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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

産経の終わりが始まる。

(以下の記事は午前中に書いたものですが、国会中継に気をとられてUPするのを忘れてしまっていました。)

産経新聞は面白い。
産経の阿比留記者によると、平成29年はメディアが自分たちの存在価値、理由を自ら否定し自殺した年として記録されるのだそうです。
(わたしには産経の終わりの始まりの年に思えるのですがw)
森友、加計には何の違法性もないのに、ただ安倍政権へのダメージを創出するために、延々と貴重な時間を浪費しているのだと。
浪費感、不毛感を感じるのは事実ですが、それは野党にとっては質問して終わり、自民党にとってはウソを答えて終わりということの繰り返しだからです。
たとえば、石原慎太郎に対しては百条委員会を設けて証人喚問を行いましたが、それっきりです。
なんだったのでしょう。
あれで石原慎太郎は無罪放免となったのでしょうか。
森友については、自民党は証人喚問でもなにも新事実は出てこなかったではないかと言っていますが、2万トンどころかその100分の一もなかったゴミのために8億円値引きされたのは厳然とした事実で、これについての解明にはまだ手がつけられていません。
きょうもまた同じことの繰り返しになると思いますが、それでいいのだと思うようになりました。
総理や官邸の嘘が国民の目により鮮明に写ることでしょうから。
その効果が漸く仙台市長選の結果に表れています。


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きょうの「正論」ですが、「安倍内閣の『失速』がもったいない」と某筆者が書いています。
かれによると内閣評価の基準は第一に外交と安全保障政策、第二に経済だそうで、第一の外交は、つつがなく展開されてきたのだそうです。
笑ってしまったのが、元防大校長の五百旗頭真さんが「とりわけ大きな業績は、対米関係の高水準化である。」と言っていることです。
自衛隊をアメリカに差し出すことが「高水準化」になるそうで、さすが元防大校長です。
でも高水準化とはどういう意味でしょう。
いったい、安倍外交にどんな成果があったのか、わたしには何一つ思い浮かびませんが。
ひたすらアメリカのご機嫌を取り結んできただけではありませんか。
いっぱしの知識人でも、総理の派手で空疎な外交している「フリ」に騙されているのです。


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by michi-no-yuri | 2017-07-24 20:33 | Comments(0)
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