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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

国民がファシズムを呼び込む。

6歳の子どもを足蹴にしている動画が拡散され、それを見た人によって警察への通報が相次いだということです。
通報を受けた警察がすぐ行動を起こして母親を逮捕したのは、先の野田の女児虐待死が大きく作用したことは言うまでもないでしょう。
しかし、母親の逮捕もそうですが、同時に兄弟を施設に保護の名目で収容したのは警察の勇み足で済まされない越権行為です。
兄弟にはれっきとした保護者である父親がいたからです。
わたしは、この逮捕が今後の日本の警察権の強化のきっかけになるのではないかと不安を覚えます。
たしかに、母親が子どもを足蹴にしている映像は衝撃的ですが、よく見ると母親は明らかに手加減(足加減?)しているのが分かるのです。
もしこれがほんとうの虐待なら、長男も動画を撮る気持の余裕はなかったはずです。
いまいちばん傷つき苦しんでいるのは長男だろうと思います。
悪ふざけやいじめの動画に触発され、軽い気持ちで投稿した動画がこれほどの事件になるとは思っても見なかったでしょうから。
母親に対して取り返しのつかないことをしたと苦しんでいるような気がします。
母親の方も長男の行為に対して一生しこりが残るでしょう。


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テレビは、わたしの見る限り母親の逮捕を問題にする人はいませんでした。
逮捕されたことで子どものいのちがすんでのところで救えたとまで言う人もいました。
これから、警察に通報するということが流行ることでしょう。
子どもがベランダに出されていたというだけで通報する人がいるかもしれません。
むかし、わたしも何回か子どもをベランダに閉め出したことがありましたが、寒い時期にハダカで放り出していたのなら問題ですが、これなどはしつけの範疇ではないでしょうか。
それにしても、しつけ、折檻、虐待はどこで判断すればいいのでしょう。
わたしには分かりませんが、警察に通報する前に、社会を構成する一員の人間としてできること、しなければならないこと、或いはしてはいけないことがありそうです。
人は、警察に通報するという行為を正義の行使のように思っていませんか。
国民はそういう行為が監視社会、密告社会、管理社会を作っていることに気が付きません。
わたしは、こうして人は管理されていくのか、
こうしてファシズムは形成されていくのかと思い、この先に訪れるかもしれない暗黒社会への恐怖に打ちのめされるのです。
ナチズム、ヒットラーの台頭の背景にも似たような要因と経緯があったのではないでしょうか。


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by michi-no-yuri | 2019-03-11 10:33 | Comments(0)
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