きのう引用した今井総理補佐官の言葉からも分かるのが、総理や官邸はオモテでは嘘で取り繕うのに必死なのですが内輪の懇親会などでは全然空気が違うということです。
言われていることは事実だということを隠そうともせず、それを前提に「忖度しろ!」と圧力をかけているのです。
総理に至っては、「ワイドショーはまだやるの? 昭恵のことも後援会の話ももう出たからもういいんんじゃないの?」と言っているのです。
もう卒倒するくらいの驚きです。
昭恵さんは、身に覚えのないことで籠池夫人からは突然絶交されるし世間からは責められるしで毎日泣き暮らしていたと、立花孝志さんに語ったそうです。
ということは、身に覚えがないから反省も学習もできないということです。
理解をはるかに超えた似た者夫婦です。
女の特権だと思うのか、か細い声で、わたしなにもわからないんですと言えば世間は同情してくれるとでも思うのでしょうか。
実にしたたかな女性です。
性悪で邪悪な女性だと思います。
とても大事なことですが、他人が言ってはいけない、他人から言われたくない言葉があります。
一つは萩生田大臣が言った「身の丈」という言葉です。
個人が身の丈に合った生活、生き方をするのは当たり前のことです。
しかし、いまは「身の丈」という尺度も感覚も通用しない社会になっています。
「身の丈」というのは普通に生活ができることが基本です。
萩生田さんにはそれが分かりません。
身の丈に合った生活をすれば死ぬしかないような社会にしておいて、よく「身の丈」などと言えるものだと思います。
もう一つは、きのう書いた稲田朋美さんの「国のためには血を流せ」という言葉です。
わたしは自衛隊は専守防衛に徹すべきと思っていますが、自衛隊だけでは守り切れないときは国民も血を流すことになるだろうと思います。
もう戦争放棄の条項は無効になりました。
白旗を掲げて無抵抗主義に徹したとしても、もしかしたら戦う以上に残酷な戦慄すべき事態になるかもしれません。
それ以上に悲劇なのは、血は流れないけども未来永劫他国の植民地になることです。
アメリカの植民地であることには鈍感でいられても、それ以外の国に対しても鈍感でいられるでしょうか。
もしそうなら、そのとき島国日本は地図に名前が残ってももう本来の日本ではありません。
歴史も終わります。
それでも天皇は残るのだろうと思いますが、わたしにはむしろそれが身を切られるように切ない。
プーチン大統領は愛国心の涵養に熱心で、ロシア軍は愛国心で結束している世界最強の軍隊だと胸を張ります。
でもロシアはそれでいいのです。
なぜならプーチン大統領は愛国者であり、有事になれば先頭に立つような人間だからです。
売国奴で戦争は趣味のような日本の総理とは違います。
そんな人間から血を流せと言われたくないのです!
×