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谷間の百合

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政権維持に利用される家族会。

きのう拉致被害者家族会が官邸を訪れて総理と面会し、トランプ大統領との会談で拉致問題を前進させるようにとの要請文書を手渡しました。
総理は、金正恩の軟化は日本が国際社会を通じて圧力を掛け続けてきた成果だと強調し、「被害者がご家族と抱き合う日がくるまで全力を尽くしたい」と述べたということです。
わたしはこのニュースを聞いたとき、家族会のこの行動は総理を利することになるのではないかと思いました。
モリトモ問題でこれほど追いつめられている総理への利敵行為に当たるのではないかと思ったのです。
全力を尽くすと言い続けながらも1ミリも動かしてこなかった上に、嘘と隠蔽で国民と国会を愚弄してきた総理を家族会はまだ信用するのかと怒りさえ込みあげてきました。
国会周辺では、連日連夜、「安倍辞めろ」のコール、怒号が飛び交っているが耳に入らないのだろうかと。
わたしは、国の中で起きていることに無関心というか、まったく意に介さないかのような家族会の振る舞いが疎ましくなりました。
拉致を解決できるのは安倍総理だけという神話(デマ)を許してそれを政権維持に利用させてきたのが家族会ではありませんか。
「救う会」に引き摺られるままに十数年も過ぎて、いつの間にか安倍応援団にされているのがまだ分からないのでしょうか。


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官邸は朝鮮総連を通じて北へ日朝会談の開催を打診したそうです。
また、官邸から「拉致問題解決の見通しを国民に示したいからその準備を」との指示があったと外務省関係者が洩らしているようです。
なぜ、今になって出来ることが今まで出来なかったのかということです。
そこに、大きな秘密がありそうです。

総理はなぜ拉致の解決をトランプ大統領に頼むのでしょう。
アメリカは拉致と関係ありません。
主権国家ならこんなこと恥ずかしくてできないはずです。
総理自らが、日本が主権国家でないことを行動で示しているのです。
わたしは拉致をアメリカに頼むことに対して、どこからも違和感や批判が出てこないことが不思議でなりません。
国民は同盟国だから当たり前だとでも思うのでしょうか。
あるいは、総理はアメリカに頼むことで同盟の絆の強さを国民に見せたいのでしょうか。
それが国民に安心感を与えることだとでも思うのでしょうか。
米軍基地ももう目に馴染んで空気のような存在になっているかのようです。
日本が独立国になることがこの先あるのだろうかと思わざるを得ません。


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by michi-no-yuri | 2018-03-31 11:10 | Comments(5)
Commented by 山桜 at 2018-04-03 12:30 x
拉致被害者家族会は、「わかって」やっているのですよ。
拉致問題に長年関わってきて、
内側から運動を見てきて、今はそう確信しています。

救う会副会長の島田洋一氏のTwitterを一度
ご覧になると判ります。
彼らは、「安倍政権」と一蓮托生、利害一致しているのです。
拉致問題は解決できない16年の内に、
一大産業と化しています。
出版・演劇・歌・講演他、絡んでいる利権は半端なものではありません。
「普通のおじさん・おばさん」が拉致被害者家族様として
聖域に崇め奉られ、勘違いしているのです。
認定被害者家族会の身内が亡くなれば、
大臣から電報・花輪等が送られます。
特定失踪者家族の場合はそのようなことはありません。
だれが、そのような「特権」を手放しますか。
「権力」の側にいることに快感を覚えない、
魅力を感じない人ならできるのでしょうが、
そういう人ばかりではないようです。

だから、家族会が「一緒に怒ってください」と言っても
誰に怒るのか?と思う人は多いでしょう。
北朝鮮憎悪増幅装置と化した家族会に
共観する人が減るのは当然でしょう。
何もしない政府に対して「怒ってくださ」ならわかりますが、
決してそうは言いません。仲間だからです。
だから、彼らは「全員一括帰国以外認めない」というとてつもなく
高いハードルを言いづつけるのです。
解決しては困るから。
政府と一緒になって、「拉致」を利用しているようなものです。

Commented at 2018-04-03 12:54 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 谷間の百合 at 2018-04-04 09:59 x
山桜さま
コメントありがとうございます。
貴重な情報をありがとうございます。
わたしのこの記事には批判や罵倒が寄せられるかもと覚悟していたのですが、もう世間の人の気持も変わっていたということでしょうか。
世論調査でも80%以上の人が無関心だという結果でしたね。
わたしは拉致に関しては報道で知るだけですが、それでも書かれている大体のことは感じていました。
今年もアメリカ詣でが予定されているのでしょうが、アメリカに頼るということは奪還を諦めているのに等しい行為だと思います。
北朝鮮と敵対してきたアメリカに頼るということは軍事力に期待するということに外なりません。
ほんとうに取り戻したいのならロシアか中國に行くはずです。
思えば、15年にわたる拉致問題は横田早紀江さんの「わたしは(死亡を)信じません」の一言から出発したとは言えないでしょうか。
わたしなら、もし娘が北で生きていることが確信できたらどんなことでもして取り戻したいと思うでしょう。
平気で嘘をつくような総理大臣を信じていつまでも待っているようなことはゼッタイに考えられません。
そこにわたしの不信感の原点があります。
日朝首脳会談が実現するのかどうかまだ分かりませんが、拉致はどんな結末を迎えるのでしょうね。
Commented by 山桜 at 2018-04-05 11:39 x
管理人 様

コメントの掲載ありがとうございます。
このことは、多くの方に知っていただいても
もう構わない時期だと思います。

「解決」とは一体どの点を言うのか?
家族にもわからないのではないかと思います。
アメリカ人学生ワームビア氏が北朝鮮から
送還されたときに、あのような人事不省にしてまでも
返すのに、拉致被害者は返さない。
つまり、あのような状態(帰国後死亡したことは想定外でしょうが)にしてでも
返せないといういうことは
認定被害者を返す意志は北朝鮮には無いということを
多くの人は気づいたはずです。
それを全く無視して、「生きている」だから全員救出というのは
欺瞞でしかありません。

救う会の西岡会長はよく言います。
「死んだという証拠を出せ、と言えば
北朝鮮は生存している被害者の体の一部を
切断して骨の状態(DNA鑑定可能)にして出してくる。
被害者に危害が及ぶ恐れがある。」
こういうことを前もって言っておけば、
確かな「遺体」からのDNA鑑定で本人と確定されたとしても
言い逃れることができます。
つまり、被害者はどのような状態になっても
「生きている」と言えるわけです。

もし、亡くなっているのなら、その魂を悼むことができます。
しかし、それすら許されず、家族は「希望」を持たされて
「生きているから返せ」と言わされ続けるのです。
残酷なことです。
そして、家族も利用されているうちに、
快感になり、抜けられなくなっていくのです。
拉致問題を「特別」な悲劇にするのではなく、
数多の悲劇の1つにしなければならない時、
one of themに引き戻す時にきていると思います。

Commented by 谷間の百合 at 2018-04-05 13:48 x
山桜さま
コメントありがとうございます。
わたしのブログでは大した拡散にはならないのですが、少しでも多くの人に知ってもらいたいと思いました。
もし、北の言っていた5人生存、8人死亡が事実なら、そしてそれを日本政府もアメリカも知っているのだとするとほんとうに罪深いことですね。
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