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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

2019年 04月 20日 ( 1 )

「志」は伝わらない。

自分の選挙の応援に杉田水脈を呼んだばかりに騒動を引き起こした松浦たけあきという人のツイッターのプロフィールに、三島由紀夫に威(たけ)の名を命名されるとありえっ?と思いました。
無いとは言えませんが、普通に父親が師事していた三島由紀夫の本名から一字をとって付けたということではありませんか。
ついでに検索していたら、次々とわたしの知らない興味ある事実が出てきました。
父親の持丸博という人は三島由紀夫の「盾の会」の初代学生長をしていて、そこで事務を手伝っていた女性(たけあきの母芳子さん)と結婚するのを機に脱会をしたということでした。
三島由紀夫はかれの実務家、理論家としての能力を高くかっていて遺留に努めたということですが、去ったと。
去った後も失望、落胆を引きずっていたということで、三島由紀夫って去る人を追わずの人ではなかったんだ、その点はいいなあと思いました。
わたしは、来る者は拒まず去る者は追わずの人があまり好きではないからです。
脱会する原因になったと思われる松浦芳子さんは、チャンネル桜の創設発起人や様々な政治団体に関わっているようです。
「日本のこころ」や「維新の会」とも近しく、今回息子も「維新の会」から立候補しています。
著書に「今よみがえる三島由紀夫」がありますが、帯にある「くれぐれも後をたのむと託された伝言とは、、」とは出版社が勝手に書いたことかも知れませんが、三島由紀夫との縁を最大限に利用していることに変わりはありません。
三島由紀夫の思想や志を引き継いでいるのだとの自負があるのかもしれませんが、そんなもの微塵もありませんから。
まして、息子においておや。


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わたしが言いたいのは「志」は伝わらないということです。
伝わるとすれば、まったく別の縁のない場所で芽をだすでしょう。
憲法改正も三島由紀夫が言っていたことですが、根本的に違います。
三島由紀夫の憲法改正の肝は、自衛隊への任務は「悲しいか、最終的には日本からは来ないのだ」というところにあると思います。
地位協定をそのままにして押し付けられた憲法などとどうして言えるのかわたしは不思議でなりません。
「日本会議」のレベルで三島由紀夫を理解したと思わないでほしい。
もちろんわたしも理解しているとは露思いませんし、あまり理解したいとも思いません。
徒然草に書かれているように、世に名を成した人は子孫を残さないのがいいと思います。
かならず劣化して先祖の名を汚すことになりますから。
いまの人間は自分の地位を継がせることにばかり腐心しています。
したがってろくでもない人間が上級国民になるというわけです。
聖徳太子は断絶を願って「ここを切れ、かしこを絶て。子孫あらせじと思ふなり」と言ったそうです。
「桜を見る会」で、竹田恒泰が皇族気取りで握手に応じていましたが、父親はこんな人間を恥とは思わないのか、というよりその父親さらに祖父が恥でした。


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by michi-no-yuri | 2019-04-20 09:09 | Comments(0)