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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

国を守るとは生活を守ることです。

スペインやイタリアで観光客排斥が起きています。
日本ではそこまで発展することはないでしょうが、相当な不満がくすぶっていることは事実でしょう。
2年前、観光客が日本で使ったお金が3兆5千億弱だったと言いますから凄い金額です。
政府が当てにするのも無理からぬことですが、自分たちの失政、悪政を観光客の賑わいと落とすお金で誤魔化しているのかもしれません。

きのう、そこだけチラッと見たのですが、池上さんが、Pac2の的中率は9パーセントだったが、その後のPac3は性能が良くなったとは言いましたがパーセンテージは言いませんでした。
言えなかったのでしょう。
日本はアメリカからそういう兵器を買うことで、いかにも国を守っているように思わせているのです。
「日本を守りぬく」とはそういう意味なのだと思います。

北が蹴ったとはいえ、ロシアが南北朝鮮の話合いの仲介をしたというのはグッドニュースでした。
米韓軍事演習をしているときに、北が乗れないのは当然でしょう。
アメリカはほんとうに東アジアから出て行ってほしい。
きのう、ベルリンの壁が崩壊したあと、それに続いて南北朝鮮を隔てる38度線もなくなる日も近いのかと期待していた遠い日のことを思い出していました。
しかし、そのときから28年が過ぎました。
アメリカが東アジアでのプレゼンスを維持するために38度線はあるのだろうと思いました。
そのアメリカの覇権の維持に寄与しているのが日本という国なのではないでしょうか。
安保法案、集団的自衛権がいかに日本にとって屈辱的な条約か、それを嬉々として受け入れる政府や自衛隊に日本人はいないのか、日本男児はいないのかと、わたしはどれだけ悲憤慷慨したかしれません。


国を守るとは生活を守ることです。_c0243877_1026447.jpg


冒頭に話を戻しますが、ベネチアの女性が観光客のせいで街から活気が失われたと言っていたのが強く印象に残りました。
なぜだか分かりますか。
活気というのは、生活の中からしか生まれないのです。
かの女は、このへんには魚を売る店が立ち並んでいたのに、いまはそれが土産物店になってしまったと。
すべてが観光客仕様になってしまったと。
活気のもとである生活が観光客によって片隅に追いやられてしまったのです。
観光客は、ただ通り過ぎていくだけの人間です。
通り過ぎていく人間がそこの生活や文化を破壊しているのです。
大のおとながゴンドラに乗って、パスタを食べて、チャチなお土産を買って何が楽しいのでしょう。

国を守るとは、生活を守ることです。
それがまったく分からないのが安倍政治なのです。


国を守るとは生活を守ることです。_c0243877_1027256.jpg











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by michi-no-yuri | 2017-10-18 10:32 | Comments(0)
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