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谷間の百合

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玉城知事は大丈夫でしょうか。

先日、衆議院予算委員会室の自民党議員席にいたよく知った顔なのに名前がしばらく思い出せなかった人は泉田裕彦元新潟県知事でした。
柏崎原発の再稼働に反対する姿勢は国民の希望の灯でもあったのですが、先の衆議院選挙で突如自民党から出馬したことでその灯は消えました。
外部からいくら言っても変わらない、変えるには中に入らなければならないというのがその理由でしたが、自民党に入ったらそれができると思うほど政治にウブな人でもなかったはずです。
わたしには詭弁にしか聞こえませんでした。
知事の立場だから原発反対が実効性を持っていたのです。
原子力ムラか自民党からか分かりませんが、脅したりすかしたりの執拗の懐柔工作が為されたのではないかと想像したものです。

天木直人さんが、「猛烈な勢いで政治がおかしくなっている」と言っているのは「何をいまさら」ですが、玉城知事が辺野古工事差し止め訴訟を取り下げ一カ月ほどの協議の期間を提案したことに、そんな甘い態度が通じると思っているのかとの怒りはわたしも共有しています。
玉城知事にどんな戦略が有るのか分かりませんが、あの海千山千の悪の巣窟である官邸を落城させられるとでも思うのでしょうか。
反対にその期間、官邸はあらゆる手立てを講じて玉城攻略を仕掛けてくるでしょう。
翁長知事は官邸に入るときから戦闘モードでした。
厳しい表情を崩さず気迫に満ちていました。
厳しい表情や拒絶的な態度が一概にいいとは言えないかもしれませんが、翁長知事の怒りを疑う人はいなかったと思います。
いま翁長さんが強烈に懐かしい。

ところが、玉城知事には迫力も怒りも感じられないのです。
総理との面会でも宥和的なムードが漂っています。
宥和的な態度で相手のご機嫌をとって有利に持っていこうというのは安倍総理の常套手段ですが、国内の雑魚には通用しても外国の首脳、特にプーチン大統領には通用しませんでした。
逆に手の内を明かされて恥をかいている始末です。
もうすべて外交は限界に来ているのです。
玉城知事は大丈夫でしょうか。
どうしても泉田さんの変身が目の前にちらついてしまいます。


玉城知事は大丈夫でしょうか。_c0243877_9284176.jpg










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by michi-no-yuri | 2019-03-21 09:39 | Comments(0)
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