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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

何のために生きているのでしょうか。

今回の「水瓶座時代」の記事は、「結婚して共稼ぎなら結婚した意味がない、何のために生きているのか分からない。」と言った息子と同じ疑問について書かれていました。

この辺からも大阪などへ通勤するサラリーマンが多く、6時半ころに出かけて、帰ってくるのは8時くらいという人がほとんどのようです。
妻も正規で働いていたら、マドモアゼル.愛さまが言われるように、家は一日の半分が空き家状態なのです。
高いローンを組んで、そういう状態の家を保持するために毎日毎日働くのです。
奴隷と変わらないのですが、唯一の違いは家を所有しているということでしょうか。
しかし、その家が足枷になっているのですからやはり奴隷です。
帰宅して夕飯を食べ、お風呂につかり、明日も早いのだからとそそくさと就寝するというような生活によく耐えられるものだと思いますが、習性になれば苦にならないのでしょう。
高いローンをくんで家を持つのは、社会的な基盤をつくるためなのでしょうか。
問題はリタイアしたときです。
それまで生活というものをしてきていないので、何をすればいいのか分からず、そのことが夫婦間のストレスになり、認知症の一因になるのではないかと思わざるを得ません。
よく、家にいて退屈しませんかと訊かれます。
家にいることは退屈なことなのですか。
人には感性がありこころがあり精神があるのです。
何を退屈することがありましょうや。


わたしのつくった庭。
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おとつい、テレビで、そこしか見ていないのですが、なんでも、日本在住の外国人が祖国の肉親に日本のお土産を持って里帰りするという企画のようでした。
わたしが見たのはウクライナ出身の女性が、ウクライナの田舎で一人暮らしをする母親に電動三輪自転車をお土産にするというものでした。
毎日の買い物に歩いて往復3時間を要するということで、なかでも700メートル続く胸突き八丁の坂が住民の苦のタネになっていたのです。
自転車はあるようでしたが高嶺の花なのでしょう。
バイクはもちろんですが手押し車がないのが不思議でした。
電動自転車のおかげで3時間が半分の一時間半になりました。
車なら往復30分くらいでしょう。

ウクライナの母の家には広い畑がありました。
年金だけでは食べていけず、畑からの収穫で生活できているようでした。
日本は、車で3時間のところを30分になる生活をしているのですが、その節約できた時間を何に使っているでしょう。
ウクライナの人なら、きっと節約できた時間で、畑をより充実させたり、ミシンをかけたり読書をしたり近所の人たちとおしゃべりするのではないでしょうか。

ウクライナの田舎には文明の利器はありませんでしたが、日本人が失ってしまった「生活」がありました。
日本はなんと貧しい国だろうと思いました。


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by michi-no-yuri | 2016-10-01 12:22 | Comments(0)
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