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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

日本は自ら主権を放棄して恥じることがない。

総理は出発前の囲み会見で、トランプ大統領とは北朝鮮情勢についての分析をするのだと言いました。
わたしには、こういう発言が普通に言われ普通に通ってしまうことが不思議でなりません。
だれも何とも思わないことが異常に思えます。
日本は独自に北朝鮮政策をとれないということです。
しかし、これはいまに始まったことではなく、長くアメリカは日本が北朝鮮と直接交渉することを許さなかったからなのだと思います。
小泉元総理が北へ行けたのは、わたしがこれまでも言ってきたように郵政民営化を通すために花を持たせる必要があったからだと思います。
拉致が明らかになって日本中が沸き立っていたとき、ペリー国務長官が北へ飛び、「核.ミサイル」の存在をアピールして世論に冷や水を浴びせました。
以来、拉致を言うときは必ず「核.ミサイル」を付け加えなければならなくなりました。
日本がアメリカに拉致を頼むのもそういう歴史的経緯があるとはいえ、日本は自ら進んで(嬉々として?)主権を放棄している感があります。
そして、それが常態化してもうだれも何とも思わなくなってしまったのです。
総理が、最終的には自分が金委員長に会わなければならないと言いながら一向に腰を上げる気配がないのは、いいお土産がないことが分かっているからか(それは安倍政権の命取りになる)、或いはアメリカがゴーサインを出さないからかのどちらかなのでしょう。
外交もアメリカ抜きには何もできなくて、防衛にいたってアメリカが日本の運命を握っています。
自衛隊は完全に米軍の下請けです。
集団的自衛権があっさり成立したのには(総理の出自云々も無関係ではなく)トーイツの存在が大きいと思います。
トーイツが日本の盟主なのかも。(もちろんそのトーイツにも主人がいるわけですが)
日本人がまったく知らないところで日本はどこかへ連れて行かれているのです。


日本は自ら主権を放棄して恥じることがない。_c0243877_943486.jpg










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by michi-no-yuri | 2019-04-23 09:47 | Comments(0)
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