ブログトップ

谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

四日 その二  「中国脅威論」のトリック。

きょうの産経に、田中秀臣という人の書いた「暴言王の『鳩山化』が招く日本のリスク」という記事がありました。
鳩山内閣の「対米従属からの脱却」というイデオロギー的な姿勢が、米国との関係悪化を招き、その間隙を縫って中国が尖閣への侵犯を加速させたと書いているのですが、まったくの事実誤認であるばかりか、対米従属からの脱却がイデオロギーによるプロパガンダであるかのような認識に至っては言うべき言葉もありません。

尖閣に火を付けたのは日本です。
石原慎太郎です。
外務省の官僚だけではないでしょうが、政治家や官僚の頭には、日米同盟が毀損されたらすぐにも中国が攻めてくるような強迫観念に憑りつかれているのだそうです。
よほど、アメリカに洗脳されたのでしょう。
そんなに恐怖なら、なんとか良好な関係を築くことに心血を注げばいいものを、洗脳状態にある人間にはそこまで頭が回ることはないのです。
ほんとうに、いまの政治家や官僚を一掃しないことには日本の未来が無いようです。
なぜ、そんなに中國が怖いのかということですが、アメリカの洗脳以外の理由として考えられるのが、中国で散々暴虐の限りを尽くしてきたことによる報復を恐れる心理が深層にあるからではないでしょうか。(南京大虐殺を否定するのも)
「それが戦争というものだ」と言って片付けることができないほどの悪を行ってきたからではありませんか。


c0243877_11151125.jpg


鄧小平以来、日中間は実に友好的な関係にあったのです。
友好姉妹都市がたくさん生まれていたではありませんか。
それを一変させたのが石原慎太郎の尖閣買い上げ発言と野田元総理による尖閣国有化宣言だったのです。
なぜ、それを故意に隠すのですか。
ほんとうに戦争になったら、確実に日本が負けるのです。
中國が核保有大国であるという以前に、アメリカを頼りにしていること自体が国防を弱体化させているからです。

しかし、アメリカはほんとうに戦争を想定しているのでしょうか。
日本に「中国コワイ」と思わせておくだけで、十分国益に叶っているのではないでしょうか。
安倍総理にしたって、憲法を改正するためには「中国脅威論」が絶対の必要条件でしょうし。
そんなこととも知らずに「中国コワイ」と思い込まされている国民は悲しいまでに愚かと言うしかありません。


c0243877_11152996.jpg










×
[PR]
by michi-no-yuri | 2016-11-04 11:18 | Comments(0)
<< 不思議の国「ニッポン」 四日 その一  奴隷への道を粛々と。 >>