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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

岩盤規制に穴を開けるドリルとは恫喝と忖度のことでした。

きのうの前川前文科省事務次官の記者会見は見ごたえがありました。
表情、物腰がソフトで、語り口も声もいい、なにより総理に叛旗を翻した行動がカッコいい。
この人、きっと女性にもてる。
だから、わたしは政治家や官僚に、ちょっと勇気をだしてカッコいい生き方をしませんかと言いたいのです。
前川製作所、前川一族というバックがあるからその余裕が生まれるのかもしれませんが、しかし、ほとんどの金持ち財閥が政権と一心同体であることを考えれば、やはり代々反骨の血が流れていると見る方が当たっていそうです。
総理は人間を舐め切っていますからみんな自分に靡くと思っていたのでしょうが、世の中には靡かない人間もいるということを思い知ったのではないでしょうか。
人間の一途な思い、正義感、そして恥辱というものが分からないからこういう事態になったのです。
出会い系バーに行ったことについて言われたことも、そのまま受け取ればいいのではありませんか。
嘘だと思う人は、前川さんの顔写真をもって歌舞伎町に行って調べればいいのです。
そういう女性の話を聞きたいという動機を頭から否定する人は、自らのこころの貧しさ、卑しさを晒していることに気付くべきでしょう。


岩盤規制に穴を開けるドリルとは恫喝と忖度のことでした。_c0243877_1058315.jpg


前川さんが「極めて薄弱な根拠の下で規制緩和が行われた」と言っていることですが、総理は自分のドリルで突き崩せない岩盤規制はないと言っていたのは、こういうことだったのですね。
つまり、人事権をちらつかせた恫喝、忖度で黒を白にさせるという強権的手法が総理の言うドリルだったのです。
その手法で、小沢一郎さんが言っておられた、開けてはいけないものにまでどんどん穴をあけていったのです。
この現代においてこういうことが罷り通っていることが信じられますか。
まさに、金正恩です。

文書にある「総理のご意向」の「ご」に、わたしは違和感を覚えたのですが、これは慣例ですか。
もし、特別なのなら、みんなが忖度して総理をハダカの王さまにしていったことが、この「ご」に表れているように思います。
どんな証拠がでてこようと、前川さんを国会に呼ぼうと、総理は辞める気はなさそうですしどうなるのでしょう。
もう、司直の手が入ってもよさそうなものなのに、、


岩盤規制に穴を開けるドリルとは恫喝と忖度のことでした。_c0243877_11103962.jpg











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by michi-no-yuri | 2017-05-26 11:04 | Comments(1)
Commented by 中島健 at 2017-07-18 07:18 x
ブログは持っていませんので、とりあえず、FB。

暫く読ませてくださいね。
FBに引用(転載)させてもらっても良いですか?

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