訪英したトランプ大統領たいしてイギリス国内の各地で反トランプのデモがあったということです。
総理はそれを見てこう思ったのではないでしょうか。
日本はイギリスとは違い礼節を重んじる「おもてなし」の国だと。
年金の崩壊が目前なのにF35を105機購入してまでトランプ大統領のご機嫌を取った総理。
巷では過剰接待だやり過ぎとの声も出ていましたが、マスコミは歓迎一色で批判的な論調はどこにもありませんでした。
これでは、テレビがすべての行動の規範になっている日本で国民の覚醒など望むべくもありません。
マスコミが一言F35を105機購入を批判的に取り上げるだけで、日本の空気がガラッと変わるかもしれないのです。
軽蔑すべき唾棄すべきはマスコミです。
もちろん、自民党内からも批判の声は聞こえてきません。
ネットの記事に、ドイツや北欧の一部の国では薬をほとんど使わずに予防に力をいれているとありました。
薬を多用する日本ですが、中でも薬とは言えない湿布薬の多用については海外では驚きの目で見られているようです。
効くというエビデンスはないばかりか「たくさん貼れば成分が経皮吸収によって血中に取り込まれ胃潰瘍の副作用も起こりえる」ということで、湿布薬を多用するわたしはまさに知らぬが仏でした。
このごろ市販されているロキソニンですが、わたしは去年、肩甲骨の違和感が激痛になり身動きできない状態でただ呻いていたのですが、それでも鎮痛剤のことは頭の隅にもありませんでした。
たまりかねた家族の勧めで服用したのですが、す~っと痛みが退いていく感覚はいまでもはっきり覚えています。
そういうことで一応ロキソニンを常備しているのですが、よほどのことがない限り服用しようとは思いません。
す~っと痛みが退いていく感覚はまた別の恐怖を呼び覚まします。
副作用と依存症です。
花粉症などにもいい薬があるようですが、何の躊躇いもなく服用する人には、大丈夫なのかなと思ってしまいます。
日本人の薬信仰は根が深いです。
新聞の「安倍日誌」(総理の一日の動静)を見たら、二日帝国ホテルで「国内外の大手製薬会社の最高責任者(CEO)らによる会合に出席し挨拶」とありましたが、これだけの情報からでも両者が利害を共有し持ちつ持たれつの間柄であるということは想像できます。
太郎さんが言うように、政府の上に大企業があるのが日本という国なのですから。
国民の健康なんて爪の垢ほども考えているものですか。
国民の健康もいのちもかれらにはお金にしか見えません。
だから、韓国産の魚介に対して検査量を増やすのは国民の健康を守るためだと言った菅官房長官が許せないのです。
そこには(製薬、医療)巨大な闇があるようで、こういうことを書くのもほんとうは怖い。
だけど、やっぱり予防に重点を置いてほしい。
戦前、ラジオ体操を編み出したり滋養という言葉で食生活の改善を図るという予防医学が奨励されたのは、要するに富国強兵のためでした。
そうして得られた健康体は計画通りに戦争に駆り出され、ただただ朽ちていきました、、
(ちなみに、きょうの「安倍日誌」には、ゴロツキ雑誌「Hanada」の取材で、桜井よし子さんがインタビュアーとして総理と会っています。)
畝傍山遠望
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