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谷間の百合

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二十日 その二  プーチン大統領と交渉するのは百年早い。

共同記者会見で、プーチン大統領が話すの横で見ていた総理は気持ちが悪くなるほど酷い顔でした。
総理は、自分の横に立っている人間がどれほど偉大で、どれほど恐ろしいほど凄い人間なのかがまったく分かっていません。
プーチンを見る総理の顔にリスペクトはありませんでした。
そもそも、総理には人間の偉さが分かりません。
「下僕の目に英雄なし」なのです。
総理が自分の回りに、ならず者ややくざ者のような人間ばかり配するのは、類は友を呼ぶからです。

プーチン大統領は100年どころか1000年に一人の人間です。
世界の悪と独りで戦っている人間です。
そういう人間がアメリカのポチのような総理と交渉しなければならないのは屈辱以外の何ものでもないのでしょうが、柔道の精神からきているのか、プーチン大統領はオバマ大統領のように嫌悪や侮蔑をほとんど表情に出すことはありませんでした。


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きょうの新聞に、極右雑誌「Hanada」の広告が載っていました。
気分が悪くなったのは、総理が、プーチン、トランプ、習近平と互角の「希代の戦略家」だとの見出しを見たからです。
希代の暗愚政治家として、その名が歴史に刻まれるだろうと思っているわたしには悪寒が走るほどの不快感です。
総理が暗愚だけならまだしも周りすべてが暗愚で、だれ一人諌める者とていません。
総理が暗愚のおかげでいい思いをしているからでしょう。
また、プーチンが組むのは、「バカ正直なほどの誠実さに溢れた安倍しかいないはず」と対談で語っている人間もいますが、バカは当たっていますが、総理は正直も誠実も生まれながらに持ち合わせない不幸な人間なのです。

オスプレイが6日目に飛行を開始しました。
プーチンを歓待した上に所期の目的が果たせなかった手前、総理は今まで以上にアメリカのご機嫌をとることになるでしょう。
やはり、年明け、総理はオーストラリア、インドネシア、フィリピン、ベトナムを歴訪します。
まだ対中包囲網作りに余念がありません。
ご主人から、「敵は中国」と教え込まれ、叩き込まれた犬はもうそれしか頭にありません。
その洗脳が解けるには、ご主人に捨てられるときを待つしかないのでしょうか。


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by michi-no-yuri | 2016-12-20 11:40 | Comments(0)
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