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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

2013年 04月 11日 ( 1 )

核の矛盾。

「脱原発論者に浮かぶ反国家思想、左翼啓蒙の手段に原発論議を持ちこむな。」
と、TPPでは先陣を切って反対された中野剛志さんが言っておられます。

わたしはこういう議論がでてくるたびに、絶望的な気分になります。
現状をみれば分かるように、左翼が反国家なら右翼も同じ穴のムジナです。
わたしには、原爆容認や推進の方がよほど反国家思想に思えます。
そこにはドグマしかありません。
日本の国土への愛がありません。

TPPには反対で原発には賛成とはどういう理屈(論理)なのか、わたしには理解できません。
根は同じではありませんか。
どちらも、アメリカが半永久的に日本を縛り付けておくための仕掛けではありませんか。

日本が、反原発に向かおうとしたとき、慌てふためいたのがアメリカです。
キッシンジャーは日枝会長を呼びつけて、その流れを変えるように指示したのではありませんか。
J・E・アワーがおっとり刀で駆けつけて、あろうことか、日本はもっと原発を増やさなければならないと言ったのです。
(また、この人物は、南シナ海に自衛隊を派遣せよとのたまった品性下劣な煽り屋です。)

なぜ、アメリカは日本の原発に執心するのか、それは莫大な原発利権と日本を脅し続けるためのツールだからです。

中野さんは「原発事故で力の弱まった日本へ侵攻してくる他国に気を付けなければ。」と言っておられますが、そのためになぜ原発が必要なのですか。
原発=核武装ということなのでしょうが、核で侵略もできなければ、核で防衛することもできません。
日本を侵略したい国が核攻撃しますか。しません。
そんな人も住めないような土地にするわけがありません。

そんなことより、地震国である日本に原発のあることの方がよほど危険です。
だから、TPPも原発も危険に変わりはなくても、生命や国土が失われる原発がより危険で恐怖なのです。

「スイスの民間防衛を理解すると見えてくる敵の姿」
「軍事力=国家安全保障=欠かせない原発であり、だから、それに反対するのは敵国の同調者であり乗っ取り戦争仕掛国」だというのが中野さんの論理です。

わたしは敵国の同調者や工作員が原発の周りで蠢いているだろうことは否定しません。そういう人間がいると思っています。
しかし、わたしの観点は中野さんとはまったく違います。

「スイス民間防衛」というスイス政府発行の本がもっとも強調し涵養したいのは、民間防衛、つまり、国民のひとりひとりの国防意識であり、そのために「敵を知る」ことの重要性が具体的に書かれています。
いわば、中野さんの核武装論とは対極の考えです。

なぜ対極かと言いますと、これからの戦争や侵略は武器や兵器によるものではなく、姿を見せずに忍び寄ってくるものだというのが「民間防衛」という本の要諦だからです。

しかも、日本においては、すでに忍び寄られて乗っ取られているのです。
核武装なんて、笑ってしまいます。もう侵略されているのです。

中野さんには外に侵略されたくない国があるということですね。
わたしは、日本を貶め、乗っ取る国はどこの国だろうと敵なのですが。

なんか、無性にかなしいですね。
魂まで浸食されているのに、原発だ、軍事力だと言っているのが。。。









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by michi-no-yuri | 2013-04-11 11:41 | Comments(0)