まさかと思っていたのですが、そのまさかでした。
昭恵夫人が夫に同行したことです。
タラップの上ではにこやかに元気に手を振っていました。
それを見ていてふっと脳裏に浮かんだのが、
「この世をばわが世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば」
のうたをでしたが、それは権勢のことではなく、昭恵さんの顔からの印象でした。
やったことの内容から言えば、昭恵さんのほうが重いと思うのですが、今村大臣はあんなに頬がこけてしまったのに、昭恵さんの顔は望月のようにまんまるで輝いていたからです。
凄いなというか、やっぱり別種の人間なのかもしれません。
わたしなら、きっと死んでる、、
海外出張には夫人が行きたいと言えば行けるのでしょうか。
それとも、夫の総理が連れて行くと言うだけでできることなのでしょうか。
荻生田さんは危機管理はバッチリだと言っていましたが、そこに国益や国民感情が入っているとは思えません。
国民不在の危機管理って、、、
世界的にスァーストレディが夫に同行することは、公式な行事とか招待は別としてほとんど見なくなりました。
昭恵さんが同行する理由が分かりません。
わたしは、最初、昭恵さんが籠池淳子さんに送った「もう遅い」「祈っています」とのメールを知って、昭恵さんは困惑、混乱の極にあって苦しんでいるのだなと思い同情しました。
だから、昭恵さんを水に落ちた犬だと思って証人喚問もすることはないと思っていました。
しかし、甘かったようです。
わたしは、昭恵さんは夫や義母へ身の潔白を証明するために嘘をつくしかなかったのではないかと想像しました。
夫と義母さえ納得させれば、(騙し通せば)他人や国民のことなんかどうでもよかったのではないかと想像しました。
総理の「しつこい人」発言は昭恵さん経由ではないかと。
つまり、名誉校長を引き受けたのも、籠池さんが余りにもしつこくて断りきれなかったということにしたのではないかと想像しました。
あくまで想像です。
昭恵さんは、このままで済むと思っているのでしょうか。
たとえ、森友が終わったとしても、あなたの中では終わらないと思うですが、そうでもないのでしょうか。
やっぱり、わたしたちとは違う人間なのでしょうか。
さくらが散って田植えが終わるまでの、目に青葉、山ホトトギスのこの季節がいちばんいいですね。
カツオはありませんが、ホトトギスの声はよく身近でします。
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