映像で見る北海道の台風の爪痕(まさにこの表現通り)の惨状をもうマスコミは報道しません。
築地移転の話がほとんどです。
北海道の知事や現地の自治体からもメッセージが発せられません。
どうなっているのでしょうか。
政府は早急に現地に対策本部を設置すべきでしょう。
いつも思うのは、なぜフクシマに復興庁の出先機関がないのかということです。
遠隔の東京にいてなにが分かるというのですか。
常時その中や傍にいないと分からないことがたくさんあるのです。
総理は貧困対策として、ミャンマーに1250億円を初め、ベトナムに228億、フィリピンに164億円を支援すると言いました。
国内の貧困は放置で、中國と張り合うことしか念頭にありません。
わたしは、そのうち立場が逆転して、日本は中國やそれらの国々から支援を受けるようなことになるかもしれないなと思いました。
いつもでも、いいことや悪いことが続くことはないからです。
かりに、総理のしていることを夫に置き換えて考えた場合、わたしはきっとお金の回収に行くでしょう。
夫は外へ出ると気が大きくなる病気なので、どうかなかったことにしてくださいとお願いするでしょう。
そこまでして夫に恥をかかせないと止まないのです。
病気だから。
普段は従順でw口答えもできないわたしですが、そういうときは豹変します。
きのう、熊本市で陸上自衛隊西部方面隊の記念行事の「観閲行進」が行われました。
西部方面隊は九州や沖縄の災害派遣活動を担っているそうですが、出動するのはあくまで緊急事態に限られているようで、被災地の後片づけはしないようです。
あの、膨大な瓦礫の処理は個人でしなければならないということでしょうか。
むかしなら、隣組なんかがあって、住民が協力して事に当たったのでしょうが、いまはそういう組織もなく、またそういう組織ができることにも不安があります。
2万7千人の市民、県民が沿道でパレードを見たということですが、
こうして生活の苦しさを忘れて、戦車や装甲車や戦闘機に魅せられ頼もしく思うようにさせられていくのかなと思いました。
総理の狙いはそこにあると思います。
そして「欲しがりません、勝までは」となっていくのでしょうか。
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