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谷間の百合

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2016年 01月 26日 ( 2 )

二十六日 その二  また日本を狂気が支配する。

きょうの「正論」は新保祐司さんの「清けき神代の日本精神に触れよ」です。
わたしが必ずと言っていいほど新保さんの記事を取り上げるのは、日本精神の崇高さとか美しさを言われる新保さんが安倍総理を支持しておられるからです。(「正論」執筆者のほとんどがそうですが)
わたしは「日本人のアイデンティティー」とか「日本は素晴らしい国」だとか言われだしたら要警戒だと思っています。
まして、伊勢神宮とか靖国神社が言われるようになったら猶更です。

神社の権威付けが、明治以来2回ありました。
最初は明治維新政府による「廃仏殻釈」です。
次が戦前の靖国信仰です。
その間約70年で、また、70年経った今そういう空気になってきました。

明治の廃仏殻釈のときは「狂気」が支配していたようです。
高村光雲(光太郎の父)が、大量の貴重な文化財が廃棄され、興福寺の五重塔までが売りに出されたと書いているそうです。
その狂気は「ええじゃないか」の熱狂の余勢を駆ったものだったのかもしれません。


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「もと是神州清潔の民」とは、勤王の志士伴林光平の漢詩の一節だそうですが、新保さんは
「これは物質的な意味だけでなく、精神の在り方についても言える」
と書いておられるのはなんだか主客転倒のように思います。
伴林光平はあくまで「精神、こころ」を言っているであって、これでは精神が「従」になってしまいます。
しかし、その日本の「精神、こころ」が利用、悪用されるのです。
ことさら、日本人を清潔の民と強調することで、他国への差別感を煽ることになるからです。
いま、テレビなどで、「日本はスバラシイ」という宣伝が行われていますが、ほんとうに危険な洗脳だと思います。

日本の伝統の素晴らしさを言われる新保さんも、
「国家の品格」を書かれた藤原正彦さんも共に安倍総理を支持しておられます。

伊勢神宮に恒例の初詣に行った総理は、境内の道の脇に並ぶ初詣客のもとに駆け寄り握手を求めるという醜態をさらしました。
道と言っても広場のような道です。
人々との間にはかなりの距離があるところを、総理は自ら握手を求めて駆け寄ったのです。
こんな恥ずかしい日本の総理は始めてです。


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by michi-no-yuri | 2016-01-26 12:57 | Comments(0)

二十六日 その一  救国のための野党共闘だということが分からない人々。

民主党の細野豪志さんが、護憲の共産党とは組めないと言っているそうですが、お里が知れるというものです。
もう、民主も維新の会も駄目なのです。
煮え切らない岡田代表に業を煮やしたのか、連合の会長は、民主は共産党を排除すると勝手に宣言してしまいました。
先日の、一堂に会した市民勝手連から福山さんに激しい怒号が浴びせられたのはそのことだったようです。
わたしはそういう怒りを頼もしく感じましたが、国民はもっと政治家に直接怒りをぶっつけないといけないのです。

岡田さんも松野さんもダメなのです。
松野さんなど、共産党を除く野党連合ということで、「おおさか維新」や「日本のこころ」や「日本を元気にする会」などとも共闘するとトンデモナイことを言っています。
自ら(トロイの)木馬をつくって、そこに工作員を入れるようなハナシです。


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わたしは、なぜ、共産党をそれほど忌避するのか、その理由が知りたい。
共産党が都市部で圧倒的に強いのは貧困層が支持しているからです。
その貧困層が増えている現在、共産党を除外して自分たちを支持する層があるのか、よく考えてみてください。
いったい、何にとらわれているのですか。
自民党に下駄を預けている人がたくさんいるからですか。
前原さんなどから新党の話がでているそうですが、自分たちがでていけばいいのです。
下駄を預けているところに戻ればいいだけのことです。
まったく、自民党と同じ体質なのです。
安保法案も改憲もTPPもみんな賛成なのです。
岡田さんは、一応廃案を叫んでいますが、その声の弱々しいことといったら、、、

「国会前デモの人々は、共産党除外など望んでいない」と書いてあったブログがありましたが、わたしも同感です。
救国としての「国民連合政権」だということがまったく分かっていないのです。
なにも分かっていないのです。
頭にあるのは「ご主人の言いつけ」と自分の立場を守るための保身だけです。


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by michi-no-yuri | 2016-01-26 11:45 | Comments(0)