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谷間の百合

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二十二日 その一  軽蔑されていることが分からない日本人。

先週の「ブラタモリ」の横須賀港探訪を見たあと、さっそく米海軍基地の場所と広さを確かめようと地図を調べたのですが、海軍基地と表記があるだけで「米」の文字はありませんでした。
それも軍事機密だったのでしょうか。
その用地の広さは想像を超えるものがあるようです。
タモリさんが、テレビでは省略されたが、中に入るためのチェックはかなり厳しかったようなことを言っていましたが、日本の中にはこういう「日本人立ち入るべからず」の場所がたくさんあるという現実に国民は不感症になっています。
矢部宏治さんの「日本はなぜ『基地』と『原発』を止められないか」を読むと、止められないという以前に日本政府に止める意思がまったくないことがよく分かります。
地位協定だって、アメリカに言われるままだったのでしょう。
こういう記述があります。

「強い国の言うことは何でも聞く。相手が自国では絶対にできないようなことでも原理原則なく受け入れる。その一方、自分たちが本来保護すべき国民の人権は守らない。そういう人間を一番嫌うのが、実はアメリカ人という人たちなのです。
だから、心のなかでは、そうした日本側の態度を非常に軽蔑している。」



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或るアメリカ人が日本の政治家、官僚を「インテグリティがない」と評したそうですが、それは人格の完全否定になるそうです。
インテグリティがある人とは、倫理的な原理原則を持っている人、ウソをつかない人、ポジショントークをしない人ということで、人格的に最高の評価になるそうです。

ふと、戦前、上海の外国人居留地(租界)の公園にあった、「中国人と犬立ち入るべからず」と書かれた立札のことを思い出しました。
さすがに、いまどきそんなことを言う人はいませんが、アメリカの日本に対する見方はそんなところではないでしょうか。
日本の土地を好き放題使っても日本から抗議も文句もでてこないのですから。
考えてみれば、政治家や官僚を売国奴だと言う前に、国民の無関心、不感症があります。
お金を追い求め、いまさえ楽しければで生きてきて、日本の中に治外法権のような場所があることなどどうでもいいのでしょう。

どうか、沖縄だけでも独立してください。
そのために、翁長という稀有な政治家が天の配剤であるかのように出現したのだと思いますから。


畝傍山(電車から)
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by michi-no-yuri | 2016-06-22 11:17 | Comments(0)
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