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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

「いじめ」で内部崩壊する国。

アイドルグループ「NGT48」のメンバ―への暴行から発生した騒動で、運営会社が会見を開いて説明しているとき、同時進行で当の山口真帆さんがツイッターで反論するという前代未聞のことが起きました。
山口さんの訴えは最初から終始一貫変わっていません。
ほとんどの場合、世間の風圧や大人の助言という圧力に負けてしまうものなのですが、山口さんは変わりませんでした。
その行為に称賛が集まっているのですが、わたしもスゴい女性だと感嘆すことしきりでした。
(ちなみに、秋元さんは「憂慮されています」ということでいまだ姿を現していません。)
ということは、世間ではどれだけの嘘や不正が見逃されているかということの証明でもあります。
嘘や不正に敏感なのが若いときの特権なのに、その特権が行使される事例を見たり聞いたりすることがなくなりました。
もう何も感じなくなっているのか、言っても無駄だと思うのか、選挙へ行かないのもそういう心理の延長なのでしょうか。
先生に逆らったりしたら内申書にひびくということをよく聞きます。
青春期の正義感がそんなことで挫かれるとは思えないのですが、おそらく家庭環境によるところ大なのでしょう。
内申書にひびくとか、損をするからということで自己規制することでかれらはすでに奴隷への道へ進んでいるということです。
政治家や官僚の保身はこういうところから始まっているのでしょう。


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戦前の学生が自由で独立不羈の精神に溢れ教師を吊し上げたりストをしたりは頻繁に起きていたことは、小説などからもうかがい知ることはできます。
親もなにかと学校に怒鳴り込んでいたようようです。
そういう社会であっても戦争体制になると空気は一変し、易々と戦争に引きこまれていったのです。
いまの若ものを戦場に狩り出すのは何もする必要がないくらい簡単です。
内申書を怖れて大人しくなった分、そのエネルギーは出口、はけ口を求めてどこかに向かわざるを得ませんでした。
それが「いじめ」に向かったのということではないのでしょうか。
為政者はそういうエネルギーをスポーツで発散させようと思ったのでしょうが、それがまた「いじめ」の温床になるという悪循環を生みました。
「神戸だいすき」さんが書いておられたように、むかしは制服を着た職業の人は社会的な信用がありました。
その典型が自衛隊、警官、消防ですが、そこでも酷い「いじめ」が横行しているということを聞くのは悲しいことです。
人を守るべき人間、社会的に信頼されている人間がそういうことなら国家は内から蝕まれているようなものです。
これほど社会を弱体化させるものはありません。
自衛隊は、自分たちのことでもあるのに「集団的自衛権」について声を上げることはありませんでした。
上層部へ向かうべきエネルギーはイジメで発散していたということですか。
なにか言え! 自衛隊。


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by michi-no-yuri | 2019-03-25 09:50 | Comments(14)
Commented by しもべ at 2019-03-25 18:58 x
一応申し添えておきますが、自衛隊は政治的な事柄やら、彼らの任務に結びつくような私的判断について公に発言することはご法度です。言えない、とかではなく、明確に言ってはならないんです。

彼らは時の政権がどんな思想信条を持っているのであれ、最高指揮官である内閣総理大臣の命に従うのが仕事ですから、例えば共産党員が総理大臣になっても、漢字の読めない売国奴が総理大臣になっても、それは民主主義によって選ばれた国民の代表としての前提上、その立場を尊重し、その命令通り動かなければならないわけです。勿論自衛官個人の内心にどんな思想信条を置くのも自由ですが、それを表に出すのはダメという線引きで、その「民主主義の制御下にある武力装置としての柔軟性」を確保しているので。

田母神さんが航空自衛隊をやめさせられたのも、あのクソみたいなネトウヨ全開の論文で自らの政治的思想信条を愚かにも世間にカミングアウトしてしまったからです。加えて部下の幹部にも論文書くこと強要しましたしね。それが彼らにとってどういうことかといえば、森友で公文書改ざんさせられて自死されたノンキャリアの方がおられましたよね?それと同じようなことをさせたという認識で構わないと思います。当時腐りながらも陸自幹部として勤務していた私は少なくともそう捉えましたよ。

確かに私的に、同期などの親しい間柄でそういう政治的話題が出ることはありましたが(以前コメントで書いた事ありましたよね。あのあとちょっと言葉足らずだったかなと後悔したんです)、それを営外では決してやりませんでしたし、必ず結論は「でも俺たちはやれと言われたらやらなきゃいけないしな」で終わるものでした。

