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谷間の百合

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「功」を焦ってプーチン大統領に弄ばれる。

プーチン大統領が前提を設けずに平和条約を年内に締結しようと言いました。
それに対して、日本はあくまで領土返還が先だと突っぱねていますが、総理は出発を前に、平和条約締結に意欲を示していましたし、おそらく首脳会談でも領土には触れずに平和条約を前に進めようと言ったのではないでしょうか。
それを後でごちゃごちゃ言うのはおかしい。
プーチン大統領は、シンゾーがアプローチを変えようと言ったので急に思いついたと言っていますが、そのアプローチとはもしかしたら、領土問題は一時棚上げにして平和条約を結ぶことだったのではないのですか。
それが鈴木宗男さんが言った歴史の一ページを開く意味だったのではありませんか。
総理は総裁選を前に明らかにあらゆるところで 「功」を焦っています。
それがことごとく裏目に出ているのです。

きょうの「酔生夢人のブログ」に、「(外面的事実ではなく)、精神の中で起きることが本物の体験である」というランボーの言葉が引用されていたのですが、ちょうど書きたいことがそのこととも関係することでした。
ゾロゾロと海外へ観光旅行に出かけるのはもう当たり前の世界になりました。
たまに、好奇心に輝いた目を見ることがありますが、ほとんどはただ物欲しそうな顔でぶらぶら歩いているように見えます。


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いったい、人は何を求めているのでしょう。
たしかに、外へ出たらいろいろな出会い、発見があります。
しかし、それをランボーが言う本物の体験にするには、好奇心はもちろん感受性、想像力が不可欠ですが、観光客の顔からそういうものを感じることは滅多にありません。
日本を「観光立国」にしようと宣言したのは小泉元総理です。
自らポスターのモデルになるほどの熱の入れようでしたが、これだって郵政民営化と同じで「その筋」からの指示であることは言うまでもないでしょう。
わたしは、いまになってあれが第二の「開国」だったのだと気が付きました。
なぜ、その筋が開国を迫ったか分かりますか。
みんな自分の意思で出かけていると思っているのでしょうが、違います。
ハーメルンの笛吹き男ではありませんが、笛を吹く人間がいて、人は知らず知らずのうちに無意識に笛の音に誘導されているのです。
スウェーデンで、反移民を唱える極右政党が躍進しました。
ドイツもいつ反移民の大規模な暴動が起きるかしれない状況です。
「かれら」その筋の人間は多分ほくそ笑んでいるでしょう。
移民を作り出したのも「かれら」なら、そこで対立や混乱、暴動を扇動しているのも「かれら」なのだと思います。
わたしはいくら笛を吹かれても、その音色がどんなに魅惑的であっても、決して付いて行くまいと思っていますが、、、
旅行に行くように仕向けるのは、世界をまぜこぜにして無秩序の状態を作りたいからだろうと思います。


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by michi-no-yuri | 2018-09-13 10:48 | Comments(2)
Commented by ワタン at 2018-09-14 09:34 x
百合さま、ながらく無沙汰しました。
「悲憤慷慨」の解毒剤をおくります。

たまたま、渡辺浩教授の『東アジアの王権と思想』を、驚嘆(三嘆)しつつ読んでおりましたら、フィッセルといふオランダ商館員の日本人評が引用されてゐました。二百年前と、何も、すこしも変はらぬ国民性! と思つた次第です:
「功名心は日本人の性格の中でも第一の特質であり、そのためには、他のいかなる重大事も譲歩しなければならないのである。」
Commented by michi-no-yuri at 2018-09-14 19:59
ワタンさま

コメントありがとうございます。
そのフィツセルという人は、200年前の日本人の何を見てそう思ったのでしょうか。
功名心はだれにでもあって、それを求めるか求めないかの違いのような気がしまうす。
どういう種類(階級)の日本人のどういうところを見てそう思ったのでしょうね。
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