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谷間の百合

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十五日 その一  日本の刑事司法は中世。

「まだ最高裁がある」という言葉で有名になったのはどの事件のことだったかなと思って検索したら「八海事件」でした。
高裁で有罪が確定したときに、獄中から被告の一人が叫んだ言葉でした。
そして、その3年後にかれらは最高裁で無罪を勝ち取ったのです。
事件発生から16後のことでした。
正木ひろしという熱血弁護士が書いた本を元に事件が映画化されマスコミが取り上げたことで事件が世間に知れ渡りました。
これらはすべて係争中に起きたことです。

いま、最後の希望である「まだ最高裁がある」という言葉がなんと虚しく響くことでしょう。
美濃加茂市の市長の上告を最高裁は棄却しました。
郷原信郎という優秀な弁護士の力が足りなかったからではありません。
最高裁が権力の味方というより権力の片棒を担いでいるからですが、ここでもマスコミの責任が大きいのです。
司法が正常に機能しないのは、貴乃花や猿や不倫を追いかけているマスコミの責任と言っても過言ではありません。
かっての警察はマスコミを恐れていたものですが、いつのまにか立場が逆転していました。
マスコミは警察から情報を貰いそれをそのまま報道するというだけの警察の広報紙に成り下がってしまいました。


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美濃加茂市長は30万円の受託収賄に問われているのですが、
絵に描いたような斡旋利得罪といわれた甘利さんは不起訴になりました。
下村博文さんは、加計学園から政治資金パーティの費用として200万円を受け取りながら収支報告書に記載がなかったとして市民団体が東京地検に告発しましたがその後どうなっているのでしょう。
都議選後に説明すると言っていましたが、マスコミが追及しないのをいいことに逃げられると思っているのでしょうか。
まったく同じ内容で園田博之さんも告発されていますが、国会議員は国会で利権漁りだけをしているような印象を受けます。

パククネ元大統領の親友だった崔順実被告に、職権乱用罪で懲役25年が求刑されました。
韓国と日本の司法のこの懸隔に目が眩むようです。
職権乱用罪どころか、国家を私物化している総理の罪の重さは想像もつかないほどです。
それを放置している検察、国会、自民党、そして国民。

八海事件で記憶に残るのは取り調べ中の言語に絶する拷問です。
籠池さん夫婦には肉体的拷問はないと思いますが、ヤクザ以上の暴力集団と言われる大阪府警がどのような精神的拷問を加えているかは想像に難くありません。


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by michi-no-yuri | 2017-12-15 11:36 | Comments(0)
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