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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

言葉(哲学)のない日本の政治家。

障害者施設での大量殺傷事件に対して、アメリカ政府は「嫌悪感を覚える」とコメントし、プーチン大統領は総理宛の弔電に「その残忍さに動揺した」と書いていました。
ところが、日本政府や政治家から、そのようなコメントは聞こえてきません。
嫌悪感も覚えず、残忍さに動揺もしなかったのでしょうか。
それとも、犯人にシンパシーでも感じたのでしょうか。
それとも、追及すれば安倍政権の責任に行き付くことを薄々感じて、口を噤んでいるのでしょうか。
総理は「原因究明に全力を挙げる」と言いましたが、できるわけありません。
海外のテロでは、卑劣な行為を断じて許せないとコメントするのが通例のようになっているのに、それがなぜか言えなかったようです。
犯人が手紙の中に二度「安倍晋三様」と書いていることからも分かるように、総理を頼みとし、総理なら分かってくれるという思いこみから凶行に及んだと考えられなくもないのです。
いくら鈍感な総理でも自分が生んだモンスターかもしれないと感じたのではないでしょうか。
麻生さんなんか、内心ニヤリとしたかもしれません。

菅官房長官は聞かれてもいないのに、ISとは関連がないようだと言ったのですが、これから日本で起きるテロはISだという印象操作(すりこみ)なのでしょう。


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気になるのは、テレビが犯人の手紙を大きく映し出して解説していることです。
まるで、ナチスの優生思想を喧伝しているみたいです。
手紙に書かれていた言葉の数々は、とくに若ものの脳を直撃するでしょう。
もしかしたら、それが狙いなのかも?

「雨ニモマケズ」の中に、「ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ」(よく見聞きし分かり、そして忘れず)というフレーズがありますが、人間が人間であるということは、よく見聞きして分かることにあるのではないでしょうか。
「そして忘れず」とは反省することの大切さを言っているのだと思います。

見聞きして分かろうとしないから、言葉が貧しいのは当然です。
だから、とくに政治家に言葉=哲学がないのです。
根本は「愛」の問題だと思います。

(ところで、プーチン大統領の今年中の訪日は大丈夫なのでしょうか。)


言葉(哲学)のない日本の政治家。_c0243877_11153381.jpg










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by michi-no-yuri | 2016-07-27 11:23 | Comments(0)
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