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谷間の百合

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盛者必衰の理。

百条委員会設置が決まったようですが、官邸はこれで森友学園の問題を隅に追いやろうと考えているかもしれません。
ここは、石原慎太郎に国民への罪亡ぼしに一肌脱いでもらいたい。
要するに、本人も考えているのかもしれませんが、1.2ヵ月入院してほしい。

毎日、自宅で車に乗り込むところをカメラにとらえられていますが、車の中での表情には追いつめられた人間の焦りと寄る辺なさと絶望の色が漂い、ついこないだまで権勢を誇っていた人間の零落を目の当たりにしてわたしは無常感を覚えずにはいられませんでした。
もう、だれも手を差し伸べてくれる者もいないのか、自ら橋下徹に電話して相談したと、橋下が番組でばらしていたそうです。
友人関係にある亀井静香さんではなく、橋下に電話したというのは、やはり、ワルはワルに頼るということなのでしょう。
逃げているように思われているのが悔しいと言ったそうですが、その通りではありませんか。
いまだって、どうして逃げようかと思っているくせに。
もしかしたら、橋下に相談したということは、かれが小池都知事と近しい関係にあることから暗に命乞いをしたのかもしれません。
しかし、いま人気の絶頂にある小池都知事にしたって、いつどうなるか分かりません。
禍福は糾える縄のごとしだからです。
党を出て、小池さん側についた自民党の都議会議員がいますが、安倍総理と小池知事が同じ穴のムジナだということがどうして分からないのでしょうね。

猪瀬さんは百条委員会の設置と同時に辞任しましたが、都議会ではカメラの前で鞄に5千万円が入るかどうかの実演までさせたのはやり過ぎではなかったでしょうか。
舛添さんのときは、飲食費から支那服の購入まで追求されましたが、知事に対して節度も温情もない冷酷な追及にわたしは目を背けました。
かれらは世論が味方に付いていると思って自らのアリバイ作りのためにあのような非情なやりか方をしたのです。

わたしは、石原、猪瀬、舛添という人たちは大嫌いでした。
しかし、好き嫌いの問題ではありません。
どんな人にも、どんなときにも、「惻隠の情」と節度を忘れないでほしいのです。
それを失った社会が、ファシズム国家であり全体主義社会だからです。


盛者必衰の理。_c0243877_11492028.jpg











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by michi-no-yuri | 2017-02-22 11:55 | Comments(0)
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