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谷間の百合

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国賊 石原慎太郎。

田中角栄生誕100年という特集番組の前半しか見なかったのは、いつものことですが、ロッキード事件以降が辛過ぎて見られないからです。
角栄のいのちを賭けた政治決断によって実現した国交成立で、急速な雪解けを迎えた日中が、いまのような険悪な関係になろうとだれが予想できたでしょうか。
2010年に温家宝首相が天皇と謁見していますが、それが最後だったように思います。
険悪になったのは、言うまでもなく石原慎太郎がアメリカのシンクタンクでぶち上げた尖閣の買い上げ発言です。
ほんとうに、この人の罪は大きい。
百条委員会では耄碌を装って逃げ切りましたが、勇ましいことを言う人間はだいたいこんなもの、百田尚樹しかりです。
最近になって角栄を評価しているのは、良心が咎めるというより先を読んでのことでしょう。
アメリカは日中友好を嫌いました。
日中にクサビを打ち込む役を慎太郎は進んで引き受けたのでしょう。
その後の野田総理の尖閣国有化宣言で亀裂は決定的なものになりました。


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角栄の念頭にあったのは「平和」の二字でした。
政治がすることは平和と福祉に尽きると言っていたということを知りわたしは泣けました。
安倍総理はその二つを敵視しています。
なぜなら、いつも頭にあるのが戦争だからです。
訪中の勢いをかって訪ソした角栄は、ブレジネフに北方領土は未解決の問題だということを認めさせます。
外交にたいする気迫が違うのです。
安倍総理のしていることは見せかけの外交です。
プーチン大統領が少し強い態度にでると尻尾を巻いて逃げ帰りますが、恥も屈辱もほとんど感じない総理はすぐ忘れてまたぞろ出かけて行きます。
北のミサイルがどうのこうのと言う前にいのちを賭ける気で訪朝したらどうだと思うのですが、アメリカがさせてくれないのですね?

以前にも書きましたが、訪中した鈴木善幸元総理は残留孤児について「長い間日本の子供を大事に育ててくれてありがとう」と言ったのです。
善幸さんの女婿が麻生副総理ですが、この人間性の違いに目が眩むようです。
いかに日本人が礼節を失ったかということですが、この著しい人間性の劣化に気付かなければ、もう日本は立ち直れません。
というか、すでにそういう現実になっています。


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by michi-no-yuri | 2018-01-08 10:52 | Comments(13)
Commented by ツユクサ at 2018-01-08 11:25 x
こんにちは。田中角栄は本当に平和を愛した人だったと思います。彼は歴代の総理大臣でただ一人、一兵卒として戦争に参加した人です。昭和14年に陸軍の騎兵として満州に行き、部隊はノモンハン事件でソ連軍と戦いました。角栄自身は幸運にも戦場に出ずに済みましたが、多くの戦友が死亡しました。小沢一郎がよく「一兵卒」という言葉を口にしますが、彼自身は戦争体験は無いので、角栄のことが念頭にあるのだと思います。
タイトルに誤字があるので訂正をお願いします。
Commented by 七転八起 at 2018-01-08 14:06 x
安部 ⇒ 安倍?

ご確認下さい。
Commented by michi-no-yuri at 2018-01-09 06:33
ツユクサさま  七転八起さま

誤字のご指摘ありがとうございます。
実は、この3日間体の痛みで七転八倒しています。
50肩だと思っていたのですが、それが酷いことになりました。
いまや腕を上げることも首を動かすことのできず、
少しでも動くと激痛が走り、悲鳴を上げています。
そんなことで注意力が散漫になっていたようです。
手先は何ともないので、がんばってキーを叩いているのですが、こういうときは静かにしているのがよさそうです。
Commented by ミルキー at 2018-01-10 16:07 x
お体がたいへんな中、記事をアップしてくださり、ありがとうございます。お大事にしてください。
早く痛みから解放されることを祈っています。

いつも掲載されている写真、心が和みます。
差し支えない範囲で、写真を撮影された場所を記載することはできますでしょうか。県名、地方名でいいです。
いつも、どこだろう、と考えながら、眺めています。
Commented by louisx2 at 2018-01-11 18:49 x
ブログ主様、久しぶりにコメントさせていただきます。
新潟県人はかなりの割合で、角栄さん好きですね。いろいろありますが、真紀子嬢も。
「金」「数の論理」様々な言われかたがありますが、それでも日本人が彼に惹かれるのは、立身出世の物語もあるでしょうが、その「金」と「数」の裏に「義」と「情」があったからだと思っています。
人間の心が動くのは「利」や「欲」ではなく、最後は「義」と「情」ですよね。
今の「欲」に支配された政治を打ち破れるとすれば、やはり旗は小沢一郎氏の系譜になるのか?とは思うのですが、今一つ彼自身からはそういったものが感じられないのがツラいところです。
角栄さんが新潟県人に残したものは物心様々です。
あの利権の塊であった柏崎刈羽原発に、今新潟県人がどう向き合っているか?
市民連合・野党共闘をどう進めているのかを全国の人々に見てもらいたいです。
ではブログ主様、今年もよろしくお願いします。
Commented by 谷間の百合 at 2018-01-12 11:21 x
ミルキーさま

