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谷間の百合

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なぜ親は子どもへの体罰を容認するのか。

相撲に始まり、レスリング アメフト、ボクシング、体操と、組織と指導者に対する告発が続いていますが、まだまだ続くのではないでしょうか。
しかし、わたしが飛び火してほしいと思うのはマスコミ自体であり、テレビ業界や芸能界なのです。
マスコミは宿痾とも言うべき同じ構造の中に居ながら、大上段からああだ、こうだと批判しているのがわたしには可笑しくてなりません。
しかし、電通という大組織に挑めるような人間はいないでしょうから、この流れからそこまで行くのは至難なことでしょう。
なにせ、財界、政界もグルなのですからその牙城を崩すのは並大抵のことでないのですが、しかし、そこを崩さないと日本が変わることはありません。

先日、ナベツネさんが倒れたことで、読売内部に激震が走ったということですが、なんで90を過ぎた老人が倒れて激震が走るのでしょう。
そう書かざるを得ないところに、ナベツネさんがいかに権力を恣にしてきたか、というか「させてきたか」ということですが、ほんとに根が深い問題です。

また、JOC会長の森嘉朗さんはボランティアだそうですが、これだって本人がと言うより、周りが担いでいるのだと思います。
責任問題やややこしい問題が起きたときの「弾除け」「防壁」のような存在として。
ちょうど、天皇の影に隠れて悪いことをし、その責任をすべて天皇におっかぶせたやり方、体質と同じです。


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いま問題になっている体操ですが、協会の偉い人が「18歳の女の子が嘘をつくわけがない」と言ったことに、わたしは引っかかっています。
宮川選手の言っていることに嘘はないと言うのならいいのですが、18歳の女の子は嘘をつかないという認識に驚いたのです。
人を見たら泥棒と思えではありませんが、わたしは人間は嘘をつく生きものだと思っています。
だから、子どものワシントン大統領が桜の木を切った逸話が倫理の問題として教育的に語り継がれているのではありませんか。
18歳の女の子は嘘をつかないという認識でいるような大人が、痴漢されたという女の子の言い分を100%信じて無実の男性を地獄に落とすことがあるのです。
(こういう人はまた総理大臣が嘘をつくわけがないと思っているのでしょうね。)

わたしは、宮川さんというより、体罰を容認していたという母親に違和感を覚えまず。
桜ノ宮高校で起きた、バスケのキャプテンが監督の執拗な殴打によって自殺した問題でも、父兄から監督の体罰を容認するというより支持する声が上がりましたが、このときもわたしは信じられませんでした。
なんで親が子どもへの体罰を求めるのか、なんでそんな勝手なことができるのかと思いました。
個人の尊厳も基本的人権もまったく分かっていないということです。
現代人は信じないでしょうが、一面では明治の時代より人権感覚が希薄になり後退しているのです。
しかし、これは人権感覚というより個人の尊厳や恥の観念の問題なのかもしれません。
いまいくら人権を叫んでも効果がないのは、背中合わせになければならない個の尊厳を失っているからかもしれません。
武士道は暴力を許しませんでした。
子どもが教師に暴力を振るわれたら親が許さなかったでしょう。


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by michi-no-yuri | 2018-09-05 10:12 | Comments(0)
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