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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

なぜ警官の暴力は不問に付されているのか。

オーバーブッキングで乗客が引きずり出された事件は、航空会社が謝罪し弁償することで決着をみるような問題でしょうか。
わたしは、いまだに何であんなことが起きたのか、許されてしまうのかが信じられないでいます。
航空会社の対応の責任が問われるのは当然ですが、なぜ空港警察の暴力は不問に付されたままになっているのでしょうか。
罪を犯したわけでもない人間にあのような暴力を揮った警察にたいして、わたしは底知れぬ恐ろしさを感じます。
このことが、これから起きるかもしれない禍々しいことの先触れだったのではないかと不安にかられたのは、外でもない、共謀罪のことが脳裏を過ったからです。
共謀罪が施行されたら、あのような状況をあちこちで目にするようになるのではないでしょうか。
待ち合わせをしたり、道に迷ったり、探しものをするだけで挙動不審だとみられて任意同行を求められるようになるかもしれません。
任意とは言いながら同行を拒否したら、それだけで余計怪しまれてしまうようです。
共謀罪に賛成する人々は、狙われるのは左翼や政治活動をしている人間くらいだろうと思っているかもしれませんがトンデモナイ。
高い確率で一般人もターゲットになるのです。
警察はなんでもありです。


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菅野完さんが次のようなツイートをしていました。

「治安維持法の恐ろしいところは、戦争末期になると、『戦争推進論者』も逮捕され投獄されたり弾圧されたりしたことだと思う。
つまり、『国家の方針に少しでも邪魔になるもの』は、思想や立場関係なくドライかつデジットに弾圧するようになる。
あの谷口雅春でさえ、弾圧されたんだぞw」


「国家の方針の邪魔になるもの」の判断は、内閣情報調査室と言われているところで行うのかもしれませんが、その意を受けた警察は見境なく何でもやるでしょう。
谷口雅春(生長の家の祖)も逮捕されたということですが、大本教も徹底的に弾圧されて壊滅状態になりました。
創価学会も創設者たちは逮捕されています。
創価学会が政権与党にぴったりくっついているのは、その不安があるからかもしれません。
先日、「北朝鮮の核攻撃に備えよ」という幸福の科学の檄文のチラシが入っていましたが、最近自民党への傾斜というより一体感さえアピールしているように見える教団ですが、やはり弾圧を恐れてのことなのでしょうか。
国家神道以外は「国家の方針の邪魔になるもの」になる恐れは十二分にありますから。


なぜ警官の暴力は不問に付されているのか。_c0243877_10485066.jpg











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by michi-no-yuri | 2017-05-02 10:51 | Comments(0)
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