コメントをいただいていることは家人に読んでもらって知っていたのですが、わたし自身はパソコンに触れることができず、お返事が遅くなったことをお詫びします。
まだゴールには間がありますが、悪夢の七日間が漸く終焉を迎えようとしています。

先のコメントにも書いたことですが、日本はほんとうに「アホ(痴呆)の国」になりました。
菅野完さんが言う「アホ化」の進行は、ミルキーさまの想像を超えるものがあると思います。
アメリカの北への軍事行動を47%の日本人が支持しているそうで、自分だけは高みの見物ができると思っているアホです。
何もいいこともなく、つまらない社会だからそういうことでスカッとしたいのかもしれませんが、火の粉が掛かる程度で済むことではないことがどうして分からないのでしょうか。

写真は、とくに海外におられる日本の方を意識しているのですが、同じ山や川でも国によって表情が違うのだろうと思うのですが、日本を出たことがないわたしにはわかりません。
わたしの撮影するエリアは奈良市、飛鳥、東吉野などですが、有名なところは場所を特定できますが、ほとんどが行きずりですので何処ということが言えません。
大体そのエリアだと思ってください。
このごろ頻りに思うのは、多くの人々にいまのうちに日本をたくさん写しておいてほしいということです。
日の出や日没など無くなるものではないのですから、そんな写真を撮る暇があれば、ぜひ身近な風景をたくさんカメラにおさめてほしいというのがわたしの切なる願いです。
ことしもよろしくお願いします。
Commented by 谷間の百合 at 2018-01-12 13:58 x
louisx2さま

コメントありがとうございます。
実は、金権政治と言われていたことについて記事を書きたいと 思っていたところでした。
金権政治と糾弾していた人たちの一人、石原慎太郎がそんなにお金に綺麗だったでしょうか。
事実はまったく逆だったのではないでしょうか。
角栄は人間を知っていましたし、なによりもお金の効用を知っていました。
お金の効用など考えたこともなく、只私腹を肥やすしか能がない政治家とは違うのです。
利権団体から寄付の名目でせこくお金を集めるような人間ではないのです。
下村博文さん、あんたのことです。
あんたはほんとうに汚い。
それ以上に、その汚さが想像を絶するのが安倍総理です。
田中角栄は私腹を肥やしたでしょうか。
子孫に美田を残したでしょうか。
角栄の志をまったく理解できない連中が、金権政治だと糾弾して、日本の自立を目指した稀有な政治家を抹殺してしまいました。
Commented by louisx2 at 2018-01-12 16:47 x
ブログ主様、ありがとうございます。

終わり・・・の、人間の醜悪なあがきですね。
こんなにも人を侮辱する「金」の使い方が蔓延っているのも、彼らの終わりが近いからなのでしょう。
恐れも、怖れも、畏れもありますが、陰極まるときを見届けるために生まれてきたんでしょうね。

更に奪うために、自分達が潤うために戦争を起こす?その時、彼らに自分達がやったすべてがブーメランとなって還っていくでしょうね。


Commented by PICO at 2018-01-13 08:43 x
身体に痛みがあるとの事どうぞお大事になさって下さい。身近の写真を撮るって良いですね。実家に帰省すると子供の頃遊んだ神社などを訪ねるのですが、どんどん昔の景色か無くなっていくので悲しく思っていました。今では見覚えのある建物は僅かになってしまいました。何十年経っても変わらない景色に出会うとホッとして心が癒されます。日本人は新しい物を受け入れる事にあまり抵抗が無い人種なのでしょうか 新しく便利になるのは良いのですが古いものを直しながら残していく事の尊さも忘れたくないです。 返信は結構です。早く体の痛みが無くなりますように。
Commented by michi-no-yuri at 2018-01-13 12:06
PICOさま

お見舞いのコメントありがとうございます。
おかげさまで完全復活とはいきませんが、
ほんとうによくなりました。
地獄から脱出した気分です。
いまは腹這いになってキーを叩いています。

