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谷間の百合

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二十五日 その一  プーチン大統領に見限られた安倍総理。

プーチン大統領の訪日が迫ってきました。
わたしは、会見が山口になったと聞いたときに、おそらくアメリカに気を遣ったのだろうと書いたのですが、やはりというか、なんとプーチンも同じことを考えていたようです。
(袴田茂樹の「正論」への寄稿文より)
プーチン大統領が9月6日の記者会見で、ロシアの記者から出た「なぜ、東京でも伊勢志摩でもなく山口なのか」という質問に、「詮索したくないが、日本は米国追随だからだ」と答えていました。
それに、日程に東京が加わったことの経緯は分かりませんが、プーチンがわざわざ「天皇との会見は不要」と伝えてきたそうです。
しかし、わたしは天皇に会ってほしい。
ロシアの大統領が天皇と会見するのは、ニコライ2世以来の歴史的な出来事になります。
(明治天皇と会ったのは、会見ではなく、大津事件で負傷したニコライ2世を見舞うというものでしたが)
そうなれば、長きに亘って両国の間を阻んできた永久凍土のような関係にも春が訪れるかもしれないのです。
しかし、天皇との会見は不要と言ったのは、総理の負担を考えてのことかもしれませんが、もしかしたら、天皇に会ってしまったら、せめて2島返還くらいはしないといけなくなるかもという懸念があったのかもしれません。
それは困るということでしょうか。
プーチン大統領はもう安倍総理を見限っています。
それが、エイペック会場ではっきり態度に出ていました。
アメリカとの対話がみえてきたからには、もう直接日本と話し合うこともないということかもしれません。
日本がこれから一国主義になっていくことも、プーチンは見通していることでしょう。


二十五日 その一  プーチン大統領に見限られた安倍総理。_c0243877_10351542.jpg











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by michi-no-yuri | 2016-11-25 10:39 | Comments(0)
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