「不思議の国のアリス」ではありませんが、無法が罷り通る「不思議の国のニッポン」に住んでいることが苦しみになりました。
国民のいのちや暮らしには何の関係もない、相撲協会と貴乃花、貴乃花と白鵬の確執なんかそっちで勝手にやってくれ。
国家権力の横暴という暴力には無関心で、たかだか仲間内の喧嘩による暴力に、日がな一日喧々諤々と議論していることの愚かしさは、もう狂気の域に達している。
日野皓正の中学生への暴力には擁護論からよくやったという声までありましたが、あの暴力こそ問題なのです。
とってつけたような暴力はいけないの一言で片づけられないこともあるのではありませんか。
お相撲さんの暴力にばかり注目している間に、国家の暴力にいのちを狙われていることを忘れないように。
籠池さんの保釈取り消しの件、国会で取り上げてほしい。
いちばん大事な基本的人権を守るためですから右も左も関係ありません。
保釈取り消しの判断を下した裁判官を国会招致すべきではありませんか。
伊藤詩織さんの事件を希望の党の柚木議員と福島瑞穂さんが質問しました。
それにしても、裁判所が執行した逮捕状がもみ消されて、裁判所は何も言わないのですか。
普通なら抗議しませんか。
山口敬之は、女性が顔と実名をさらし、人生を賭けて告発したことから逃れられるとでも思うのでしょうか。
三大ゴロツキ右翼雑誌の一つ「Hanada」に、山口敬之が「金平茂紀と望月衣塑子の正体」なる記事を書いていますが、人の正体より自分の正体です。
どう転んでも一生その恥ずべき汚名が消えることが無いことを思うと、ちょっとは同情しますよ。
テレビは相撲と北の漂流漁船の報道一色です。
島に上がった捜査員が、放射能対応の白い防護服を着ていたのはなぜでしょう。
悪質な印象操作ですか。
官邸は、北への警戒心と憎悪を喚起するのに必死です。
(まさか、漂流漁船も打ち合わせ通りということはないでしょうね。)
希望の党が、立憲民主党が提案した「共謀罪廃止法案」への参加を見送りました。
玉木さんの民進党時代の顔は偽装だったようです。
榊原経団連会長が、東レのデータ改竄の不正に「慚愧に堪えない」と言いましたが、それで終わり?
もう手遅れですが、総理も疑惑をみんな認めて謝罪していたらよかったのです。
「スミマセンデシタ」と言えばなんでも通ってしまうのですから。
酔生夢人さま
わたしの拙文を取り上げていただきありがとうございます。
急いで書いて、あとでもっと的確な表現があったのにという後悔を引きずっていたのですが、それを代わって余すところなく書いていただいたと思いました。
(わたしにとって明るさ=透明感です。)
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