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谷間の百合

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二十七日 その一 政府は戦争のトリガーを求めている!

総理が経済について教えを乞うた二人のノーベル賞受賞者の内の一人クルーグマン氏が禁を破ってオフレコの内容をネットに公開しましたが、わたしは、おそらく日本国民への警告の意味があったのではないかと思いました。
レクチャー後の質疑の場で、麻生副総理がトンデモナイ発言をしていました。
アメリカが大恐慌以来どん底にあった経済をどのように乗り切ったかという話でかれはこう言ったのです。

「米国の難問を解決したものは何だったか? 戦争です!
第二次世界大戦が米国にとっての解決になりました。
私たちはトリガーを求めている。それが最大の関心事です。」

凄い発言です。
この人,ほんとうにどうかしている!!
自分が狂っていることが分からないのです。
原発を再稼働するのも、株価を操作するのも、消費税を上げるのも、すべて、トリガーのための仕掛けなのだと思って間違いないでしょう。


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そう言えば、統合幕僚長が頻繁に官邸を訪れ総理と面会しているということです。
もう、めちゃくちゃです。
どうせ、改憲するのだからどうでもいいと思っているのでしょうか。
また、榊原経団連会長も、消費税は計画通り上げるべきだと言いました。
政治と経済は徹底的に手をつないで日本を立て直さなければならないとも言っていますが、この発言の意味は、日本に巨大な軍産複合体をつくり、それに政治を従わそうということだと思います。

消費税を上げれば消費が冷え込んで経済界が困るのではないかと、普通ならそう思いますが、かれらはそうは思わないのです。
麻生さんが言ったように、経済がいくら悪くなっても戦争で一挙に解決できると思っているのです。
つくづくと恐ろしい政権です。

集団的自衛権で自衛隊も外へ出ていくことになって、ネトウヨもさすがに戸締り論が言えなくなったのか、今度は妻や恋人がレイプされてもいいのかと脅しをかけています。
そういう悲劇も戦争が引き起こすものだということも分からないようです。
日本を守るというのなら、備えは備えとして、なぜ周辺の国と良好な関係を築く努力をしないのですか。
つまりは戦争がしたいからです。
断言してもいい。


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by michi-no-yuri | 2016-04-27 09:45 | Comments(0)
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