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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

トランプ(アメリカ)は日本が嫌い。 

高市総理の存立危機事態発言からの一連の騒動に対するトランプの対応や態度を見ていて感じたのが、トランプは日本が嫌いなんだということです。
嫌いというより、軽蔑しているのだということです。
日本にはトランプを軽蔑している知識人がたくさんいるのですが、トランプの方も日本を軽蔑しているということです。

トランプが習近平との会談を重要視するのは、話ができる相手だからです。
日本にはそういう相手がいません。
話し合いの前提として最低限必要なのが、国への愛であり国益なのですが、日本の政治家にはそれがありません。
それが共通の価値観であることが最低の前提条件なのに。

トランプは、日本の政治家や官僚を見て、彼らに愛国心や国益を守ろうという意志があるのかと疑問に思っているのではないでしょうか。
それを感じられないことへの嫌悪感があり、それが軽蔑になっているように思います。
トランプがプーチンや習近平と積極的に話し合いの場を持つのは、根本的に愛国心や国益を守る人間には信頼がおけるからだと思います。
当たり前のことです。
面従腹背や保身の塊の人間と話ができると思いますか。

このことが日本の政治家には分かりません。
とにかくご機嫌を取り結んで置けばいいと。
田村元厚生大臣のように、アメリカがどう思うかが重要だと思っているような人間と話ができると思いますか。
トランプを歓迎するのに、東京タワーをアメリカ国旗の色に染めあげようとのアイデアを出したのは誰ですか。
まるで、どこかの島の酋長が、総督を迎えるようなことをして恥ずかしくありませんか。

もちろん、お互いに国益を主張すればぶつかりますが、それが普通でしょう。
国を背負って堂々と主張できるような人間が相手からも信頼され尊敬もされるのです。
日本のように最初から面従腹背の姿勢を見せられたら、トランプならずとも嫌悪感を持つでしょう。

人間観がないのです。
哲学がないのです。

きのうから、55年ほど前の周恩来とキッシンジャーの会談を思い出していました。
たしか、二人して日本をディすっていたなと思い出してその記事を探しました。
以下にその記事を転載します。


【対日本人観】
周恩来首相 = ものの見方が狭く、とても変わっている。島国の国民だ。                    
キッシンジャー補佐官= 中国は伝統的に普遍的な視野があるが、日本は部族的な視野しかない。日本人はほかの国民がどう感じるかに何の感受性もない。日本に何の幻想も持たない。       
【日本経済】
周恩来首相= 日本は第二次大戦の賠償も払わず戦争から利益を得た。経済拡大は軍事拡大につながる。米国は日本を今の状態に太らせた。                        
キッシンジャー補佐官=日本を経済的に発展させたことを今は後悔している。 
【日本の防衛政策】
周恩来首相= 日本は過去二十五年余り防衛に必要以上の金を使ってきた。今や羽が生え飛び立とうとしている。一度日本が軍事拡大に走ればどこまで行くか分からない。       
キッシンジャー補佐官= 日本が米軍撤退を希望すればいつでも出ていく。日本が自主防衛すれば周辺の国にとって危険だ。米国は米国のために核兵器を使うより日本のために使う可能性は実際は少ない。米軍が撤退すれば、日本は平和利用計画で得た十分なプルトニウムで、核兵器を造ることもできる。                    
日本が大規模な再軍備に走るような事態になれば伝統的な米中関係が再びものを言う。米国は日本の拡張を抑えるために、他国と協調しできることをする。日本についてわれわれは同方向の利害を持つ。 


わたしが注目したのが、日本が最軍備に走るような事態になれば、伝統的な米中関係が再びものを言うというくだりですが、そのときわたしの頭に浮かんだのが、米中の対立は日本を操るための見せかけではないかということでした。
米中が対立しているように見せかけることで、日本から軍事費を引き出し、最後には日本を中国にぶっつけて日本を壊滅させようとの計画ではないかと思えてきたのです。
キッシンジャーが、日本について我々は同方向の利害を持つと言ったときから、アメリカは何も変わっていなかったです。
利害とは、壊滅させた日本を両国で仲良く統治しようという話ではありませんか。
そう言えば、歴代のアメリカ大統領で中国とあからさまに敵対したような人物はいなかったと思います。

トランプは、自分の任期中に台湾有事にコミットすることはないと言ったとか。
もしかしたら、習近平に台湾は中国の一部であり、それにアメリカが介入することはないと言ったかもしれません。
そうだとすると、日本はなんと愚かなことでしょう。
しかも、日本にはアメリカ抜きでも戦争しようと思う人間がたくさんいるのです。

楽観的過ぎるかもしれませんが、米中の悪巧みを阻止してくれるのがプーチンではないかとわたしはどこかで期待しているのです。

わたしは大谷フィーバーが疎ましい。
日本人が、だからアメリカもトランプも日本が好きなはずだと思い込んでいるようなところがホントに疎ましい。


トランプ(アメリカ)は日本が嫌い。 _c0243877_17060643.jpg









by michi-no-yuri | 2025-11-15 17:07 | Comments(2)
Commented by 徽宗皇帝(酔生夢人) at 2025-11-16 14:37
55年前の記事をよく保存していたと感心しました。しかも、ほとんどの若い日本人が(私のような年寄も含め)知らない内容の、貴重な記事だと思います。
キッシンジャーの

「日本が米軍撤退を希望すればいつでも出ていく。日本が自主防衛すれば周辺の国にとって危険だ。」

という言葉は意外でもあり、後半はなるほどとも思います。高市の中国に喧嘩を売った発言は、その危険性を如実に示したと言えるかもしれません。
Commented by michi-no-yuri at 2025-11-17 15:15
徽宗皇帝さま
コメントありがとうございます。
記事は要約されたものなので繋がりが分かり難いですね。
この会談が行われたのは1971年ですが、翌72年には田中角栄が訪中して日中国交正常化が成りました。
米中国交正常化はそれに遅れること7年の1979年でした。
キシンジャーは日本に出し抜かれたと激怒したそうですが、後年、田中角栄について「やり過ぎた」と洩らしたというのが事実なら、ロッキードはでっち上げられた事件ということになります。
ロッキード事件は1976年に起きましたが、その年の1月に周恩来が死んでいます。
その死をきっかけに事件がでっち上げられたと見るのはうがち過ぎでしょうか。
歴史の真相ほど分からないものはありません。



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