プーチン大統領は総理を一時間40分待たせたそうです。
わたしは2.3時間は待たされるだろうと思っていたのでこの程度で済んだことは良しとしなければなりません。
(これはロシア人の属性なのでしょうか、それとも主に日本にたいしてだけなのでしょうか。)
共同開発のなかの細かい取り決めについて一致したということですが、歴史を開く一ページはどうなったのですか。
総理はプーチン大統領の冷たい態度にもわれ関せずという顔をしていましたが、会っているだけで所期の目的は達成できたのです。
きょうになって新聞が「関空、遠い完全復旧」「関電、電柱900本損壊、道路寸断で現場に近づけず」と報じました。
総理は6日の対策本部で明7日には国内線を再開すると言ったのですが、明らかに功を焦ったのです。
わたしは、福岡市長が博多駅前の大規模陥没事故をわずか6日間の突貫工事で復旧させたことが総理の頭を過ったのではないかと思いました。
復旧成った翌日、総理は市長に電話して「日本の底力を見せてくれた」と称賛していたからです。
自分も真似をして世間から喝采を受けたかったのでしょう。
(わたしはこの市長は下手をすると牟田口廉也になると思いました)
総理は10日、将来の災害に備えてインフラの緊急点検を3年間集中してやると言いました。
あきらかに石破さんの「防災省」を意識しているのです。
石破さんの「防災省」の提案を、安倍派の論客は、災害なんてめったに起きるものではないのに、余った時間はなにをするのだと揶揄しました。
いつも目に付くクズのような人間が元官僚の高橋洋一、岸博幸、八幡和郎ですが、官邸に弱味でも握られているのか、それとも毒まんじゅうを食べたのか、ほんとに害虫のような人間です。
(きょうの新聞に八幡さんの「反安倍という病」という本の広告がありましたが、「親安倍という不治のバカ」という本をだれか書いてくれませんか。)
わたしは、石破さんの提案はとても大切なことだと思っています。
インフラの点検の結果、耐用年数を過ぎたものが多いことに驚くのではないでしょうか。
オリンピックをしている場合ではないのです。
オスプレイを買って(買わされて)いる場合ではないのです。
インフラはボロボロだし、自然破壊による災害は多発するでしょうし、毎日何千何万と外国人観光客が来ているような現状で、国を守ることなどできるわけがありません。
総理の「日本を守る」は絵空事です。
防衛とは軍備増強することだと思っているような頭で国を守ることなできません。
それにしても、災害時以外の日は何をするのかというのがいかにも官僚の発想です。
することは山ほどあるのに、それに気が付かない、気付こうとしないのが官僚です。
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