わたしは地図とむかしの写真を見るのが好きです。
むかしの写真からは、時代の空気、世相、
人々の暮らし向きなどが見て取れて興味が尽きません。
変わらないものはないのですから、
だから、近くの町や自然のなんでもない風景をできるだけ
写真に残してほしいと思うのです。
Commented by ミルキー at 2018-01-14 15:40 x
愚痴を聞いてください。

そちらは、いろいろ問題があると思いますが、こちらは、もう、ご存知の通り、移民問題です。
たぶん、お話しても、日本に住んでいる日本人の方には、想像できないと思いますが。。。
フランスには、将来がないように感じます。移民自体が問題ではありませんが(ベトナム戦争やカンボジア内戦での難民受け入れの時には問題はなかったのですから)、移民による国内のイスラム化がここ数年で凄いのです。移民によるイスラム教徒人口の増加と女性達の出産による子供の増加。
去年、「ジハード(聖戦)」という名前の赤ちゃんが誕生しました。数年前に、フランスでテロがありましたが、そのテロリストの名前を子供につけようとして、市に拒絶されたケースもありました。彼らの中には、テロリストを殉教者だと思っている人達もいます。私が住んでいる市は、2万人の人口の小さい町ですが、半分以上の人口は、イスラム教徒だと思います。こんな小さい市に、数年前に巨大なモスクが建設されました。
フランスは、モスクが雨後の筍のように、あちらこちらに、建設されています。(裕福な国でありながら、移民・難民を受け入れないサウジやカタールが、モスク建設に投資しています。)
私が仕事をしている高校は、カトリックの学校ですが、生徒の3分の1がイスラム教徒です。
ラマダンの時には、断食をする生徒もいます。
先週、日本語の授業に男の子が、おしゃべりをしていて、「ラマダンのお祭りは楽しいからモスクにくればいい」と他の生徒を勧誘していました。(続く)
Commented by ミルキー at 2018-01-14 15:47 x
イスラム教は、「イスラム教徒以外は、地獄に落ちる、イスラム教をやめた者には、死を与えよ」「スカーフをしていない女性は品位がなく、性的暴力を受けてもしかたがない」「女性は子供をできるだけ多く出産して、この国を支配するのだ」と教えています。
信仰儀式で、羊を生贄にします。(動物愛護協会が反発しています)

彼らは、一見、普通の人のように見えますが、男性は、暴力的です。

テロは、怖くありません。むしろ、こんな宗教をいいと思って熱心に信仰をしている人達と住むことが怖いのです。

同じ空気を吸っていること自体、寒気がし、苦痛です。

私は、仕事や必要な時以外は、外出しませんが、外出するときは、必ず、お数珠を身について出かけます。

社会学者の人が言っていましたが、現在、フランスには、20パーセントのイスラム教徒がいるが10年後には、40パーセントなるだろうと。彼らは、イスラム法を導入したいと考えいます。

既に、パリのある移民地区では、イスラム法を実施していると聞きました。そこには、スカーフをしていない女性は、もちろん、警察も入ることができないそうです。信じられますか。フランスの領土でありながら、イスラム教徒以外は立ち入れないのです。つまり領土が部分的に失われたのです。

パリの人が言っていましたが、「ナチスにフランスが占領された時代のようだ、軍服を着たドイツ兵の代わりに、ブルカやジェラバを着たイスラム教徒がパリを闊歩している」

以上が、フランスのニュースです。

それでも、落ち込まないように、生きていこうと思っています。

谷間の百合さま、愚痴を聞いてくださって、ありがとうございます。
Commented by michi-no-yuri at 2018-01-16 14:26
ミルキーさま

気の重い話題で、だから愚痴ということになったのでしょうが、ほんとうにどうなるのでしょうね。
フランスからは女性のスカーフの問題がときどきニュースになりますが、それほど酷い状況だとは知りませんでした。
ミルキーさまのようにこうして書きこんでくださるのはとても有益なことだと思います。
コメント欄は掲示板みたいなものだと思っていますので、これからも記事に関係なくどんどん書きこんでくださると有難いです。
ブログ、ツイッターの目的は拡散にあるのですから。

日本も例外ではなさそうです。
思うに、グローバル化とは剥き出しの弱肉強食社会のことでした。
野蛮で粗野な人間がそこらを闊歩するような社会になるのかもしれません。
外出するのも命がけということになるのかも。
司法が腐敗するとこうなるということです。
いま日本で法に守られているのは、総理とそのお友だちだけです。
トンデモナイことです。
菅野完さんが日本の近代国家が問われていると言っていますが、わたしは問われている段階は終わったと思っています。
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