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谷間の百合

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十七日 その二  日米同盟がすべての災いの因でした。

国民へのダメージを最小限に食い止めようと、きのう、総理は各テレビ局に出演して弁明に努めていましたが、前日から緊張が続いて疲労がたまっていたのではないかと思われるのに、なんとタフなことかと驚かされます。
一つ嘘を付けば、その嘘を正当化するために嘘を付き続けなければならないという病的な性格がタフの原動力なのかもしれません。

日露関係の強化は、領土問題だけではなく、膨張する中国を牽制することにあると産経が書いていますが、さすがよく分かっています。
また、ある御用ジャーナリストも同じようなことを言っていましたが、かれらは決してアメリカのことは言わないのですね。

プーチン大統領の訪日に合わせるかのように、EUはロシアへの経済制裁の延長を決め、アメリカはロシアがトランプを勝たせるためにサイバー攻撃を仕掛け、その主犯はプーチンだと断定して非難しました。
証拠があろうがなかろうが言ったもん勝ちなのです。
アメリカは発狂したようです。
オスプレイの墜落の件での、ニコルソン在日米海兵隊司令官のヒステリックな対応にもそれが表れていました。
いよいよアメリカは余裕がなくなりました。
これからどうなるのかいやが上にも危機感がつのります。


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考えてみると、すべての原因が日米同盟と安保条約に行きつきます。
1969年まで、日本政府には米軍を撤退させる計画があったそうですが、その年を境に計画も意思も消滅していったのには、なにか大きな転機があったようです。
それ以降、米軍はすっかり日本に腰を据え、政府も米軍を頼みとしました。
オバマ大統領が海兵隊のグァムへの移転を表明すると、政府、外務省は色を失い、アメリカの袖に縋って出て行かないでと懇願したのです。
もう、いまではアメリカなしの日本が考えられなくなりました。
しかし、北方領土も南沙の問題も、その原因は在日米軍基地にあります。
アジアの平和と安定は米軍基地のおかげだとさんざん聞かされてきたのはウソでした。
すべての未解決問題の原因はそこにありました。
プーチン大統領の苛立ちもそこにありました。
中國とは、国交回復以来友好的な関係ができていたのです。
それを快く思わないアメリカが、中国脅威論で日本を洗脳したのです。
同盟の解消など、とても日本自身にできることではありませんが、これから起きるであろう世界の政治のダイナミズムの中で、アメリカが日本を去るようなときには、同時に日本もなくなっているのかもしれません。


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by michi-no-yuri | 2016-12-17 11:37 | Comments(0)
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