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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

大企業のためにだけ汗を流す総理。

参院本会議で、総理は「人手不足は深刻で対応は待ったなしだ」と言って来年4月からの制度導入に強い意欲を見せました。
総理が何に対して本気になるかがよく分かります。
アメリカと大企業のための政治しかやっていないのがよく分かります。
人手不足が深刻だというのは分かっても、過労死を生む労働環境は分からないのです。
大企業の雇われ総理だからです。
いまの人手不足には間に合わなくても、将来の日本の国力、労働力のために、何をしなければならないかの議論がないのが不思議です。
そのためには非正規の廃止、最低賃金の見直し、残業手当の充実など、大企業の嫌がることをしなければならないからでしょう。
ほんとうに「今だけ」の大企業のための政治しかしていません。

きょう総理はG20に出席のためアルゼンチンに飛びますが、26日の参院予算委員会で前代未聞の珍問答がありました。
その日は外遊日程があるので国会に出られないと言う総理に、福山議員がどこに行くのですかと訊いたら決まっていないと答えました。
さらに、福山議員が決まってないのにどうして国会に出られないのかと突っ込むと、なんと総理は出られないなんて言っていないと答えたのです。


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いま泣いたカラスとは意味合いが違いますが、数秒前に言ったことを言っていないと平気で言える人間が日本の総理なのです。
それに総理の海外出張について書かれた紙が配られていたのに、それも否定しました。
こんな虚偽答弁が許されてしまうのが不思議でなりません。
本来ならこれだけでアウトなのに、いまの日本ではどんな嘘でも改竄でも隠蔽でも許されています。
総理は野党を毛嫌いしバカにしています。(バカほど人を見下したがります。)
野党をバカにしているところを自分の支持者に見せたくてまともに答えないのです。
もしかしたら、総理はモリカケはもう終わったと思っているかもしれません。
総理にそう思わせているのが野党のとことんダメなところです。
国会で平気で嘘をつく人間がまだ日本の総理でいるということが、日本と日本人の衰退、堕落、凋落を象徴しています。
西尾幹二さんは、戦後最低、最悪の総理だと言いましたが、最低ということは他と比べているわけですが、比べるものなどありません。
わたしは、日本の歴史にも存在しなかった異種の人間だと思っています。

総理はG20のあと初めての訪問国だというパラグァイ、ウルグァイに行くのですが、経済協力の話し合いと言っているのはおそらく労働者の受け入れに関する要請なのだろうと思います。
大企業のためなら遠路も厭わずどこへでも行くのです。
中国人ばかりが増えすぎるのも困ったものだということでしょう。


大企業のためにだけ汗を流す総理。_c0243877_10292172.jpg











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by michi-no-yuri | 2018-11-29 10:32 | Comments(0)
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