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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

EUの復興支援の話に乗ってはいけない。

ウクライナ復興会議に日本から鈴木外務副大臣(父は宗男さん)が出席していました。
不思議なこともあるものです。
ゼレンスキーは降伏も言っていません。
きのう、ジョンソン首相はゼレンスキーと電話会談をして、ウクライナ軍はロシア軍に占拠された地域を奪還できると確信しているとハッパをかけ、さらに最新の兵器を送るとも言っているのです。
復興支援というのは嘘ではありませんか。
ほんとうは、戦争の拡大を意図してお金(101兆!!)を集めようとしているのではないでしょうか。
鈴木副大臣は、日本はできる限りの支援をすると言っていましたが、日本が支援する理由は何ですか。

その記事を見失ってしまったのですが、なんでも日本を「NATO」の名誉会員にするという話でした。
すぐにわたしは、アフリカなどで日本人駐在員などが名誉白人と呼ばれているということを思い出しました。
日本はそのとき喜んだのでしょうか。
そして、「NATO」の名誉会員になることを喜ぶのでしょうか。
わたしが屈辱に思うことを政府は喜ぶのでしょうか。
わたしは白人とは肌が合わないので白人になりたいと思ったことなど一度もありません。
してやるといわれてもお断りです。

しかし、日本人に西欧崇拝や憧れがあることは事実です。
ファイザーのワクチンというだけでだれも疑いませんでした。
もし中国のワクチンだったらどうだったでしょう。

総理は「NATO」会議に出席してはいけませんでした。
支援なんてとんでもない。
GDPが「G7」の中で唯一右肩下がりの日本がなぜ他国の支援ができるのですか。
まして1ミリの正義もない非道なウクライナに。

総理は国民に投資を呼びかけただけで具体的な経済政策を何ら打ち出していません。
日本に外国を支援できるような余裕があるのなら、なぜ困窮している国民にそのお金を回そうと思わないのでしょう。
後の祭りですが、総理は[NATO」に近づいてはいけなかったのです。
わたしは総理が「NATO」首脳会議に出席するのをだれも止めなかったばかりか爾後も批判する人が出てこなかったことに心底驚いているのです。
護憲を叫び安保法制にあれだけ反対した人たちの沈黙に本気で驚いているのです。
もうダメです。
戦争に巻き込まれることが決定したようなものです。
必ず自衛隊が出て行くことになります。

イラクのサマワでは、宿営地に砲弾が飛んできたことでPTSDを発症した隊員がいました。
ホントの理由は様々でしょうが、帰国後に29人の隊員が自殺しています。(他地域と合わせると40人)
異常なことです。
こんなことで実戦に出て行けるものでしょうか。

もっとも戦争を嫌うのは軍人だと聞いたことがあります。
国と国民のいのちががかかっていることなので慎重の上にも慎重になるのは当たり前です。
しかし、元統合幕僚長の河野さんは違っていました。
安倍さんとつるんで戦争を画策していました。
今もテレビに出ては嬉しそうに戦争を煽っています。


EUの復興支援の話に乗ってはいけない。_c0243877_09102320.jpg


国(人間)にはできることとできないことがあり、中国との戦争はできないことに当たります。
ほんとうに頭がどうかしています。
百歩譲って自分が戦場に行くのならまだしも、自分は高みの見物で敗けそうになるとコソコソとどこかに逃げていくような人間が戦争を煽っていることが許せません。
勇ましいことを言って戦争を煽っているのはそういう人間です。

日本は今危機の中にいるというのに、だれもピンときていません。
共産党はソ連共産党と感情的なしこりでもあるのか、ロシアを一方的に責めるだけで、この危機的状況が分かっていないようです。
だれも当てにできる人間がいません。
もう戦争に反対する人間もいません。
そのためのコロナ、そのためのワクチン、そのためのウクライナだったのでしょう。
次々と繰り出されるプロパガンダに国民はひとたまりもありませんでした。
死なないと目が覚めないような国民にされてしまったのでしょうか。


「徽宗皇帝のブログ」に次のような記述がありました。

要は、「毎日の生活と貧苦の疲れ」で、「すべてどうでもいい」という気持ちになっているのではないか。むしろ戦争で現在の社会のすべてが破壊されることすら期待する「自死念慮」さえあると私は見ている。

自死念慮をカタストロフィと言ってもいいと思いますが、人間の本能にあるものです。
赤木智弘さんが「希望は戦争」と言ってから30年後くらいにそれが現実になろうとしています。
つまり、戦争反対の声さえ上げられないくらい国民は経済的にも精神的にも疲弊しているということなのかもしれません。
これだけ政治が腐敗し、不正選挙が横行していてはそうなるのも自然の流れでしょう。

下記は田中宇さんの記事の一部です。

日本が対米従属をやめたら中国に攻撃されるって??。そんなことはない。うまく非米諸国の中に入っているインドは、ロシアから資源類を安く買い続け、ロシアと仲良くしているが、米国から「説得」されるだけで非難敵視されていない。インドは中国の仇敵だったが、最近のインドと中国の関係は安定している。日本は、インドよりも親中国だ。日本は、うまく対米従属から離れられたら、インドみたいになれる。日本は、自滅策しか打ち出さなくなったG7もやめてしまった方が良い。苦労させられるばかりなのだから同盟なんか要らない。

わたしはこんなに楽観的にはなれない。
インドはず~っと西欧に抵抗をしてきた独立した国です。
戦後ず~っとアメリカに隷属してきた日本とは天と地の違いです。
日本はアメリカの飼い犬であり、その飼い犬に咬まれたとなると、単細胞のアメリカが怒り狂って何をするか分かりません。
日本がアメリカの軛から解放されるとしたら、戦争や経済の大変動で世界の枠組みが変わるときだけでしょう。


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by michi-no-yuri | 2022-07-06 09:28 | Comments(0)
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