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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

2018年 02月 03日 ( 1 )

いい暮らしより自由がいい。

ノーベル賞受賞者の田中耕一さんが、アルツハイマーの病変をわずかな血液検査で分かる方法を発見したというニュースがありました。
わたしが、できることなら同時に有効な治療法も発見してほしいと思ったのは、アルツハイマーが初期段階で見つかっても、治療法が間違ったらせっかくの発見が無駄になると思ったからです。
(製薬会社や医療業界が手ぐすね引いているのではないかと。)
それよりも、わたしは、ノーベル賞をとって何が嬉しかったかという問いに、田中さんが上京するのに新幹線のぞみに乗れるようになって嬉しいと答えたというコメントに興味をひかれました。
島津製作所の正社員で子どものいない田中さんでもそんな感覚なのかと意外だったからです。
わたしは、何か一つ望みを叶えてやると言われたら、日本全国の電車、汽車のフリーパスがほしいと言うでしょう。
どこに行きたいというのではありません。
汽車に乗って、子どものように窓に顔をくっつけて飽かず景色を見ていたいのです。
疲れたら途中下車して、駅前の食堂できつねうどんを食べ、喫茶店でコーヒーをのんで、また汽車に乗るというような、そんな旅がしたいなと、、
いまは腰痛で自由に動き回れないのでその望みも薄れましたが、いつも思うのが、汽車賃や高速料金の高いことです。

先日、娘に、死にそうになったら車に乗せてあてもなく走ってほしい、その途上で息を引きとったら、これほど幸せな死もないからと言いました。
贅沢な望みですが、どうか、わがまま人間だと言われてきたわたしの最後のわがままが叶いますようにw


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シャンシャンを見るために、北海道や沖縄からきたと言っていた人がいて余裕のある人もいるもんだなと思いました。
また、テレビで見たのですが、羽田空港にいた50歳前後の女性二人が、宮崎から月2回、東京のさるデッサン教室に通っているのだと言っていて、わたしは、日本の中にハッキリ別世界があることを知りました。

古賀茂明さんがキャリア官僚の最大の関心事は、少子化対策でも働き方改革でもなく、ズバリ天下りだと言っていました。
どんなポストに天下れるかがすべての行動の原点なのだそうです。
分からないではありません。
小、中、高と盆も正月も塾に缶詰で、いま苦労しておけば後でイイ暮らしができるからとガンバってきた人間なのですからそれも当然のことかもしれません。
しかし、わたしが上級国民を羨むことはありません。
努力というものをしたことがなく気儘に生きてきたわたしが、いい暮らしができないのは当たり前だと、ほんとうにそう思っているからです。
でも、いい暮らしができない代わりに(それほど貧しいというわけでもありません)わたしはなによりも自由だった、、


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by michi-no-yuri | 2018-02-03 11:18 | Comments(0)