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谷間の百合

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十七日 その一  森友は終わらない。

きのう籠池さんが公表した財務省の文書(書簡)には驚きました。
最初の一行が、森友の元弁護士や建設業者への労いと感謝の文言だったからです。
しかし、財務省が瑞穂の国小学院の設立を熱望するとは思えず、ここに、大きな忖度というか上からの指示があったことは明白ではないでしょうか。
総理が、最初の国会答弁で、興奮して否定したのがそもそもおかしいのであって、あれでは自ら関与を認めたに等しい。

籠池さんは神輿に担がれたようなもので、担ぐには軽いのがいいということで、軽いというより、その並外れた情熱が利用されたということかもしれません。
だから、不正にタッチしていなかったのは事実だろうと思います。
一途に学校の完成を願って走り回り、寄付を募っていたのだと思います。
「神風が吹いた」という説明では言葉を濁しましたが、内心では、自分が走り回って神風を吹かせたと自負するところもあったのではないでしょうか。
自分が駆けずり回り昭恵夫人と頻繁に連絡をとることで総理や国が動いたという感触は当然もっていたでしょうから。


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総理は森友つぶしに躍起になっていますが、それが功を奏することはなく、反対にじわじわとボディブローが効いてきているようです。
北のミサイルには国民は不感症になっていますし、焦って改憲で期限を切ったことにも党内から反発が出ています。
そういうなかで、総理は一つだけいいことをしました。
籠池さんの記者会見にぶっつけることが目的だったとしても、南スーダンからの自衛隊撤退を決断したことはほんとに嬉しいことでした。
後すこしで全員帰国しますが、ぜひ無事に帰ってきてください。

籠池さんにインタビューした人が、籠池さんの口から総理を批判する言葉がでなかったのは、まだ総理を尊敬しているからだろうかと言っていましたが違うでしょう?
手のひらを返すような人に、手のひらを返したくないないだけだと思いますよ。
普通そんな人倫に悖るようなことは恥ずかしくてできないのです。
羞恥心やプライドの問題だと思います。


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by michi-no-yuri | 2017-05-17 10:53 | Comments(0)
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