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谷間の百合

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2018年 05月 11日 ( 1 )

嘘をつくと人は影のようになる。

柳瀬元秘書官の参考人招致は断片しか見ていませんでしたが、白昼堂々と国会の場で嘘をつくということの異常さ、罪の大きさをあらためて思い起こさせてくれました。
偽証罪などというケチな罪ではありません。
ほんとうはそんな男性ではないのでしょうが、嘘をつくと人間はだんだん背中が丸くなって小さくなるのか、だんだん顔が暗くなって影のようになるのかと思ったものでした。
日ごろ総理に感じるのもその影ですが、いっぱしの男を影のような存在にしたのも総理なのです。
総理は柳瀬さんは誠実に真摯に真実を述べたと言いましたが、柳瀬さんの証言にそんなものは微塵も感じられませんでした。
総理に報告は一切しなかった、総理からの指示もなかったと言いましたが、こんなことを言わせていいのでしょうか。
自分の一存ですべてを取り計らっていたようなことを言わせていいのでしょうか。
中村愛媛県知事は人間には誇り、プライドというものがある、なぜそういうものに思いを馳せられないのかと言いました。
しかし、精神性など爪のアカもない総理にそれは通じないのです。
恥の観念がないということは誇りもないということです。


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わたしが、マレーシアで92歳のマハティールが首相に返り咲いたニュースに驚くともに嬉しかったのは、小沢一郎さんもまだまだいけるという希望が湧いてきたからです。
人間、若ければいいというものではありません。
老人には何より経験がありそこから学んだ知恵があります。
ところで、いまだにマハティールの「ルック.イースト」(日本から学べ)を持ち出して親日家であるイメージを喧伝している人がいますが、そういう人は、安倍総理がそうであるように、世界は変わり、人間も変わるということが分からないカワイソーな人なのです。
マハティールはとっくにルック.イーストを取り下げ、今や日本は反面教師だと言っていたのです。
愛国者で自主独立路線を貫くマハティールにとって、アメリカに従属することで生きている日本は軽蔑すべき対象に過ぎません。
「アメリカにノーと言える」人間ということで石原慎太郎はひところマハティールとは年来の友人のように振る舞っていましたが、石原慎太郎が裏でアメリカと通じて尖閣に火をつけたことなどとっくにマハティールは見通していたことでしょう。
「田中角栄」という本を著してその天才性を絶賛している石原慎太郎ですが、角栄が文字通りいのちがけで成し遂げた日中国交回復に対して、自分は何をしたのか。
日中関係を毀損した罪はあまりにも大きい。


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by michi-no-yuri | 2018-05-11 09:07 | Comments(0)