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谷間の百合

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日報「ありました」で済む話ではありません。

イラクの日報、今回出てきたのは435日分、1400ページに及ぶものだそうです。
驚くべきことです。
しかも、まだ出てくるだろうと。
その中に「戦闘」という言葉が複数回記載されていたということで、今後論議を呼ぶことになるだろうと言われています。
小泉元総理は、自衛隊の活動は非戦闘地域に限ると明言していたからですが、そのとき同時に、どこが戦闘地域か非戦闘地域かわたしに訊かれてもわたしに分かるはずがないではないかと笑いながら答えたのです。
分からなければ、入念な下調べをするべきなのです。
こんなふざけた人間によって自衛隊のイラク派遣が決まったのです。
それまでは、アメリカからの恫喝にも似た要請に対して、海部総理は9条を盾に抵抗し拒否してきていたのですが、小泉総理になってその一線はあっさり乗り越えられました。

防衛省が存在しないと言っていた日報はどこからでてきたのか、その間の事情が一切説明されません。
「ありました」で済む話でないのです。
なぜ、防衛省は存在しないと言っていたのでしょうか。


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シビリアン.コントロールは大丈夫かと言う声がありますが、大丈夫なわけないではありませんか。
真珠湾攻撃、特攻隊カッコよかったとそれくらいしか頭にない人間が最高指揮官なのですよ。
自衛隊は、国のため自分のために死を覚悟しているのを当然だと思っているような人間が最高指揮官なのですよ。
しかし、それ以前に、シビリアン.コントロールは無意味なのです。
なぜなら、アメリカン.コントロールだからです。
(それにしても、河野統合幕僚長はよく官邸を訪れますね。)

イラク.アフガンに派遣された隊員のうち、帰還後に56人の隊員が自殺しました。
ひげの隊長で現外務副大臣の佐藤正久は自殺は個人的な理由によるものだと言いましたが、人のいのちを十把一からげに扱うなと怒りを覚えます。
この人には、人のいのちや人生への想像力がかけらもありません。
ミニ牟田口のような人間だと思います。
日報に、「戦闘」という言葉があったということで、戦死ないしは負傷(重傷)した隊員がいたことを自ずと想像させます。
家族や隊員の口止めなど朝飯前でしょう。


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by michi-no-yuri | 2018-04-14 10:34 | Comments(2)
Commented by しもべ at 2018-04-14 19:14 x
いつもながらこのブログには考えさせられます。
まあ考えるだけで何も行動できない私も悪ですが。

髭の隊長の特別講義を受けたことがあるんですが、私の受けた彼の印象は「胡散臭い人」でしたね。
あまり防大出っぽくない雰囲気で、頭の回転は早いのでしょう、甲高い声でイラクのことをペラペラとまくし立てるといった感じ。
予想ですが、おそらく防大のときからなんとなく浮いていたんじゃないでしょうかね。職種も傍流の化学科です。

何が起こるかわからないイラク第一次派遣隊を任された理由というのも、「能力は高いが、組織としては潰しても惜しくない人材だったから」なのだと私は推察しております。

第一次派遣隊を何事もなく(あったかもしれないけど)やり遂げてきたご褒美として、彼は参議院に送り込まれました。化学科職種では自衛官として出世できる限界があったからです。

そんな彼が国会でやった目立った仕事が安保法案強行採決の際の野党の妨害だったてのが泣かせますね。塚本幼稚園児には褒められてましたけどね

まあ他人の命への想像力がないのは彼個人というより自衛隊の文化というか組織的問題と思いますけど。
Commented by michi-no-yuri at 2018-04-16 13:12
しもべさま
コメントありがとうございます。
いのちへの想像力がないのは、自衛隊の文化というか組織的問題だと言われるのは分かるように思います。
自衛隊でいのちの尊さを教えることはないでしょうし。
きのうの記事で、軍人がもっとも戦争を忌避すると書いたのですが、統合幕僚長はじめ自衛隊の上層部にそれはあまり感じられません。
米軍に頼り切っているから、責任感が育たないのかもしれません。
自衛隊が未熟でお粗末な組織だと言われるのも、原因はそういうところにあるように思います。
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