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谷間の百合

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2014年 07月 30日 ( 1 )

日本がしてはいけないこと。

コロンビアの空港に降り立った総理ご一行は外聞を取り繕う余裕もないくらい疲労困憊している様子でした。

伊豆の海を漂流した青年ではありませんが、

安倍晋三、56歳、日本国総理、只今元気に到着しました

と言って、タラップを降り切ったところでパタッと倒れ込むのではないかと思ったほどでした。

ちょっと同情しました。

しかし、まだブラジルとアルゼンチンに行かなければなりません。

外交は、一回行ったくらいでいい結果が得られるものでもありますまいに。


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アメリカや中国の富裕層をターゲットに和牛が輸出されているのは知っていましたが、次は「カタール」くんだりまで販路を広げるようです。

わたしは、なにが良いとか悪いとかハッキリ断言できることはあまりないのですが、これだけは言えます。

日本はそういうことはしてはいけないのです。

形こそ牛や馬であっても、この日本に生まれ、日本の風土に育まれた「いのち」を外国の金持ちの舌を喜ばすために殺して輸出することはゼッタイに悪いことです。

日本はそういうことをしてはいけません。

畜産農家はそういうことをしてはいけません。

畜産農家だって、むかしは田畑を耕作するのに牛や馬の助けを必要としたのではありませんか。

家族同様というか、ある意味では子ども以上に大切な家族だったのではありませんか。


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お釈迦さんは、生きものを殺したり苦しめてはいけないと説かれています。

これは単なる生類憐みの情だけで言われていることではありません。

形が違うだけで意識は同じだということです。

生きとし生けるものは輪廻転生します。

人間は人間にしか転生しないということはありません。

なぜならみんな同じいのちだからです。

こんなことは仏教をひもとくまでもありません。

身近な生きものを観察すれば分かることです。

みんなみんな忙しくて、人のことや他の生きもののことを思ったり観察するゆとりを持てなくなったことで、急速に人間のこころが失われていったように思います。

忙しいのはよくないことだと思います。

思いやりや優しい気持ちを持てなくなるからです。


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また、観光客が1000万人の大台を達成し、次は2000万人を目標に観光事業に力を注ぐということです。

日本はいつからそんな卑しい国になったのかと思います。

日本はもう「創造」や「勤勉」を放棄したのでしょうか。

先人の遺産で食べていこうと決めたのでしょうか。

お金を落としにきてくださいというのを乞食根性というのです。

京都や奈良は常時外国人観光客で溢れています。

同じ黄色い顔でも、空気でその違いは分かります。

つくづく、「日本の日常」が失われつつあることを感じます。

観光客を喜ばせるために、日本人はお金を貰って日本の風習や日常を演技しているのではないかと錯覚することさえあります。

      夏バテで死にそうになっているにわとりさん
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by michi-no-yuri | 2014-07-30 14:54 | Comments(3)