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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

2016年 01月 13日 ( 1 )

毎度の曽野綾子さんですみません。

産経にはいろいろな人がコラムを書いていますが、女性の代表が曽野綾子さんと桜井よし子さんです。
しかし、わたしは桜井さんの文章はほとんど読みません。
文章がヒットラーの演説のように扇情的で居丈高で無味乾燥で硬直しているからです。
その点曽野さんの文章は、頭の硬直、ボケは別にして小説家だから文章が柔らかく面白く、したがってつっこみやすいということです。

先日、三浦瑠麗という、保守派の若きホープとして嘱望されているらしい女性が「正論」に初お目見えしましたが、第二の桜井よし子みたいな文章で、わたしはすぐに読むことを諦めました。

だれかが、三浦瑠麗と古市憲壽は、何か言っているようで何も言っていないと言っていましたが、ほんとうにその通りだと思いました。
それが世渡りの秘訣なのでしょうが、三浦という女性の表情に「抜け目なさ」を感じていたところでしたのでなるほどと納得でした。
こういう人たちだからメディアが重宝するのですね。


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その曽野さんがきょうもトンデモナイことを書いておられます。
よく、自慢話のように、みんなが文革時代の中國をほめそやすなかで、自分はそうではなかったということを言われます。

三大全国紙と大手通信社は、文革以降の中国に関して

「私たち作家の書く内容を、中国に成り代わって検閲した。なぜ彼らが、あれほど中國の言うことなら唯々諾々と従ったのか、今もって理解しがたいが、思想弾圧をしたがる傾向は今でも残っている。」

思想弾圧の傾向は今も残っているとは何を指して言っておられるのでしょうか。
もし、それが総理と官邸を指しているのならこの文脈は正しいのですが、そうではなく、曽野さんはメディアや世論による弾圧を言っておられるのです。
いつも文章の行間から感じるのが「世論」への憎悪なのです。

驚いて笑ってしまうのが最後の部分です。

「中國におべっかを使う波に乗らずに大新聞の卑怯さと戦ったのは、産経新聞社と時事通信社―」

自分が正しかったという自慢を今に持ち続けておられるのは、要するに中国が嫌いだという単純な理由からではありませんか。
(産経新聞など明らかにそうではありませんか。)
そうでなければ、こんな文は書けません。
もう、一つ一つ例をあげて反論するのも虚しい。
これほど現実に盲目な人はもう退場してほしい。

湾岸戦争直前、民主主義のアメリカが他国を侵略することなど考えられないと言った国際政治学者がいましたが、その発言を最後に姿を消しました。
保守の論客に待ち構えている運命です。


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by michi-no-yuri | 2016-01-13 11:43 | Comments(0)