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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

2015年 01月 12日 ( 1 )

「戦後レジームからの脱却」とは戦争のできる国にすること。

天皇陛下の言われたことだから、いくら勉強嫌いであっても満州事変からの戦争の歴史をひもとこうと思いました。

どのようなお気持ちで言われたかを想像すると、とても、お言葉を読んで終わりということにはできません。

ほんとうに、何も知らないことにあらためて驚きます。

若い人の中には、日本と中国が戦争をしたことも知らない人がいるかもしれません。

若い人でなくても、わたし自身、断片的な知識はありましたが、それだって長い間右翼の世界観に馴染んできたせいで、恐ろしく偏頗な知識でした。

今思えば不思議でならないのですが、日本が中国に攻め入ったという根本のところがスッポリ抜け落ちていたのです。

自虐史観だと言う人たちは、日本が何をしたか知っているのでしょうか。

やはり、わたしがそうであったように根本のところがが抜け落ちているのではありませんか。

日本人は、あの戦争をわが身に引き寄せて考えないから反省もできません。

まるで、反省は敗北を認めることになるとでも思っているようです。

日本人の場合、反省とは「かたち」であり、「反省する姿勢」がすべてなのかもしれません。


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しかし、中国に対して反省も拒否するような空気になったのはいつからでしょうか。

南京虐殺や従軍慰安婦をなかったことにしようとしている人たちがいます。

そこに多くの嘘があるからといって、全体を否定することはできません。

ドイツの新聞記者が、それは、小さな嘘が見つかったからといってホロコーストを否定するようなものだと言いました。

(強制がなかったと言っていますが、戦争そのものが強制であり、強制でないものなどひとつもありません。)

なによりも、日本が中国に攻め入った根本のところが余りにも等閑に付されていませんか。

日本軍が中国でしたことから目を背けてはいけないと思います。

相手国の残虐性を喧伝すれば、自国のそれが免罪になるものではありません。


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政権が発足してほどなく、総理が企業のトップに中国から撤退するように要請しているということを耳にしたことがありました。

(もちろん、日中戦争を想定してのことです。)

それからどうなっているのだろうとときどき思っていたのですが、先日、テレビで知ったのが、大企業の多くがUターンを果たしていたということでした。

準備は進捗していたのです。

かって満州で、軍が国民を置き去りにしたように、また、政府は中小企業や個人を置き去りするつもりなのでしょうか。

総理は前のめりになっているようです。

世界の政治の動向も無視して、暴走に拍車をかけているようにさえ見えます。

これが、総理の言う「戦後レジームからの脱却」という戦前回帰のことなのです。

再び日本を破滅させるための戦前回帰なのです。

防衛費が過去最高額になりました。

その多くがアメリカに流れるのでしょう。

だって、集団的自衛権ということは、日本のもの、アメリカのものという区別がなくなることでしょう?


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by michi-no-yuri | 2015-01-12 12:05 | Comments(0)