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谷間の百合

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時代の方が間違っているのです。

先日、憲法審査会が開かれましたが、森英介が会長でいることが、改憲が「悪党と愚か者」によって為されようとしていることを象徴していませんか。
かれらの主張は「押し付けられた」と「時代にそぐわなくなった」という2点ですが、「押し付け」については、天皇が日本人が主体であり、それに知日派の米国人が協力してくれたと言っておられます。
天皇も人間ですからたとえ過ちをおかされることがあっても、真実を歪曲したり嘘をつかれることはありません。
知識の浅いわたしでも、民間から募集した憲法草案が参考にされたことくらいは知っています。
(北一輝の『日本改造法案大綱』の思想のほとんどが盛り込まれていると聞いたこともあります。)
戦争放棄の条項も幣原喜重郎の発案だったことも分かりました。
また、8日間でつくられたというのは、どこを起点にした8日間なのでしょうか。
8日間でつくれるわけがありません。
改憲派が時代にそぐわなくなったと言っているのは戦争放棄の条項です。
それほど戦前回帰して戦争がしたいのです。
そのための中国脅威論です。
そのためには、必然的に、憲法の三大原則の主権在民、平和主義、基本的人権が障害になるのです。
しかし、人類の理念を掲げた憲法の精神が時代の制約を受けるようなことはぜったいにあってはならないことです。
言うまでもなく時代が間違っているのです。
改憲を言うのなら、余裕を持った時間の中で、現行憲法がそうであったように民間から広く草案を募ってほしいと思います。
その前に、改憲ではなく現行憲法の賛否を問うべきではありませんか。


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国民は、いかに安倍政権の戦前回帰や歴史修正主義が世界から危険視されているかを知るべきです。
世界はそれを許しません。
総理は自分の野心と言うか、趣味程度の信念で国民を地獄への道ずれにしようとしているのです。

以下は、「五日市憲法草案」について皇后陛下述べられたお言葉です。

「五月の憲法記念日をはさみ,今年は憲法をめぐり,例年に増して盛んな論議が取り交わされていたように感じます。主に新聞紙上でこうした論議に触れながら,かつて,あきる野市の五日市を訪れた時,郷土館で見せて頂いた「五日市憲法草案」のことをしきりに思い出しておりました。明治憲法の公布(明治二十二年)に先立ち,地域の小学校の教員,地主や農民が,寄り合い,討議を重ねて書き上げた民間の憲法草案で,基本的人権の尊重や教育の自由の保障及び教育を受ける義務,法の下の平等,更に言論の自由,信教の自由など,二〇四条が書かれており,地方自治権等についても記されています。当時これに類する民間の憲法草案が,日本各地の少なくとも40数か所で作られていたと聞きましたが,近代日本の黎明期に生きた人々の,政治参加への強い意欲や,自国の未来にかけた熱い願いに触れ,深い感銘を覚えたことでした。長い鎖国を経た19世紀末の日本で,市井の人々の間に既に育っていた民権意識を記録するものとして,世界でも珍しい文化遺産ではないかと思います。」


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by michi-no-yuri | 2016-11-30 11:36 | Comments(0)
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