一昔前は田母神氏を辞めさせるくらいの秩序が残っていましたが、今はどうでしょうかね?野党議員を罵倒したあの彼はキッチリ退職させたんでしょうかね?
Commented by michi-no-yuri at 2019-03-25 22:28
しもべさま
コメントありがとうございます。
そういうことを知った上で言ってしまった気持をお察しください。
これについて具体的に言うことは危険?を伴いますので控えますw
たとえば、上申書、建白書の提出は憲法で認められた権利ですから自衛隊員であっても例外ではないはずです。
自衛隊員は宣誓で、憲法の遵守と国民の負託にこたえることを誓っています。
憲法を遵守するということは、自分もまた憲法に守られているということではないでしょうか。
憲法を守らない最高指揮官でも、その命令に従わなければならないのでしょうか。
総理は司法が健全に機能していたら、とっくに裁きを受けていなければならない身の人間です。
司法が腐りきっていることで存在しているような総理です
国民の負託にこたえるということは国民を守るということですね?
実は、わたしはもうとうに自衛隊には絶望しています。
只、かって自衛隊を愛していた人間の愚痴なのですが、愚痴を言っている間はまだ未練があるということでしょうか。
総理や「日本会議」のためにいのちを投げ出すことになっても致し方ないと思っているような自衛隊なんて、、、
Commented by しもべ at 2019-03-26 00:06 x
おっしゃられていることは正論と思いますし、隊員個人の法的権利については詳しい知識が無いのでなんとも言えないのですが…(確か特別職国家公務員だから労働諸権利みたいなものは無いと思えと言われたような…それすらいま思えば曖昧な言い方ですよね。法に照らし合わせていたというより、慣例に盲従していたような部分があったかも知れません)。

ただ自衛隊という集団の意思決定において憲法を建前に使えるかと言われれば…自衛隊そのものは憲法に明記されておらず、憲法上の存立根拠はただ「解釈」だけによっているという曖昧さがあるので…そういった戦力の不保持と自衛力の保持という矛盾をまるごとタブーとして、シビリアンコントロール、つまり内閣総理大臣への指揮権の付与という形で、見方としては力技で無理くり丸く収めているというカンジですからね…。根っこの部分は戦後民主主義の良心に頼っているというか…。

だからといって安倍改憲案みたいな9条をそのままにして自衛隊を憲法に明記するという低偏差値丸出しのバカガキレベルのことをやってしまえば、憲法そのものが明確に矛盾を孕み、いわば語るに落ちている状態となって有名無実化することは目に見えているわけで、そういう戦前の統帥権みたいな、すべてをひっくり返しうる条文は悪用されるに決まってますので論外ですが。

なんといいますか、この国の統治システムそのものが、ああいうレベルの総理大臣を想定していないんですよね…。
Commented by michi-no-yuri at 2019-03-26 11:13
しもべさま
コメントありがとうございます。
日米合同委員会に統一教会の人間が入っていた写真がありました。
それも、参加者の一人という感じではなく、会を仕切っているような存在だということが写真からも窺えました。
もしかしたら、日本の防衛にはトーイツが深く関与しているのかもしれません。
「日本会議」などまだましな方で、拉致問題や韓国との対立もかれらが操っているのかも。

しもべさまのような人は自衛隊にとっての貴重な知性だと思いますから止められたのはもったいないことでした。
きのう、自衛隊の低学歴化の記事がありましたが、わたしは低学歴が問題だとは思いません。
組織の体質と指導者の質の問題だと思います。
日露戦争当時、学歴が条件になっていたのかどうかは知りませんが、おそらく読み書きができる小学校卒でよかったはずです。
兵や軍隊の質は指導者の質で決まるのだと思います。
0 +1
Commented by michi-no-yuri at 2019-03-26 11:48
しもべさま
たとえば、自衛隊内で不穏な空気があるというような噂が出るだけでも計り知れないインパクトがあります。
(むかし、怪文書が出回ったことがありませんでしたか)
総理が動揺し恐怖することは確かでしょう。
総理を倒そうと思えば倒せるのが、自民党議員と官僚の反乱、そして自衛隊内の「不穏な空気」ですが、どれも国民の期待を裏切り続けています。
日本から希望を奪っている3大悪だと思っています。
Commented at 2019-03-26 21:53 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by michi-no-yuri at 2019-03-27 10:49
しもべさま
返事などまったく気にしないでください。
そう思われているとしたらわたしも負担になります。
書きたいという気持ちが起きたときに書いていただくだけで十分ですから。
Commented by しもべ at 2019-03-28 20:26 x
自衛隊低学歴化の記事、プレジデントオンラインというところのものですかね?だったら読んでみました。

