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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

2017年 12月 31日 ( 1 )

人を守ってこそ自分を守れる。

きょうの産経新聞2面の、「創薬大国へ強化プラン」という見出しを見て嫌な気持ちになりました。
革新的な新薬を創出する環境整備を進め国際的競争力を強化するために830億円の予算を計上するのだという。
ほとんどの人は明るいニュースだと受け止めることでしょうね。
ガン患者の人にとっては希望以上の喜びかもしれません。
しかし、わたしは暗いニュースだと感じました。
その前に、しなければならないことがあるのです。
憲法25条の1項「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2項の「国は、すべての生活面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない」
がまったく省みられることなく放置しておいて、何が創薬大国だと思うのです。
かれらの考えていることは、どこまでも邪悪で酷薄です。
酷い労働環境はそのままで、過労死や病気を作り出し、製薬と医療で金儲けしようというのがかれらの考えていることです。
病人が増えるほどかれらは潤う仕組みです。


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海外へ行く人は論外ですが、新幹線で故郷へ帰省する家族などをニュースで見ては、そうして帰省できる人はごく一部の恵まれた人たちで、それも叶わない多くの人がいることを思わないではいられません。
帰省する交通費、お土産代などの費用が捻出できない人たちがたくさんいることを思わないではいられません。
だけど、だから、わたしは、そういう人々に言いたいのです。
感じていること、思っていることを言葉にしてくださいと。
言葉を失うことは奴隷になることです。
わたしのように、その言葉を音声で伝えられなくても今はいくらでも伝える手段があります。
沈黙はダメです。
みすみす殺されていいわけがありません。
だれも守ってくれません。
自分から声を発し、手を差し伸べていくしかないのです。

やはり、籠池さん夫婦は釈放されませんでした。
長男の佳茂さんの拘置所前からの呼びかけ、最初は10人足らずだったのが30人くらいに増えていました。
次は100人、1000人と増えていってほしい。
こんなだれにでもできることで、国を変えていくことができるかもしれないのです。

以前も書いた「七人の侍」の志村喬のセリフ「人を守ってこそ自分を守れる」を思い出しました。
人を守るとは、なにも特別なことではなく他者への関心(想像力)を持つことなのだと思います。
それだけでいいのだと思います。


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by michi-no-yuri | 2017-12-31 10:37 | Comments(2)