表に出てこられないようになり、
代わりに息子さんが発言をしています。
息子さんは滋さんとは反対で、かなり過激なことを言われます。
政権に重用されているという話しも聞いています。
勘違いの人なのでしょうね。

政府が「具体的な救出活動」と言っているものに、
「アニメ めぐみ」を学校の授業で取り上げ、
感想文コンクールをし、若年層へ啓発をする、
というものがあります。
これのどこが具体的救出活動になるのかは
判りませんが、自画自賛しているという点で
政府のやる気の無さが判ろうと言うものです。
また、ある方向へ若年層を誘導しようとしているのでは?
という意図すら感じます。

これらを救う会、家族会が判らないでやっているのではなく、
彼らも知っていてやっているということです。

「拉致被害者は生きている」「生きているから救出しなければならない」
拉致被害者は物理的に人が生きられる時間を超えないうちは死なないのです。
シュレディンガーの猫状態なのです。
その期間、ずっと利権であり続けることができるのですから。

トランプに頼むという方向違いも、
安倍総理とトランプとの親密をアピールしたのでしょうが、
自国の問題を外国に頼むという点で、
「アイコクホシュ」なら恥知らずと
怒らなければならないところでしょうがそうではないですよね。
2006年には当時のブッシュJr.大統領にも面会しています。
毎年GWにはアメリカ詣でをします。
誰のお金で?善意の寄付金でしょうか。
もうそろそろ終わりにしたいですね。


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# by michi-no-yuri | 2018-04-04 11:23 | Comments(2)