記事上あくまで問題になっているのは幹部、つまり旧軍で言えば士官将校、階級で言えば三尉(少尉)以上の話です。そして大卒とか高卒とかも問題となっていましたが、より重要なのは中学高校なり大学なり院なり出たあとに自衛隊に就職したとして、その後どんな教育を受け、教養の裾野を広げていくかという部分でしたね。
大企業の研究職なんか、普通に博士号取ってから入社して、会社に籍を置きながら再び他分野の博士課程に入学したりしますよね。そういうの自衛隊幹部では少ないよね、そしてそういう教育の機会があったとして、それなりの割合存在する中卒幹部ついていけるんですか?って話ですよ。

自衛隊幹部のシンキングベースというか、思考、行動の根拠となっているのは、「野外令」という教範です。これはざっくり言えば、「いろんな種類の戦いがあるよね、それらの中にも色んな要素があるよね、それらを制するためにこういう方策があるよ」という作戦行動の細分化解説本です。これを目標達成のための諸要素と合理的思考の方策と解釈して、日常生活の些細なことまで(買い物の順番とか)この本を根拠に行動している自衛官もいます。いや冗談じゃなくてこれほんとの話。

防大卒や一般大卒の幹部候補生学校入校コース(BU過程)は一般にノンキャリ(二種国家公務員)待遇ですが、これをキャリア待遇(おいしい天下りができる一種国家公務員!)にアップさせる指揮幕僚課程という教育課程を受けるための試験対策も、「野外令を暗記せよ」ですね。

諸外国の将校、士官は本物のエリートで、上述の大企業社員のように有名大学の博士課程や民間企業に積極的に出向し、先端の技術や学問を吸収して軍全体の組織的インテリジェンスを高めることに貢献し、国家戦略の礎となっているのに対し、我が自衛隊は野外令さえ暗記すれば一佐(大佐)までは確定するんで、そこから一歩も出ないような無能さんも多いです。
この記事はそういう古くさいエリート体質を問題視しているように思えますね。
Commented by しもべ at 2019-03-28 20:39 x
すみません。これあくまで陸自の話です。
海、空で野外令に当たる教範が何なのかとかよくわからんです。

野外令暗記すれば一佐確定という話も、野外令暗記して指揮幕僚課程に受かればってことです。

昨日私のソウルフードであった「大盛りイカ焼きそば」が廃盤になるというショッキングニュースに触れ、ストレスで文章作成能力が下がっているようです…。
常喫だったタバコも東日本大震災のドサクサで廃盤になったので、私は愛着ある品々に見放されやすい星回りの人間なのかも知れません。
Commented by michi-no-yuri at 2019-03-29 19:06
しもべさま
コメントありがとうございます。
諸外国の軍人はエリートで大学や民間企業に積極的に出向して新しい技術や学問を学ということですが、自衛隊にもそういう制度はありませんでしたか。
聴講生として大学へ行っている自衛官がいたように思うのですが。
しかし、これはほんとうに大事なことですね。
わたしはむかしから、自衛隊員はどんどん社会に出て民間の空気に接するべきだと思ってきました。
自衛隊の中だけに閉じこもっている沈黙の武装集団なんて不気味なだけです。
共産党が防衛省の内部文書をもとに質問することがよくあるのですが、自衛隊の中には共産党にを通じて何かを訴えたいと思っている人がいるのかなと思ったり、、
どんな政体であろうと、独裁政権であろうと、軍はその政権に絶対服従だと言われてしまうと、身もふたもないというか、夢も希望もないというか、、、
Commented by しもべ at 2019-03-29 22:38 x
勿論自衛隊から民間その他に出向する制度はあるにはありますが、記事にもあったとおりその枠は少なく、また、あまり外からの知識等を組織が重視しているとは思えないですかね。
どういった幹部たちが部隊外に出向させられるかと言えば、それこそ一握りのエリート(他国の上級幹部教育など)、それから後方諸職種の選ばれし者達(大学、民間)、そして、部隊でどうにもうだつの上がらない、いわゆる「使えないやつ」を部隊から追い出す為にも行われたりします。この一番最後に挙げた利用法から、陸自が外部での教育というものをどういうふうに捉えているかわかりますよね。
大体の幹部は外になんか出たくないと思いますよ。出世するに最も重視されるのがやはり「部隊勤務の成績」ですから、トップエリートから選別して外部に出向させるのも序列調整の一環ですらあるんじゃないかと思いますね。私下っ端の三尉で見切りつけたんで上の人あんま知りませんけど、少ないながらも話を聞いたりした一佐~将官の雰囲気を察するに。

