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谷間の百合

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もう理性の出番はなくなったのか。

朝一番に目に飛び込んできたのが、デヴィさんの「戦いましょう」の言葉でした。
「理不尽な中国の暴虐に対し、日本経済に多少影響があっても」だそうです。

「きたぁ~」と思いました。
「きっぱりと冬が来た」とよんだのは高村光太郎ですが、わたしは「きっぱりと戦前が来た」と思いました。
デヴィさんのこの「戦いましょう」が合図になりそうです。

この女性をここまでつけ上がらせたのが日本社会のそれもマスコミでした。
マスコミが彼女を「世紀の勘違い女」に育てたのです。

戦前の有名な「贅沢は敵だ」とか「欲しがりません勝つまでは」というスローガンが甦ります。
政府は経済政策の無為無策をこれで乗り切ろうとするでしょう。
「欲しがりません勝つまでは」と国民自らが言ってくれるのです。
もう国民のことを考えなくてもいくらでもお金を軍備に注ぎ込めるのです。

菅野完さんが「愛国者として暴支膺懲世論の高まりを見過ごすことができない」というユーチューブをあげていました。
わたしは見ていませんが、見なくても分かります。
「暴支膺懲=ぼうしようちょう」とは、陸軍が、暴虐な中国を懲らしめようという意味で使った合言葉だそうです。

いつの間にか喧嘩を吹っかけたのが中国になっています。
総領事の書き込みのせいになって、悪いのは中国だということになっています。
国民にとって、日ごろの鬱憤のはけ口が見つかったことが高市政権への高支持率になっています。

上皇さまはかって、国民に満州事変からの歴史を勉強しなさいと言われました。
勉強しなかった国民は、もう二度と天皇の責任を言ってはいけません。
この戦前回帰の流れは、あっという間に怒涛となってすべてを押し流していくのでしょうか。

真珠湾攻撃の暗号「二イタカヤマノボレ」を聞いた国民が奮い立ったのが目に見えるようです。
そのときはあのような結果になるとは想像もしなかったでしょうが、今は分かっているのです。
でもそれはただ知識として知っているというだけのことです。
いかに人間が反省できない生きものかということを思い知らされて目の前が真っ暗になりました。

もうダメかもしれない。
もう理性の出番はないのかもしれない、、

戦争になったら、外国へ逃げると答えた若者がたくさんいました。
わたしは、今、逃げてくださいと言いたい。
そして、逃げるのならロシアへ行ってくださいと言いたい。
そこで、日本人として生き残ってくださいと言いたい。


もう理性の出番はなくなったのか。_c0243877_10233441.jpg










by michi-no-yuri | 2025-11-21 10:08 | Comments(4)
Commented by 山桜 at 2025-11-21 15:17
デヴィ夫人とそのご家族は、日中戦争になっても
戦場へは行くことはありませんから
カタルシスに酔えるのです。
ビジネスウヨクとしてメリットもあるのでしょう。

しかし、国民の多くは逃げられません。
フィンランド化という言葉があります。
ソ連との戦争で傷ついたフィンランドは中立を
宣言し、ソ連の衛星国にはなりませんでしたが
様々な干渉は受けました。
それでも政府は国と国民を守るために
世界から嘲笑されても中立を保ちました。
国民も政府を支持しました。
ソ連という国の恐ろしさを理解していたからです。
ウクライナ侵攻が始まって、よりロシアを恐れて
遂にNATOに加盟しましたが。
正しく恐れ、ソ連、ロシアを刺激せずに
上手く外交をしたのです。

今の日本は?
威勢の良い発言で支持者は喜び、
言った本人も高支持率によって、
謝罪し取り消すこともしません。
万が一戦争になっても、
日本は安泰、勝利すると根拠も無く思っています。
言うまでもなく、中国は
軍事力、経済力で、日本を上回る大国です。
野心もあり、先の戦争のことも忘れてはいません。
そのような相手を馬鹿にしたり、
煽ることはしてはならないのに、
理解できないのです。
愚か者達で、平和ボケしているお花畑は
どちらだろうと思います。
本当に正しく恐れるべきは恐れて
上手く立ち回るというか、
お付き合いをしていかなければならないら相手という
認識を政府も支持者も国民も持たなければ
いけないと思います。

Commented by michi-no-yuri at 2025-11-21 22:35
山桜さま
コメントありがとうございます。
わたしは、暗くて監視社会の共産主義国のソ連が大嫌いでした。
ただ、ソ連の政権にはロシア人でない人がたくさんいたと聞いたことがあります。
プーチンは共産主義者とオリガルヒをロシアから追放して、プーシキンやドストエフスキーやトルストイを復活させ(ソ連時代、ドストエフスキーの本は焚書の扱いだったと思います)ロシアを本来の歴史と繋げた偉大な功労者だと思います。

足元の日本を見ると同じような構図があるのを感じます。
しかし、日本が元の歴史と繋がるには、明治維新まで遡らなければならないので無理ですね。

わたしはフィンランドがNATOに加盟したことについては山桜さまとは少し見解を異にしてとてもガッカリしました。
東欧の国々に反ロ感情が強いのは、ソ連時代の恐怖が染みついているからでしょうね。
フィンランドはそれ以前からもロシアと戦争を繰り返してきていますし。
NATOに入っていれば安心だと思ったのでしょうが、もう少し頑張って踏みとどまってほしかったと思わずにいられません。

4年弱のロシアの戦い方を見ていて、なにか感じるところがあったのではないでしょうか。
プーチンを信じてもよかったのではないかと。





Commented by 山桜 at 2025-11-22 13:01
少し誤解があるようなので付け足します。

NATOは、冷戦終了後解体すべきだったと思っています。
ソ連崩壊時に約束があったかどうかは
不明ですが解体できずとも拡大するのは
悪手でした。
フィンランドが加盟した時、私も残念な気持ちでした。
スターリンのトラウマがあったのだと思いますが
もう少しロシアと話しが出来なかったかと。
スターリンとプーチンは違うと思うので。

ウクライナ侵攻に行くまでプーチンは
耐えに耐えたと思います。
ロシアの2度のトラウマは西ヨーロッパが
与えたものです。
そこを甘く見て、地雷を踏んだのはウクライナ。
外交の失敗。
漬け込んでロシア弱体化に手を出したのが
アメリカと西側諸国。

何が言いたいかと言うと
中国に対しても相手を知って
かつてのフィンランド同様正しく怖がろうということです。
それは、台湾の次は沖縄だと煽ることではありません。
外交その他で応対していこうということです。
事を構えて勝ち目は無いと思いますし。
だから、今回のことで喜んでるいるウヨクが
本当に腹立たしい。
カタルシスの為に巻き込まないで欲しい。
Commented by michi-no-yuri at 2025-11-22 17:56
山桜さま
コメントありがとうございます。
「事を構えて勝ち目は無い」ことも分からないというか想像することもできない人間が、この事態に留飲を下げているのを見るのは本当に腹立たしいです。
おっしゃるように、「カタルシスの為に巻き込まないでほしい」ということです。
いっときのカタルシスがどれほどの悲惨、戦慄、恐怖をもたらすかなど、想像もできないような人間を総理大臣に戴いた日本の地獄がこれから始まるのでしょうか。
日本人の良識にかかっているのですが、どうも良識派は圧倒的に少数だと思われることに悲観せざるを得ません。
しかし、いまなら、戦前と違いまだ声を上げることができます。
どうか声をあげてほしいと祈るような気持ちです。
「X」で、SNSで、ユーチューブで声を声をあげてほしい。
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