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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

2015年 05月 30日 ( 2 )

三十日 その二  異常な国 異常な為政者。

辻元清美さんに対する総理の「「早く質問しろよ」という発言の音声をきのうあらためて聞いて、その野卑な言葉使いに衝撃を受けました。

これは辻元さんに謝まれば済む問題ではありません。

国の尊厳が傷つけられたに等しいことです。

わたしはこれはセクハラ発言だと思いました。

女性が輝く社会なんていうのは口から出まかせの嘘っぱちで、つい女性蔑視の本性が出たということです。
(マザコンに女性蔑視の傾向があるように思います。)

辻元さんが女性であること、そして、かって左翼の活動家であったことに対する偏見と敵愾心があのような発言になったのだと思います。

「日教組、日教組」と喚いたのと同じ心理です。

人には、レッテルを貼るなと細かく抗議するくせに、本当は総理自身がレッテルに頼って人を見ているのです。

それも自分の目で見たのでも自分の頭で考えたのでもなく、人が貼ったレッテルです。

その一例が、憲法は法律に素人のGHQが八日間でつくったというデマを信じていることです。

憲法に反対なのはいいのです。

しかし、それに携わった人の営為も国民が憲法に寄せる思いも分かろうとせず、そこいらのチンピラが言うようなことを言っていい気になっている総理は病的なまでに異常です。

自分の頭で考えたことが一つでもあるのでしょうか。

もし、相手が辻元さんではなく、そこそこ実績のある議員なら態度は違ったでしょう。

現に、志位委員長に対しては終始神妙な顔をしていたのです。

人によって、態度や言葉使いが自然に変わるのでしょう。


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わたしは外国のことは知らないのですが、(イスラム圏の国を除いて)日本ほど女性蔑視が根深い国はないのではないかと思っています。

議会でのセクハラ発言もそうですが、わたし自身、自分に向けられたいわれのない憎しみを感じたことはよくありました。

女はバカだから政治のことは分からないだろうから教えてやるという態度で話をされたことの何と多かったことでしょう。

そういうとき、わたしは相手の期待を裏切ることを恐れて何も知らない振りをするのですが、しかし、こういう態度が余計女性蔑視を助長させるのですね。

しかし、ブログはいいです。

何の気兼ねもなく自由に言いたいことが言えます。

ところが、ときどき、コメント欄に、お前はバカだと言いたい男性が出現するのです。

女性への敵意、憎しみを持つ男性です。

そういう男性がどんな顔をしているか、わたしには見えます。

「行き過ぎた平等、規律なき自由というものが、今この国を壊し始めているのではないか」


と言った、自民党の安藤裕という人物の画像の顔がそうです。

こういう人間は法を冒さなくても危険な人間ですから、どこかに幽閉してほしいと、わたしは真剣にそう思いました。

権力側にたって、間接的に人を殺すことも辞さない人間だからです。


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辺野古で、海へ突き落とされ長時間拘束された市民が海保のその行為を非難したら「あなたたちは市民ではない」と言ったという。

総理の言動の暴力性やレッテルでしか人を見ることができない性向がまたたくまに下のほうに伝染していったということです。

その影響たるや恐るべきものがあります。

「レッテル」で人を見ることの恐ろしさ!

その典型がナチズムです。

ナチスが対象にしたのはユダヤ人でしたが、総理が対象に据えているのは同胞です。

同胞に対して、弾圧しやすいようにレッテルを貼って色分けしているのです。

きのう、海保が口永良島の住民の救出に行きました。

しかし、テレビで海保の暴力を見た日本人は、もういままでと同じ目で海保を見ることができないのではないでしょうか。

あの人たちは本当に日本人なのですか。

もしそうなら、日本人は救われませんね。


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by michi-no-yuri | 2015-05-30 12:27 | Comments(0)

三十日 その一  問われるべきは、アメリカがなにを目的に戦争してきたかということ。

きのうの記事をUPしたあと、いろいろ考えることがありました。

志位委員長は、アメリカが戦後何をしたかについては縷々述べられましたが、何が目的の戦争だったかについては、(わたしが聞き漏らしたのかもしれませんが)言われませんでした。

ということは、先制行動だったということは厳然たる「事実」として言えても、その目的となると、アメリカが言わない限り推測の域を出ないからということでしょうか。

しかし、それがいちばん肝心なことなのです。

わたしは、イラク戦争の帰還兵が涙を流しながら「テロリストと戦うのだと言われていたが、テロリストは自分だった」と言っていた映像がわたしもまた涙とともに忘れられません。

帰還後に、兵士たちが拠りどころを失って精神を病んでいったのは、何のために戦ったのかという答えが見つからなかったことが大きな原因だったのではないでしょうか。

アメリカは、国益ではなく、一部の人間の利益のために戦争をしてきたのではありませんか。

そういうこともよく承知している人までもが集団的自衛権に賛成していることがわたしを苦しめるのです。

アメリカのためでさえない、一部のだれかの利益のために、これから自衛隊は地球の裏側にまで行って戦争するのです。

それを隠すために中国の脅威を利用しているのでしょう。

アメリカの帰還兵の苦しみを、これからは自衛隊が代って体験することになるのです。


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ふと疑問に思ったのが、連合国、同盟国として共同して一つの国を相手に戦争するということはあっても、独立国(一応そういうことになっています)が自国の防衛を他国に任せるというような例があったのでしょうか。

あったら教えてください。

考えれば考えるほど異常なことに思えてきます。

米軍基地の多さからも、独自に政治が行えないことからも、日本は占領下にあるということではありませんか。

ジョセフ・ナイが辺野古に拘らなくていい、国内の自衛隊基地に米軍を分散配置すればいいと言いましたが、これって日本を米軍の管理下に置くということではありませんか。(すでにそういうことでしょうけど)

こんな恥ずかしい国はありません。

よくも自虐史観だとか日本人の誇りなどと言えますね。

わたしは口が裂けても言えませんよ。


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by michi-no-yuri | 2015-05-30 09:36 | Comments(0)