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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

2016年 03月 30日 ( 1 )

この男の子(おのこ)らに戦争あるな。

安保法案が施行された日の街頭インタビューでは、やはり総理の嘘に騙されている人が少なくないようでした。
しかし、これは一般人だけでなく自民党の国会議員でも同じで、かれらもまた日本の安全と平和を守るためという総理の嘘を信じているのです。
耳タコになったが、総理の「安全保障環境が厳しさを増してきた。」という言葉ですが、それに阿吽の呼吸というか呼応するかのように北朝鮮がミサイルを発射している感じです。
北が脅威なら、先ず日本海沿岸の原発をなんとかしないといけないのに、逆に再稼働させようというのですから理に叶わないこと甚だしい。
やっぱり、脅威はウソというか作られたものなのでしょう。
「安全保障環境が厳しさを増してきた」は、かってナチスのゲーリングが言った言葉と同じです。

「国民は指導者の意のままになる。簡単なことだ。
外国から攻撃されていると説明するだけでいい。
平和主義者には、愛国心が無く国を危機にさらす人々だと公然と非難するだけのことだ。
これはどの国でも通用する。」

というものですが、その好例がいまの日本です。
中國や北の脅威を煽り、共産党へのプロパガンダを持ち出してきているところなどそっくりです。


夜明け前
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男の子を見るとかなしみを覚えるのはなぜでしょう。
きのう、そんなことを思っていて、ふと前登志夫のうたを思い出していました。

正信偈(しょうしんげ)和讃をうたひ山に来るこの男(を)の子児に戦争あるな

遠々(とほどほ)に谷吹き上げて風来れば反戦歌うたふ一つ梢(うれ)見む


わたしにうたごころがあれば、いまこれとおなじようなうたを詠むでしょう。
明治から先の戦争まで富国強兵に躍らされて、どれだけの男の子らが戦場に散っていったことでしょう。
男の子は戦争が好きで、軍人に憧れました。
しかし、憧れたような戦争だったでしょうか。
夢に見たような壮絶な戦死だったでしょうか。
名誉の戦死などはごく少数の兵士に訪れた僥倖であって、ほとんどは野たれ死に近い死を死んでいったのではありませんか。
軍人に憧れた少年の日の顔と、無残な死に顔がオーバーラップしてより悲しみを掻き立てるようです。


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by michi-no-yuri | 2016-03-30 10:33 | Comments(0)