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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

2019年 07月 11日 ( 1 )

山本太郎さんの直訴事件から思うこと。

山本太郎さんが園遊会で天皇に手渡した手紙を天皇が目にすることはなかったことを「ネットゲリラ」で知りました。
宮内庁次長がその後の定例記者会見で「園遊会は各界で活躍された方を招いてご苦労をねぎらう場所。常識的に判断されるべき問題」だとして天皇には届けず今後も届けることはないと言ったそうです。
天皇も見たいとも見せなさいとも言わなかったということですが、直訴で有名な田中正造の書状もそのときは天皇には渡らず、その後どういう経路を辿ったかは分かりませんが、今は資料館に展示されているということです。
その資料館を「山本太郎事件の後、わざわざ天皇が訪問して見ています。それが天皇陛下の回答です。」
とネットゲリラさんが書いていますが、それが天皇の答えだと喝破するネットゲリラさんはさすがだと思いますが、こういう人がもしかしたら忠臣というのかもしれません。
この伝で行くとさしずめ太郎さんは大忠臣です。
天皇は太郎さんの熱きこころにこういう形で報いたのです。
宮内省は天皇と国民の間を遮断するのが役目だと思っているのかもしれません。
宮内庁には君側の奸しかいないようです。
昭和天皇のときは侍従の口を通して天皇の生の姿を垣間見ることができましたが、いまはまったくそれがありません。

ふと思い出したのが、2.26のとき、獄舎で書かれた大量の記録や遺書は、青年将校に同情を寄せる看守が危険を冒して外へ持ち出したものだったことです。
「国士」のような看守もいると、青年将校の一人が書いていますが、いまはそういう国士がいないばかりに国はただひたすら腐っていきました。
そこへ「やむにやまれぬ」こころで一人で登場してきたのが山本太郎さんです。


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わたしは、平成最後の宮中茶会に右翼ゴロのような高須院長と西岡力さんが招かれていたことに驚いたのですが、もちろん人選に天皇はノータッチですから、官邸がねじ込んだのか、それとも宮内庁に官邸や「日本会議」と通じている人間がいるかしか考えられません。
これからは、こういう人間がどんどん皇居を侵犯していくのかもしれません。
いつだったかあることでトーイツが皇室に食指を伸ばしていることを如実に感じたことがありました。

山本太郎さんのあの一件について、東国原さんがゼッタイにしてはいけないこと、前例のないことだと口を極めて非難していますが、前例はあります。
田中正造以外にも確か二人の民間人が直訴に及んでいたはずです。
太郎さんの行為を否定するのなら田中正造も否定するのかと問えば、きっとこう言うでしょう。
根本的に時代が違うし、人間も違い過ぎると。
山本太郎さんがいまを生きている歴史的人間なのだと言ったところで分かるはずはありません。
しかし、考えてみてほしいのは、歴史に名を残した人物は生きているとき世間からどのような評価を受けていたかということです。
太郎さんは空気を読まないと言いましたが、歴史的人間は時代や社会の空気を読まなかったことで結果的に名が残ったとは言えませんか。


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by michi-no-yuri | 2019-07-11 09:49 | Comments(0)