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谷間の百合

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日本という反社会国家

医療がパンク寸前になり、大阪と北海道が自衛隊の派遣を要請し菅総理はすぐにそれに応じました。
コロナの第三波が目前に迫っていたのが分かっていたのに、大阪市は都構想の住民投票に血道をあげていました。
なぜ、市民はそれを責めないのでしょうか。
しかも、自衛隊派遣を要請する一方で、「維新」は6日、都構想に代わる「広域行政一元化」の条例化を推し進めるとして二つの代案を提示したのです。
その席上だったと思いますが、松井市長は公明党がこれに反対するのであれば、来る衆院選では対立候補を立てると言いました。
先の都構想では対立候補を立てないということで公明党の賛成を取り付けたのですが、弱みに付け込んで脅しをかけるのが維新松井の常套手段です。
それでも、公明党も選挙や利権しか頭にないから従うのでしょう。
安倍さんはもう頼りにはできなくなりましたが、菅という本物のヤクザでも引くようなコワイ目をした親分が付いているから「維新」は何でもやりたい放題です。

今更ですが、安倍晋三という人間の出現によって社会が一気に劣化し下品になりました。
いままでは、社会の常識や相互規制によって隠されていた人間のゲスな面が、堂々と公道を闊歩するようになったのは、ひとえに安倍晋三という人間のせいです。
家柄がいいとか、天皇家に次ぐエスタブリッシュメントとまで言う人がいますが、わたしは安倍一族に家柄のよさ、育ちの良さを感じたことはありません。
ちゃんとした家柄からあんな嘘つきが出てくるでしょうか。
出てくるのは仕方ないとしても、それを政治家にするでしょうか。
「総理大臣はいつも嘘をついていました」といつか小学校の教科書に記載されることになると思いますね。


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「広域行政一元化」の中身は都構想とほとんど変わらないのだそうです。
二回の住民投票は何だったのでしょうか。
これほど愚弄されてもまだ大阪市民は黙っているのですか。
かれらは、都構想が竹中平蔵さんの指示だからどこまでもやるのです。
宮城県の「漁業特区構想」も竹中さんの指示でした。
その後、漁業権はどうなったのか知らないのですが、とても漁業従事者が生存権にも匹敵する漁業権を放棄するとは思えません。
都構想も「漁業特区構想」も同じものなのに、都構想が見え難いこと、直接生活に響いてくることが実感できないことから大阪市民にはその危険性が分かりません。
「板子一枚下は地獄」の漁師とは生死感から違うでしょう。
権力も及ばない世界かもしれません。

「広域行政一元化」は住民投票にかけずに、市議会、府議会で決められるということですが、どうしてそんなことができるのでしょうか。
二回の住民投票は何だったのですか。
わたしは怒り心頭ですが、みんな平気ですか。
竹中平蔵ー橋下徹ー松井市長と指示が下りてくるのでしょうか。
竹中という人は怒ったら怖い人間なのでしょうね。
権力とお金を持っていたら怖いものなしです。
印象だけで言うのは気が引けるのですが、梶山経産大臣は人間が変わってしまったように見えます。
竹中さんが経産大臣を手なずけて自由に操らないはずがないではありませんか。
みんなヘビに睨まれたカエルになってしまうのです。


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by michi-no-yuri | 2020-12-08 10:04 | Comments(0)
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