それとゆりさんの意見もごもっともなんですが、私は自衛隊の圧力で国が動くことにはやはり反対なんですよね。レーダー照射の際に武器使用について少し書いたと思いますが、武器みたいなものは、「撃つぞ」と言ったり、「相手に向ける」だけで使用したことになるんです。そのロジックで言ったら、武力組織の圧力で政治が動くことは、武力使用の一環となり、それが自衛隊の実績に残ることは国内外に計り知れない影響を及ぼす気がするんです。

日本政府は、自衛隊を「軍隊じゃない」とする屁理屈によって国際社会の軍縮世論をなだめてきましたが、そのロジックが使えなくなるとして、自衛隊という組織にそれに耐えられるだけの組織力無いと思いますし。
Commented by michi-no-yuri at 2019-03-31 21:18
しもべさま
コメントありがとうございます。
自衛隊のなかのことは知りようがありませんので、いろいろ教えていただき感謝しています。
ところで、トップの河野さんが漸く退任しましたが、その退任式での発言に天木さんが怒っていますが、わたしも怒り心頭です。
片務的だと言われた日米同盟が、集団的自衛権の行使が可能になって、自衛隊も米軍を助けられるようになり双務性に近づいたと言ったのです。
このポチというか狆のような男はどこまでアメリカに貢ぐつもりなのでしょうか。
自衛隊は、ついに、お金だけでなくいのちも差し出すことになりました。
自分は退任して、もし戦争にでもなれば他人事のように高みの見物をするのでしょう。
Commented by しもべ at 2019-04-01 13:02 x
前のコメントで自衛隊の軍隊化への危険についてグダグダ書きましたが、そんな話するまでもなく集団的自衛権容認でその危険地帯に深く踏み込んでいましたね。

次の段階は米軍の盾となってどっかで血を流すことでしょうか?それがどんなふうであれ、アメリカは褒めてくれると思いますよ。彼らは立派なソルジャーだと。これで軍隊としての実績作りは完了ですね。しかしそれは他国に対する具体的な驚異にもなる力が実証された瞬間なわけです。

次にどうなるか。
これは私の懸念する一つのシナリオなんですが、日本の宇宙開発は文科省が独立性を持って平和利用に限定して行っているものなんですが、他方政府は各大学に防衛関連研究に協力するように揺さぶりをかけていますよね。宇宙ロケットは弾道ミサイルと同じものです。

それともう一つ、福一原発事故の際、4号機で核兵器用プルトニウムが製造されていたのではないかという可能性が示されました(東海アマブログに詳しいです)。

これ、平和利用を隠れ蓑にして核ミサイルを製造していると見られてもおかしくないんで。しかもそういう疑いの目を向けられた際、極めて組織的で悪質な隠蔽行為と見られる可能性が高いと思いませんか?

日本が用済みになったときアメリカが、そして他の国がそういう言いがかりをつけてこないという保証はどこにもないですし、そのためのハードルをせっせと下げているのが現政権でもあるわけです。
Commented by 谷間の百合 at 2019-04-02 05:34 x
しもべさま
コメントありがとうございます。
各大学に防衛関連研究に協力するよう揺さぶりをかけているということですが、ひところ囁かれていた大学から人文系を無くすという話について、政府はそれは誤解だとして初出の文書をだしています。
そこに次のように書かれています。
「教員養成系学部、人文社会系学部、大学院などについては、組織の廃止や社会的要請の高い分野への転換に取り組むように努めることとする。」
誤解ではないではありませんか。
故意に対立を作っては周辺環境が厳しくなったと言っているように、
防衛関連の産業を興すことを社会的要請と言っているのです。
社会的要請の社会とは安倍政権のことです。
これを主導したのは当時の文科大臣の下村博文で、わたしがもっともむかつく人間です。
自衛隊はアメリカから褒められるような働きができるでしょうか。
イラクでは初めての実戦を経験してPTSDになった隊員が多かったということですし、帰還後に29人の隊員が自殺したということです。
ヒゲの隊長は、自殺は必ずしもイラクとは関係ないと言っていましたが、かれの言うことなど信じられるもんですか。
これからは先の大本営発表を遙かに超えて真実が徹底的に隠されることでしょう。
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