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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

少子化の責任の大半は大企業にある。

プーチン大統領が、8日の国家プロジェクトに関する会議で
「2026年1月から従業員が出産した際には、雇用主が支払える金額が増額される。この金額は個人所得税や保険料の対象外となる。
支払額は100万ルーブル(約200万円)になる」と発表しました。

日本でも200万円が支払われるのなら産もうかという気になる人が増えるのではないでしょうか。
子どもを産まないという選択をする人もいますが、根本的にはお金なのだと思います。

プーチンは雇用主が支払うと言ったのですが、ロシアだから言えることです。
資本主義国家では、不可能に近い話ではないでしょうか。
日本など逆立ちしてもできないでしょう。

なぜなら、企業が政府の上に存在しているからです。
権力は国家ではなく資本家にあるということです。
企業献金がなぜ良くないかは一目瞭然でしょう。
お金を呉れる人に注文を付けることはできないのです。

ヨーロッパやアメリカが衰退したのは、生産から金融にシフトしたのが一番の理由だと言われています。
生産者がいなくなればどうなるかも考えなかったのでしょうか。
アメリカでは熟練工が払底していることが、経済の基盤を揺るがしているようです。
みんな楽にお金儲けができる金融に走った結果がどうなるかも考えないほど欲に目が眩んでいたということです。

わたしがよく思うのが、なぜ企業は自社の中に託児所や保育所を作らないのかということです。(そういう企業もあるのでしょうが)
仕事を終えて保育所に子供を迎えに行かなくてもよくなれば、どれだけ助かるか分からないのです。

企業がその儲けを社会に還元するということがなくなりました。
少子化を促進しているのは、企業かも知れません。
最初にプーチンの話を引用したのは、企業には少子化を食い止めることができると思うからです。
それをしないで、労働者が不足すると海外から労働者を入れている限り、この悪循環は止まりません。
企業が少子化の原因は政府の政策にあると思っているとすれば本末転倒も甚だしい。

なにかあると経団連などが政治批判をしますが、批判されるべきは企業でしょう。
自分たちは一体何をしているのですか。
国のことを考えたことがあるのですか。
お金儲けしか考えていない資本家が国の上にいる限り、日本が豊かになることはありません。

むかし、社会事業家という人がいました。
貧困、教育、福祉を、事業を起こすことで解消し向上させようと考えた人たちです、
そういう人の評伝を読むと、生涯にわたって無私無欲を貫いたと書かれています。
隔世の感があります。

卑近な例では、かって松下幸之助という人がいました。
国民の幸福、生活向上を常に考えていた人のようですが、晩年に立ち上げた「松下政経塾」は、幸福どころか戦争への道を突っ走るような人物を世に送り出しました。
高市早苗という人です。


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by michi-no-yuri | 2025-12-11 09:46 | Comments(3)
Commented by 山桜 at 2025-12-11 14:04
>みんな楽にお金儲けができる金融に走った結果がどうなるかも考えないほど欲に目が眩んでいたということです。

管理人さんのおっしゃる通りです。
実業を軽視して、虚業が繁栄すれば
人心は荒廃し社会は滅びます。

読んだ本に「てっとり早くお金を稼ぐには、
人から盗むのが一番早い。しかし、それはしてはいけないことだ」とありました。
人を騙し巻き上げる、時に暴力も使う、
トクリュウのやり方ですね。

人が、働き、家族を作り、家庭を守り、社会に貢献という当たり前を蔑ろにしてきた結果が今なのでしょうね。
今回の補正予算のバラマキで、
貰えるなら何でも嬉しい、どんな政権でも構わないと
言う風潮もそうです。
今後も加速していきそうで、何ともやりきれません。
Commented by michi-no-yuri at 2025-12-12 10:26
山桜さま。
コメントありがとうございます。
きょうの新聞一面トップに「NISA ,18歳未満に拡大」とあり驚きました。
堀江貴文さんが一躍時代の寵児になったことがありましたが、そのとき若い父親が子どもに株を学ばせたいと言っていたのを覚えています。
わたしは、こんな親の子でなくてよかった、こんな親にはなりたくないものだと思ったのを鮮明に覚えています。

第一次産業の農業,漁業、第二次産業の生産、製造を疎かにし、楽してお金儲けに走ったツケが必ず回ってくるはずです。

HNの「山桜」は、本居宣長の「朝日に匂ふ山桜花」からとられてのでしょうか。
わたしは、むかし山の中に一本咲いていた山桜に感動したことがあるのですが、最近になって、もしかしたら、それはわたしのイメージがが作り上げた幻影だったかもと思うことがあります。
老化現象なのでしょうか。
Commented by 山桜 at 2025-12-12 14:36
仰る通り、HNの山桜は本居宣長からです。
染井吉野が好きなのですが、
ある時目にした山桜の淡い淡い色に驚いたのです。
平安時代の人達が愛でた花、桜はこの花だったのか、と。
本居宣長のあの歌の心情も山桜だからこそだなと。
良くおわかりになりましたね。
流石です。

第一次産業、第二次産業を疎かにするツケは
私も必ずやってくると思います。
安倍政権時、国公立大学の文系、教育系学部を廃止し、理系科目への転換が謳われた時がありました。
行き着くところまで来たのかと失望の底迄気持ちが
落ちたことがありました。
文学、哲学、教育を蔑ろにするとは何と恐ろしいと思ったのです。
合理化や効率化だけだと、
「お金を稼ぐには盗むのが〜」という考えに
抵抗なくなるのではないでしょうか。
後先考えず、貰えるものは嬉しいという今も
何だか…
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